MIZUHO VS TAKAYO ガチンコ対決
一つの机を挟むようにMIZUHOとTAKAYOが座り、少し離れたところでMIYUとMAIKOがその様子を観察していた。
TAKAYOは鋭い目つきでテーブル越のMIZUHOを睨みつけている。
一方のMIZUHOは蛇に睨まれた蛙よろしく、小さく縮こまってうつむいていた。
「いい加減ハッキリしたらどうなの!」
沈黙を破ってTAKAYOの声が響く。
「TAKAYOちゃん、そんなに怒鳴らなくても…」
「外野は黙ってて!」
TAKAYOをなだめようとしたMAIKOだったが、逆に一喝されてしまった。
と、その時今まで沈黙を守り続けていたMIZUHOの右腕がゆっくりと動いた。
それを見たTAKAYOの顔からニマーッと思わず笑顔がこぼれる。
「王手ッ!やったー!勝った、勝った!MIZUHO、MAIちん、今日もクレープよろしくね!」
そう、この二人は賭け将棋をしていたのだ。
「外野」のMIYUはTAKAYOに、MAIKOはMIZUHOにそれぞれ賭けていた。
「ゴメンMAIち〜ん、また負けちゃったよ〜」
「やっぱ私、次からTAKAYOちゃんに賭けて良い…?」
「ダメダメ!そしたらあたしが三人分払うことになっちゃうじゃん!」
「だってMIZUHOちゃん、これで1勝5敗だよ?これじゃ賭けにならないもん…」
「じゃあMAIちんが打てば良いじゃん!」
「私オセロとかチェスとかしかできないもん。」
「ほらほら、ごちゃごちゃやってないでさっさと行くよ〜!」
こうしてしょぼくれる二人を連れて、TAKAYOとMIYUはおいしい思いをしましたとさ。
めでたしめでたし