初めての出会いの胸の高鳴り
昨年末各種放送大賞を総なめにした授賞式で欠けることなく取り上げてもらったことだけでも有り難い。或いはそれまでに募った疲労が一度に洗い流されたと言おうか。
事実僕が作った曲を自分達の気に入るようにレコーディングして人々の前でパフォーマンスすること、幸いそれを見る人達が認めてくれる時、どんなに胸がいっぱいになるか分からない。アルバムがどれだけ売れるかというのは二番目の問題だ。僕が作った曲を素晴らしく消化して歌ってくれることだけでも光栄だ。有り難く奇特で謙虚な奴ら。永遠にそんな姿で残ることを願うばかりだ。
花束と爆竹に囲まれて、喜びの余り涙まで見せた5人の戦士達を見ていると彼らに初めて会った時の瞬間が走馬燈のように過ぎ去る。
一番最初にひじゅんに会った。
「あっ!ユー・ヨンジンだ」
S.M.の事務所の階段でだった。どうしたことか、幼い顔をした奴が顔を合わせるなり手で口を覆ってびっくりしているではないか。
「俺がお前の友達か、こら!」
頭を一回小突いて見ると賢そうで、いじめても気にすることなくニコニコしてる姿がものすごく可愛かった。ダンスも上手いし、歌も上手いし、また休みなく喋ってエンターテイナーの資質を充分に持っていると思った。かんたは当時ソクチョン洞にあったS.M.の練習室であった。
「どう?」
一緒に来たキムエンジニアが僕の意見を聞いた。
「うん、見た目も良いし、挨拶も礼儀正しいし・・・」
先生も僕も実力や外見も重要視したけれど、人となりを一番重要に考えた。その点かんたは外見と同じくらいそういう点で合格点だった。地に着きそうに挨拶をしたんだけれど、何よりも名前を聞いた時に「ユー・ヨンジン・・・・いや、あん・ちりょん」と答えるくらい僕を好いてくれて有り難かった。知れば知るほど幼い子供ではなく成熟した感じがした。
じぇうぉんは軟弱に見える姿とは違って考えもハッキリしていて志も堅く見えた。うひょぎはキムエンジニアがロッテワールドの大会でピックアップしたから他のメンバーよりはちょっと遅く会った。多分契約の段階で紆余曲折が多かったと思う。無口に見えたけど意外に面白い所が多い典型的な慶尚道の男だ。とにーは神話のその(えんでぃ)と空港で初めて会った。芸能人でもないのに芸能人のようなすごくハンサムな姿が記憶にある。
実はこの他にも同じ年頃の他の子達もいた。約15人くらい。だけど練習する過程で自分の意志・他の人の意思半々で抜けていった。例えば「煙草を吸うな」「酒を飲むな」と言った時に自ら打ち勝つ能力がないならば、自分の人生にそれだけ責任感がないのだからどうしようもなく決別することになった。
それを筆頭に色々基準を置いて見た時にしばらく見守ったという表現が合うだろうか。そういう点で5人の戦士達は色んな関門を通過した勝利者だと言える。実際似たり寄ったりの才能を持った青少年はいくらでもいる。だけど彼らは違う。ただ「煙草を吸わない」という事実よりは、それだけ自分を制御できる能力を持った、自分の人生に責任を持つ術を知っているということが何よりも大切だ。