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アーティスト/年・アルバム等 |
作品解説等(ロック兄さんの感想も入ってる!!) |
| 1.マーラ/MARA POETRY&MOTION (1993) AMERICA(1997) |
このパンドをこうやって紹介できるとは、大変うれしく思います。この2作品はどちらもテイチクさんから発売されましたので、ご存じの方もいらっしゃる事でしょう。しかし、「ポエトリー・・」のほうはすでに廃盤状態かもしれない。マーラの魅力的な所は、その叙情性溢れる楽曲とヴォーカルのマーティ・ファリスの表現力のある声質と、リーダーでもあるギターリストのジェイソン・アロノフのテクニカルな演奏にある。シングル・ヒットしそうな親しみやすいポップ感覚も身につけており、現れては消えてゆく他のバンド達とは違いメロディアスながらハードに展開する様は、70年代から80年代に活躍したアメリカン・ハード勢に近い感覚で聴く事ができる。●特に97年に発表された「アメリカ」は病める米国の暗部を題材にしており、他のバンドとは一線を画にしている。むしろ、ヨーロッパ風とでもいっても良いくらいのウェット感を備えており、日本でも受け入れられやすい曲調なのだが・・・。ゆったりとした曲調に象徴される荒涼とした感覚は、アメリカそのものを題材にしているせいか、ゴリゴリのメタル・バンドでは出す事のできない感触である。バラード調の曲でもサウンド・スタイルがはっきりと打ち出されており、曲の配置等もアルバムを通して計算されて作られている。哀愁と言う言葉がぴったりと来るギター、キーボードのメロディアスさは、一度ハマルと耳から離れる事がない。大袈裟なソロ・パートなど皆無なのだが的確にとらえる各楽器間のバランスの良さなど、「ポエトリー・・」では成し得なかった所までこの作品では到達している気がする。ときおり聴かれるメロディが印象的にはさまれ、アルバムを通して聴くことによりこの作品がトータル・アルバムである事が確認できる。ヴォーカルの声質はデニス・デ・ヤングとファーギー・フレデリクセンの中間を行く様な感触であります。STYXやTOTOのファンの方も納得の内容です?ラストのアコースティックな曲にマーラのアメリカと言う国への思いが込められている!(アルバムのクレジットでは10曲なのだが、10曲目が終了したあと1分無音状態があり11曲目が聞こえてくる。隠しトラックか?)メロディアス・ハードの隠れた名盤としてオススメでございます! |
| 2.サハラ/SAHARA SELF EGO (1997) | 恐るべしコリアン、すごいぞ韓国HR/HMとおもわずニヤリとしてしまったのが、このサハラでございます。アジアからこの様なバンドが出現しようとは、それもお隣の韓国からである。ギータリストのイン・ジェイ・ホンはバンドのリーダー各であり、米国に音楽留学している。留学先の「G.I.T.」は多くのテクニカル・ギターリストを排出している名門校であり、世界中のギター奏者のあこがれの専門校でもある。そこで2年間に渡りギター・テクニックと音楽理論を修得し、それまで書きためた楽曲を本国で制作したのがこのアルバムである。一言で言ってしまえば、ドリーム・シアター風サウンドなのだが、ヴォーカルのリー・ジェイ・ホーの声がまたすばらしいのだっ。韓国語で歌われている曲もあるが英語の歌詞の曲もサウンドと上手くマッチしており、欧米のバンドと遜色ない仕上がりとなっている。(独や伊のバンドのヴォーカルはちょっとなまりがあったりするのだが・・彼は違う)1曲インスト曲が収録されているのだが、ジャケットに表されているダークなイメージとおりの曲調であり、今後がまた楽しみな逸材なのだが・・本国での活動状況等不明のため詳しくは分からないのが残念である。ライブとかを見てみたい気がするが・・。一番近い国ながら、音楽の状況は全くと言っていいほど日本には入って来ないのだから・・・。 |
| 3.アーテンション/ARTENSION PHOENIX RISING (1997) | 天才キーボーディストのヴィタリ・クープリと迫力ヴォーカルのジョン・ウエストを中心に結成されたテクニカル・ハード・ロック・グループの2作目でございます。現在の所3作品あるが、そのクォリティはどのアルバムも甲乙付けがたい内容と成っている。しかし、ヴォーカルのジョン・ウエストがオランダのグループ、ロイヤル・ハントに移籍したため、この布陣でのアルバムは2000年以降聴くことは出来無いと思われる。仕掛け人はテクニカルな作品をプロデュースする事で評判のマイク・ヴァーニーであり、自己の主催するレーベルShrapnelからは多くのテクニカルなHR/HMグループを輩出してきている。ション・ウエストの様な素晴らしいヴォーカルを見つけて来てきっとアーテンションを再生する事であろう。内容は1曲目の”Area 51”から豪快に飛ばしてくれている。アメリカ軍の軍事施設があると噂される場所を題材としている所は、なかなか面白い。映画「インデペンデンス・デイ」でも登場したのでご承知の方は多い事と思う。クープリのテクニカルなキーボードがリードを取りウエストの野太い声でグイグイと突進する様は、アメリカンHR/HMの良質な部分を表現し、全ての曲でこの二人が作曲を担当している。兄さんのオススメ曲は、疾走感が一段とUPしていく様子が分かる”Into the Blue”と、重厚なイントロ部分から序々に盛り上げていくアルバム・タイトル曲の”Phoenix Rising”である。このグループに最強のギターリストが参加する事になれば、ウエストの穴を埋めてさらに飛躍する事になるのではないか?(グレッグ・ハウとか参加したら面白いのに・・) |
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