|
タイトル/年代等 |
曲の内容等(ロック兄さんの感想も入ってる!!) |
|
1. Crisis? What Crisis /
(75) |
アメリカのロスアンジェルスで録音された、それまでのブリティッシュ的な叙情的でちょっとウェットな感触が後退し、アメリカナイズされた明るさが感じられるアルバムである。”シスター・ムーンシャイン”や”レディ”等のヒット曲も生まれた!スーパートランプの魅力の一つである、リリカルなピアノとキーボードによるオーケストレーションが大胆に導入された”Crime Of The Century”とは違って、大作はないがポップな佳作が並ぶステキなアルバムである。リード・ヴォーカルを2人でとれると言うこと、コーラス・ハーモニーが素晴らしいと言うこと、随所に見られるSAX等のウィンド・インストゥルメンタルの効果的な使い方等、現在聴いても全く見劣りしない
その曲調、アレンジ、どれをとっても一級品である。(25年経っているとはとても思えない!)ロジャー・ホッジソンとリチャード・デイビスの2人がキーボードとヴォーカルをとる曲はやはり聞き応えがあり、このふたりが中心人物であった様だ。ソングライティング・コンビとしても10CCと肩をならべる位優れていると思う。
|
|
2. Breakfast In America /
(79) |
こちらは、ブリテイッシュ・ロック史上燦然と輝く金字塔。いや、良質のポップ・ミュージックのお手本しても世界的に認められたスーパートランプの代表作であり、最高傑作でもある。このアルバムからファンになった方も大勢いらっしゃる事でしょう。正に全曲素晴らしい出来映えであり、アルバム通しても聞き応えあるし、”プレックファスト・イン・アメリカ”と言う大ヒット曲も生まれた。(実際に日本ではこの曲がTVコマーシャルに起用されて大ブレイクした・・)こちらもロスで録音されており、ロスでの生活がこのアルバムを生み出すキッカケになったのであろう!ジャケットがまたイカしている、アメリカのファミリー・レストランのウェイトレスの様なオバサンが、オレンジ・ジュースとメニューを持ってニッコリしているもの・・。(スーパートランプをあまり聴いたことの無い方でもこのジャケットを知っている人は多いのではないか?)このアルバムを聴いて、なにも知らない人はアメリカのグループと思われた方は多いと思うが、スーパートランプは純然たるブリティッシュ・ロックグループなのである。初期の頃の作品を聴いていただければ、それはすぐにお分かりいただけるであろう。兄さんのオススメ曲は、”プレックファスト・イン・アメリカ”はもちろんだが、1曲目の”ゴーン・ハリウッド”はドラマチックな展開が従来のスーパートランプっぽくていい味を出しているし、”ザ・ロジカル・ソング”もシングル・カットされてヒットした。”オー・ダーリン”はけだるい感じがなんともいえず惹かれるし、”テイク・ザ・ロング・ウェイ・ホーム”はリリカルなピアノと供にハーモニカやSAXが効果的に入り、ロジャー・ホッジソンのポップセンスが光っている。””どこ切って聴いても旨味が出てくる、本当にすばらしい料理の様なアルバムである。まだ未聴のブリティッシュ・ポップ・ロックのファンの方は、是非購入していただき、末代までの宝として・・(←またですか?) |
|
3. Paris / (81) |
こちらは、おフランスはパリでの実況録音でございまして、唯一のライブアルバムでございます。アルバム”プレックファスト・イン・アメリカ”を発表し世界的に大ブレイクしてからのライブと言う事もあり、パリでも大盛況であったようだ・・。スーパートランプがライブ・バンドである事の証明となる作品でもある。それまでのヒット曲満載のベスト・ライブとなっており、このアルバムからスーパートランプを聞き始めてもいい位だ!初期の頃のウェットな曲や組曲形式の大作も披露し、パリッ子を熱狂させている。もし、ライブの映像が存在するのなら観てみたいものだっ・・。もちろん、Crisis? What CrisisやBreakfast In Americaからの曲が演奏されており、数々のステージをこなしてきた自信がみなぎっているのがよく分かる。ライブでもやはり、ジョン・ヘリウェルが演奏するSAX等のウィンド・インストゥルメンタルが大活躍してくる、キーボードが2台でとても曲に幅を持たせているし、ダブル・リードヴォーカルとコーラスハーモニーがうまく調和して、一瞬ライブと言うことを忘れてしまうほど完璧な演奏を聴かせてくれる。1曲目の”School ”からラストのドラマチックに盛り上がる”Crime Of The Century ”まで一気に聴かせるスーパートランプが、この時絶頂期であった事を認識する事ができるアルバムなのであった。
|