活字中毒に陥る時が定期的にやって来る。ちょっとした現実逃避法に使えるのはやっぱり『活字』だったりする。

 その時読んでいたり、読み終わった作品を順にご紹介。とは言ってもネタバレしない程度に。

 ちょっとでも気になったら読んでみて頂けたなら幸いです。

作者
タイトル
小野不由美
月の影 影の海(上、下)

十二国シリーズの第1作目です。

異世界の十二の国の物語りなのですが、NHKのBSでアニメ化と言う事で。

この第1作目は、上下巻一気に読む事をお勧めします。

と、言うのも、上巻では主人公がどん底まで落ちるだけ落ちてて、何一つ救いがなくて、

読んでいて辛くなって来ます。かと言って下巻で救われるかと言うとそうでもない様な。。。

でも、「ちょっといい」くらいにはなるのかな。。。

何はともあれ、生きるって辛いな〜。でも生きてこそっ

と思う様なお話です。いちおうファンタジー。重いけど。

詳細:講談社X文庫 ホワイトハート 定価 各500円 

上:ISBN4-06-255071-7 下:ISBN4-06-255072-5

作者
タイトル
井上直久
迷路の街で聞いた話

ジブリの映画「耳をすませば」の中で使われたのが井上氏の作品です。

もうこの方の作品は全部紹介したいくらいに、大好きです。

この本はいつもの画集と違って、文庫版の「画文集」になっているので、始めて見る方にお勧めです。

すべての作品に共通して、色彩の美しさと奥行きのある世界に吸い込まれそう。。。

詳細:講談社+α文庫 定価 900円 ISBN4-06-256595-1

作者
タイトル
ジョー・シュワルツ
シュワルツ博士の「化学はこんなに面 白い」

食べ物など「天然」や「自然」と言う単語が書いてあると、ついつい同じ物でもそっちを選んでしまう。

でも、世の中の物質はすべて「化学物質」なんだとか。化学物質の全くない世界は、真空にでもしない限り

ありえないそうです。その他、髪の毛って毛根以外はもう死んでいるなんて事を知ってました?

だから、いくら高いシャンプーを使った所で、効果 は食器洗い用の中性洗剤と変わらないそうです。

そんなこんなで、目からウロコがボロボロと落ちるような話満載です。

化学って、ものすごく苦手な分野だったけれど、身近な事で説明してくれているので分かりやすくて、

興味も湧いて来ます。高校の時、もっと化学の勉強してたらなぁ〜

詳細:主婦の友社 定価 1880円 ISBN4-07-230467-0

作者
タイトル
恩田陸
六番目の小夜子

最初は表紙買い。ミステリーです。

学校が舞台ですが、どうも私は学校と言うだけて怖い。。。

ある学校に伝わるゲーム(?)を、学園祭で実行するのだけれど、それにまつわるミステリーが。。。

と、上手く説明できないけれど、情景の恐怖と言うよりも正体の知れないモノへの恐怖を感じて、

読んでいて怖くて、思わず結末の章を先に読んでしまってから戻って読むと言う、反則に出てしまいました。

続きを読みたいと言うよりも、早く読んでしまわないといつまでもその恐怖がつきまとう様な気にさせられて、

多分、その時点で作者の罠にハマッてしまってる。

詳細:新潮社 定価 1400円 ISBN4-10-397102-9

作者
タイトル
藤木凛
CROOK

幻冬舎文庫から、約月1冊ペースで出版されていて、最新刊は5巻。(4/24現在)

私は、今までこの方の作品は「朱雀十五シリーズ」だの「鬼一法眼シリーズ」だの、陰陽師ものしか読んだこと

がなかったもので(「イツロベ」などもありますが、読んでない。。。)

このシリーズは舞台が現代で、テーマがちょっと複雑。

児童虐待がベース(なのかな?)で、SMありの、魔術ありの、化け物あり。。。

こう書くと、わけのわからない物語みたいですが、私も最初の2巻くらいはあまり楽しめない感じで、

どうしようと思ってたけれど、読み進むうちに、今では次が出るのを楽しみにしてます。

※本日(4/28)読了したら、最終巻でした。。。毎月の楽しみが1つ終了。

詳細:幻冬舎文庫 定価 457円 ISBN4-344-40170-0
作者
タイトル
高里椎名
銀の檻を溶かして

今まで、このシリーズの2作目は持っていたけれど、なかなか話を掴めず、読まないでいた。

それも、当然。シリーズ物を2作目から読んでも解るわけがない。

と、言う訳で1作目がコレ。

サブタイトルの「薬屋探偵妖綺談」と言うのに惹かれて購入。「妖」とか「探偵」って言葉には弱い。

主要人物(?)の3人が素敵です。

これこそ本当に読み始めたら止まらないっ

詳細:講談社ノベルズ 定価 800円 ISBN4-06-182059-1