日ごろから起きてんだか寝てんだかわからない参謀長が、ついに大遅刻をした。
目が覚める11時。
目だけじゃネイ、色んな意味で芯から冷めた。
今まで始業前にはキッチリ連絡入れていたんだが今回はもう全く持ってダメ。
実は
夢の中で会社から電話がかかってきて、そこで「今日は午前半休させてください」
と伝えたのですべてオッケーだと思っていたのだ。
すっかり現実だと思っていた・・・。
しかし考えてみるとおかしい夢なのだ。
参謀長は夢の中で学生時代をすごした弘前のアノ下宿にいる。
学生じゃない25歳の参謀長が、見たこともない下宿の後輩達と喋り、大家さんと話していた。
参謀長の部屋は・・・何故か散らかっているけどももうあるはずもない家財道具が未だにそんまま
になっているのである。
まるで今すぐにでも住めるようであった。
夢だと気付くようで、気付かないような、明るくてさわやかで居心地のよい夢。
そんな夢を世界中でも比類無き居心地を誇る布団の中という場所で見ているのだ。
抜け出せというのが、間違っているといっても過言じゃねぇぞこりゃ。
いや、
すいません、言い訳です。更に居直りそうになりました・・・。
しかし、下宿は健在で、大家さんも元気だろうか。
疲れてたり、辛いときに人は楽しかったときの夢を見るものなんだろうか?
なんだか、弘前にまた住みたくなった。
あんときゃ、生活も楽だし嫌なことと言えば部活くらいで・・・ホント、苦労なんてなかった。
今の苦労に比べりゃあんなもん取るに足らない悩みだぜ全く。
辛いことも多いけど、今の業界、IT業界は結構楽しい。
勉強嫌いだし、数学とか苦手だけど、正直言って以前やっていた福祉の何倍も楽しい。
その前にやっていて、真剣にその道に進むか考えた舞台の仕事と同じくらい楽しいと思える。
やはり、自分とその本人の力が基本となる仕事は気が楽で良い。
自分の成長がわかりやすいし、物と技術を通して人のことを考えられる分、善悪の判断で迷うなんて
面倒な事がなくて楽だし。
参謀長は良い物を作る事、性能を上げることに集中すればいいのだ。
道徳とか、正義とか、愛情とか、そう言うことと絡む仕事はやりにくくてたまらない、まったく。
参謀長はアライメントがカオティックだからな。
愛や恋や優しさよりも、金と時間が欲しいよマジで。
浪漫は参謀長一人分の浪漫回路でも十二分に補えるしな。
でも、
うん、そうだな。
楽しいや、何だかんだ言って今の仕事は楽しいんだ。
だから、楽しいお仕事に備えて寝なければ。
そしてせめて、今日見る夢も楽しい夢であるように。
寝過ごさないくらいに、ほどほどに。