とにー

俺に夢見させるのは本の中の写真だった
俺は本の中で青い海を見ながら海を渡ってみたくて
イタリアの狭い横道を見たらそこを歩いてみたかった
確かに俺が行くところはここにある
だけど ない
俺はどこに行くべきなんだ

本の中に誰かが落書きしたらしいメモがあった
なんて書いてあるのかな
どこで会うの?どこがあうの?
俺はどこに行くの

目をもう少しだけ開けば、見えなかった看板が見える
おかしな屋根 飾りが見える
こうして上を見るのは久しぶりだ
突然違う世界のようだ

そう 空があった
俺は飛びたかった
あの遠くへ
とても遠くへ飛びたかった