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2003.9.18 松山 SALON KITTY |
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・・・札幌ペニーレーンで運を使い果たしたんだわ、きっと。 しかし、心優しい方にチケットを譲っていただけることになり、 その上、広島から松山まで車に同乗させてもらってしまった。 前日の広島が初対面だというのに。 ありがたや〜。 10時すぎに広島を出発。 天気は晴れ。 前日も暑かったが、この日はさらに気温が高い。 ───松山の最高気温は30℃前後だったと記憶している。 夏だよ、夏(苦笑)。 「SAですけど、寄りますか」 「寄りまーす」 外に出ると、じりじりと照りつける太陽にクラクラする。 しまなみ海道を通るのは初めてで、 「ここどこら辺だ?因島って書いてある」 「ポルノグラフティですね」 「あー、そっか。ここかー」 「伯方島・・・の伯方って、伯方の塩の伯方?」 「そうです」 松山に到着したのは3時頃。 3時間くらいで着くらしいんです、本当は。 SAに寄りすぎ(笑)。 あるたびに寄ってもらったので・・・すみません。 ![]() 写真の腕が良くないので 分かりづらいですが すごくいい天気のしまなみ海道 サロンキティはすぐ横に川があり、車の通りが多い道路に面している。 これで、どこに並ぶんだろう と思ったら、裏手の公園に並ばされる。 後ろの人の会話が聞こえてくるのをボーっとしながら待っていると、 あたりは暗くなってくる。 中に入ると、だいたいの説明をしてもらった通り、 後方は3段くらいの階段状の段差があり、 右手アベ側の端も一段高くなっているようだった。 左手コウジくん側には階段がある。
![]() サロンキティ 左手に川がある とりあえず、ドリンクカウンターでビールを注文。 まぁちょっとした出来事があって、ライブ前に気分がどんよりしてしまい、 今考えると、別にそんなにどんよりすることもなかったんだけど。 なんか飲まなきゃやってられないわ、とビールをぐびぐび。 そしてほぼ前方のフロアが埋まり、そのすぐ後ろの段の一番前、 チバ前・・・ややアベ寄りをキープ。 「まだまだ100人くらいのお客様が入ります。立ち止まらず、前に詰めてください」 えー、本当に?! もうほとんど埋まってる状態なのに・・・ キャパ300のサロンキティ。 たぶん、300オーバーだったと思う。 開場6:30、開演7:00 これまでどんなに遅く入場しても、客入れSEを聴く余裕があった。 この日は、まったく記憶にない。 隣にいた人と話をしていたせいもあるけど。 落ち着かずに開演を待つ。 暗転。 鳴り響いたSEは、荒野の1ドル銀貨! 今まで札幌2daysと広島では、ゴッドファーザーのテーマか愛のテーマだったのに。 もう、これだけでテンションがあがる。 左手の階段から4人が下りてきて、ステージへ。 ステージに立ったチバと、一段上にいる私の目線はあまり変わらない。 それくらいステージが低い。 キュウのドラムが一発叩き出され、コウジくんのベースが地を這う。 「ウエスト・キャバレー・ドライブ」 このウエスト・キャバレー・ドライブのほか、 ダニー・ゴー、G.W.D.など、イントロのベースには本当に鳥肌が立つ。 あの音は、コウジくんにしか出せない音だ。 ざらついた歪んだ音が、耳をつんざく。 はっきり言って、音は悪い。 しかし、そんなことはどうでも良くなるくらい 1曲目からバシッと4人の焦点が合っていた。 その瞬間に私の頭はぶっとんでしまった。 でも私より、たぶんチバのほうがぶっとんでいただろう。 あの目。 宙を見据えて、ただひたすら歌い続ける チバの目には何が見えているのだろう。 どんな景色が見えているのだろう。 私にもチバと同じ世界が見えているのだろうか。 と、ふと思ってしまう。 轟音の中、踊りまくる。 「ブラック・タンバリン」で手拍子をしながらステージを見ると、 チバが、下のほうでタンバリンを持った手で小さく手拍子をしている。 しかも律儀に毎回(笑)。 可笑しくて、思わずニヤリとしてしまう。 途中で、曲が終わった瞬間、何かが横切る。 アベの投げたピックが、私のすぐ斜め後ろに落ちた。 アベ、ちょっとズレてるわ、こっちこっち〜。 ───別に私に投げたワケじゃないっての(笑)。 というか、こんな後ろまで飛んでくるなんて、 と驚いたものだが、あとでFACTORYの映像を見て納得。 後ろでもステージからの距離は全然近い。 