disc review


第14回:Duet With Birds/port of notes
(CRUE-L RECORDS)

   熱帯夜を涼しく過ごす必須アイテム登場です。小島大介・畠山
美由紀のユニット port of nortes の最新2ndアルバム。今回も
前作『complain too much』同様、畠山美由紀氏のシルクのような
歌声が心地良い一枚となりました。
英語曲の発音の美しさ、心地良さは前作でも際立っていましたが、
今回は日本語詞の曲も、非常に心地良く仕上っています。別段声
を張り上げるでもなく呼吸するように自然に口を突いて出たようで、
なおかつシルクのようなツヤのある声と来たら。それでいて今回は
シェリル・クロウあたりを思わせるアメリカの女性ロッカーのよう
なパワフルな歌を聴かせてくれてもいます。

楽曲を見ても、バラエティに富んでいる。シンプルに声を聴かせる
曲や、先ほども言ったパワフルな曲(EInto the light)、Double
Famousをフィーチャリングし、ボンゴ・コンガなどでエキゾチック
なイメージの曲(FSplit Moon/LITTLE CREATURES青柳氏も参加)、
さらには松本隆作品のカバー(JWoman〜Wの悲劇より)なんかも
あって。そしてどれも消化不良の印象は無く、完璧に彼らの世界に
取りこんでいるのだからすごい。

わたしとしては、やっぱり1曲目のア・カペラにしびれます。本当
にタイトル通り、鳥とともに唄っているような、というより彼女自
身が唄う鳥のような。そんな気がします。

******disc date******
●Duet With Birds / Port Of Nortes(EMI)
01.Duet With Birds         02.Regret
03.風の行きつく果て 04.One More Bourbon
05.Sailing To Your Love 06.Into the light
07.Split Moon        08.愛は夢までも
09.Eau Rouge 〜Mission DSK〜
10.Floating To The Sun 11.Woman〜Wの悲劇より〜
  12.Duet With Birds
13.サンポニイコウ〜陽だまりの赤トラ
  


*back number*

第13回:future shocking pink/Little creatures

第12回:東京は夜の7時/矢野顕子

第11回:LES MASQUES/V.A.

第10回:Bossa House N' Breakes/V.A.

第9回:complain too much/port of nortes

第8回:RADIO COLLECTIVE/LITTLE CREATURES

第7回:FUTURE KISS/サニーデイ・サービ

第6回:色彩のブルース/EGO-WRAPPIN'

第5回:ホプキンス・クリーク/直枝政広

第4回:LONG DISTANCE/IVY

第3回:home girl journey/矢野顕子(epic)

第2回:4 flasher/スガシカオ(キティ)

第1回:ERA/中村一義(EMI)

番外編:ロックといふ事/200.10.20