舞台・映画フィルム保存室(room44)
46:CROSS(cinema)
監督
大森美香 2001年 日本
キャスト
金子統昭/宮藤官九郎/野波麻帆/周防玲子
◎総評◎ D+
エヴァンゲリオンの影響を感じる、という懐かしい感覚を味わった。
中途半端。
監督さんがとったドラマが「ロングラブレター〜漂流教室〜」という時点で、こーれーはー。と思ったのですが、好奇心に負けました。
で、見てみて。なんなんだこれは。と思いました。
D+とC−と、どっちにしようか迷う感じ。(どっちでも一緒?)
近未来の日本。増えすぎた人間の「整理」のために、ランダムに能力を判断する「テスト」が行われている。その「テスト」は「クロスワード」。ある回数失敗すると、人権を奪われる。
主人公は「不安のために本を読みつづけていないといけない」病気にかかっており、その病気のためにクロスワードをとく能力があがっている。それを利用して「代わりにクロスをとく」クロス代行人として(もちろん違法)報酬を稼ぎ始めたのだけれども、すぐに目をつけられて・・・というお話。
はっきりいってなんなんだこれは。という感じで。(それさっきも言ったから)。最後の大オチとか・・。ビジュアルと速度で楽しませるかと思えばそれも中途半端で。なんかこう、プロの作品?って聞きたくなるんだけど。ナンセンスで勝負、とかいうなら「血を吸う宇宙」とか見習ってよ、って感じなんだけど。
それでも「D」に「+」な分は、看護婦な宮藤氏が可愛かったから・・。(笑)
いや、ほんと、可愛くないんだけど。身体が薄いし足細いし異様なんだけど。そこが可愛かった。(変)
移動看護婦な兄妹(二人とも白いナースルックで、救急袋を肩からさげて町をあるいている)というこの風景だけは、認めてもいいな。とくに宮藤くんね。(そんなにファンじゃないですよ)彼と金子くんのツーショット場面だけはなんだか楽しかった。
そんなにファンじゃない私が、「+」分として心に残ってしまう部分のある作品なので、是非宮藤ファンはチェックしてください。以上。
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