第7回 夢を持ちたい

 

工場の閉鎖が発表されてから3日。昼休みに部長に呼び出された。異動?秋葉原の営業部だって!「どこでなにするのか具体的なことなんにも教えてくれないんですよぅ」秋葉原で売り子ってことらしい。「えぇ!そうなんですかぁ?」それはともかく、「第一ここから秋葉原まで通えるんですかねぇ?」美佐子さんが言うには、通えるには通えるけど2時間。「2時間!2時間。2時間・・・」あぁ〜、辞めろって言われたようなものだよぉ〜。

練習。工場の閉鎖に負けずに練習。「全日本優勝大会、優勝するぞー!全日本優勝大会、優勝するぞー!!

大空軒にて。常連さんたちに後援会長を引き受けてもらうためにお願い。「時間がないんですよ、お願いしますー

秋葉原で営業。「これをこうやって、こう使うもんなんですよぉ、そうするとおいしいパンが焼けます」パン焼き機じゃなくて、餅つき機?ああ、もうよくわかんないな〜。トモ子先輩はドライヤーと小型クリーナー間違えて売っちゃったって。「売っちゃったんですか〜?」はぁ〜、なんなんだろうこの仕事。「それにしても気分悪い店長ですよね〜!」いつまで耐えられるんだろう、自信ないなぁ〜。

キャプテンの弟さんが工場にテレビの撮影をしにきたんだって!で、大空軒で土下座。キャプテンも一緒に土下座。でも、みんなもう気にしてないみたいで良かった。「忘れてますぅ」なんて話をしていたら、恩地さんがテレビに出てる!援助金集めに失敗したみたい。「じゃあやっぱりまたお金集めですぅ」そこへ登場の監督。練習だって!テレビ局が砂浜に照明を用意してくれて、フォーメーションの練習。しかもテレビ中継されながらの練習。変なの〜。

どこかの喫茶店でクサクサしてみる。「トモさん、行ってみませんか?」行っても誰もいないかもしれない。「そうですよねぇ・・・」はぁ〜。どうしよう〜。

でも、やっぱり駅に足は向かっちゃう。みんながいる。みんながいる!1人欠けてもクリーナーズじゃないないんだ。

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