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タイトル/年代等 |
曲の内容等(ロック兄さんの感想も入ってる!!) |
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1. The No. 1 Song In Heaven /
(79) |
当時飛ぶ鳥を落とす勢いの、ジョルジォ・モロダーをプロデューサーに迎え、世界的に大ヒットしたアルバムタイトル曲を含む作品である。70年代後半からディスコ・クイーンと呼ばれるアーティストのプロデューサーとして、大忙しだったモロダーと手を組んだこの作品の成功によって、スパークスはエレクトロ・ダンサブル・ポップ・ロックのバイオニアーと成ったのである。その、オシャレッなサウンドは20年経過した現在でも通用するもので、イギリスを中心としたフランスやドイツといったヨーロッパにおいて、現在でも根強い人気がある事は、ここ日本ではあまり知られていない所でありましょう。(その証拠として、フレンチのページでスパークスのページが存在するし、アンオフィシャルの様だがモロダー&スパークスなるページもあるっ・・)シンセ・ドラムの「ポポーン、ポンポポーン」という音で始まり、ラストは天国へ登り詰める様に大円団で終了するタイトル曲は12インチシングルとして現在入手可能の様だが、残念ながらCD化されていない様なのである。モチロンLP盤はすでに廃盤状態であるからして、このアルバムの全貌は中古屋等で探すしか手はないのである・・。(なぜ?CD化しないのだっ)しかし、ベスト盤として数曲は聴くことができる様であるから、ベスト盤からスパークスの世界に踏み込んでみてもいいだろう!
この兄弟のステキな所はユーモアのセンスが良いと言うか、ギャグを知り抜いていると言うか・・。自分たちの事をうまく表現している事である。ヴォーカルのラッセルがアイドル系で、キーボードのロンがお笑い系なのである。ラッセルの中性的なヴォーカルスタイルは現在も衰えていないし、ロンの風貌はサイレント時代の役者の様に鼻の下にチョビ髭で人をニンマリさせる。その曲調、アレンジ、どれをとっても一級品である。(一刻も早いオリジナルの復刻CD化を望むファン多いはず!)
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2. interior design /
(88) |
こちらは、80年代の最大の収穫とも言えるアルバムである。(←私にとってのと言うことです・・)いつもスパークスのジャケットはセンス溢れるものばかりだが、このアルバムは古き良きアメリカの家庭の1シーンを映し出している、50年代か60年代の夫婦とおぼしき二人がなにやら旅行バッグに荷物を詰めて笑っているジャケットである。(まったくアルバムの内容と一致していない)実際の音のほうはどうかと言うと、それまでのキーボードを主体とした音づくりをさらに発展させて、フル・ディジタル・レコーディングされている。10年以上たった今聴いても結構いい線行っているのだっ。何といっても最大の話題になったのは当時売り出し中の女性アーティストを題材にした”Madonna”であろう。現在でも話題の彼女の事を歌ったこの曲は、単調に感じられる繰り返しのリズムの中で、ラップに近い感覚でラッセルがタンタンと詩を朗読していくように進み、サビの所のコーラス部分が耳に残る迷曲である。CDにはボーナス・トラックとしてこの曲が英語バージョンの他に、フレンチ、ジャーマン、スパニッシュと4ケ国語で歌われている。アルバムラストに収められているオリジナルのブリティッシュ・バージョンに続き仏、独、西と続けて同じ曲に別の言葉が乗ってくると、頭がトーフ状態になっていく様な気がする・・。(洗脳されて行く様ですぅーっ)曲調からするとフレンチが一番合っている様に私は思えた・・しかし、スパニッシュでそれまで聴いてきた多くのリスナーは「プッ」と吹き出す事となるでしょう。まだ未聴のダンサブル・ポップ・ロックのファンの方は、是非購入していただき、末代までの宝として・・(←またですか?) |
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3. Plagiarism / (98) |
こちらは、オリジナルアルバムではないが、めでたく邦盤も発売されたのでここで紹介します。それまでの代表曲をスパークスなりに再度料理した作品であり、すべて新たに録音されている。これから、スパークスの毒牙に掛かりたいと思っているクラブ通いの貴女に特にオススメでありまするぞよ。ヨーロッパで人気がある理由の一つに踊れる曲が満載であると言う事と、フッショナブルであると言う事、コレに尽きるのである。流行の最先端にいる人であればスパークスの発する妖しい魅力が分かるというものでありまする。兄さんが思うに、ペット・ショップ・ボーイズあたりもスパークスの影響下にあると見たが、いかがなものかなぁ・・。なにはともあれ、今すぐにショップへ直行して、スパークスのアルバムを購入して、今宵も行きつけのクラブでかけてもらい、踊りあかそうではないか諸君・・?
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