さすがライブハウス(笑)。 チューニングのあと、またそのまま始めるのかと思いきや、 “ダンス・・・好き?” とチバ。 客が“おぉーっ!”と答えると、 “そう・・・それは良かった” チバ独特の間に、笑ってしまう。 それだけかよっ!と突っ込みたくなる、その言い方はぶっきらぼうだけど、 穏やかで優しく、がなって歌っているところとはすごいギャップだ(笑)。 そして「ピンヘッド・クランベリー・ダンス」へ。 あー、それでダンス好きって言ったのか(笑)。 いつも通り。 「エレクトリック・サーカス」でさえ、いつものテンションのまま演奏される。 唯一「カーテン」だけは、ぼんやりとステージを観ていた。 耳に入ってくる音と、ステージ上の空気を感じながら。 レゲエバージョンではない「リボルバー・ジャンキーズ」 ビミョーに揃ってるんだか揃ってないんだか、な “Hey,ho let’s go”の客の声に、 苦笑するコウジくん。 アベの目は吊り上っている。 チバは早々にギターを手放して、ハンドマイクで歌う。 「CISCO」で突然アベのほうを向いて笑い出す。 ガツンときてる時のチバの姿がそこにあった。 最初のアンコール、チバの手にはタンバリン。 聴こえてきたイントロは「マシュマロ・モンスター」 ユルイかんじなのに、すごくカッコいい。 まったりと踊り、楽しくていい気分になっていた。 “またいつか会えるといいね 悲しげに はしゃいでみせて ドン・クライ マシュマロ・モンスター” ───あ・・・(凹)。 ZEPP札幌で聴いた時は、このフレーズ気にならなかったのに。 しかも、違う場所で観ていたS嬢も ライブ後にまったく同じ感想を言っていて驚いた。 なんなんだろう。 「スモーキン・ビリー」でチバが前のモニターに乗っかって煽る。 最前列にいたO嬢の話によると、バランスが取りづらかったようで グラグラ揺れていたそうだ。 “愛という憎悪” それでもそのたびにモニターの上にあがって、目をひん剥いて煽る。 ほぼチバ前にいた私は、その襲いかかってきそうな迫力にドキッとした。 そうそう、ステージへと行き来していた階段。 どの時だったか、上のたるんでいたコードにおでこをぶつけるチバ。 次に通る時に、スタッフがコードを押さえてあげてた(笑)。 2回目のアンコール「深く潜れ」 これでもかというところまで溜めて溜めて、キュウのドラムが入る。 ダイバーは多くない。 あまりの暑さに、後ろに下がってくる人も少なくなかった。 なんと、冷房は階段横に一台置かれているものだけらしかったのである。 あのよく定食屋とかラーメン屋に置かれているような冷房・・・ありえん(苦笑)。 “Please go home!” 「Baby,please go home」の最後のフレーズをチバが叫ぶ。 アベがチバのほうを見ている。 全員の視線が集まる。 もう1曲やって、と思った。 “もう1曲おまけだ” と言うチバに、ドラムが走り出し、キュウの “ジェニーはどこだーーーっ” いや、もう本当に嬉しかった。 「ジェニー」は何度も聴いてるけど。 もう1曲やって欲しいと思ったら、やってくれたことが。 こんな嬉しいことはないね。 チバダンスに負けまいと踊ってたら、あやうく段から落ちそうになる(バカ・笑)。 特別なことは何も無かった。 「世界の終わり」もやってない。 キュウのダイブもなかったし、アベ神社もなかった。 あまりにも普通すぎて・・・と思った人もいたかもしれない。 でも私は終わったあと、これで終わっても悔いはない、と本気で思った。 この感情が振り切れる感覚は、ミッシェルだけでしか味わえない。 私にとってこの日のライブは、今までと同じ“HEAVEN”だった。
ライブ後居酒屋にてO嬢が最後にスタッフから貰った アベのアンプに置かれてた水 皆でかんぱーい SE〜荒野の1ドル銀貨 ウエスト・キャバレー・ドライブ アッシュ ジプシー・サンディー キャンディ・ハウス ブラック・ラブ・ホール ベガス・ヒップ・グライダー ブラック・タンバリン ドッグ・ウェイ エレクトリック・サーカス ゲット・アップ・ルーシー GT400 ヤング・ジャガー ピンヘッド・クランベリー・ダンス サニー・サイド・リバー カーテン ダニー・ゴー 暴かれた世界 リボルバー・ジャンキーズ バードメン CISCO〜思い出のサンフランシスコ en1:マシュマロ・モンスター スモーキン・ビリー en2:深く潜れ Baby,please go home ジェニー |
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