音楽界のリーダーとしてのH.O.T
ひょっとすると、僕がこの仲間達に出会ったのが幸運なのかも知れない。この仲間達と作業をしながら却って学ぶことがより多かったから。まず彼らは一様に学窓時代に模範生だったというのが僕とは違う。表で見えるもの(大人の目に)とは違い礼儀正しく謙虚で誠実で最善を尽くす姿、多分家庭教育と学窓時代を通じて固められた内向ではないかと思う。そういう豊かさは一日二日で成るものじゃないからだ。
一番初め、とにーとナグォン商街に行って楽器を買うのを手伝ったのが思い出される。次にかんた、ひじゅに、じぇうぉに、最後にうひょぎだった。僕の車に乗せて部屋に行ってセッティングして試しに曲を録ってあげて・・・・もし出会った初期の過程で誤解があったとしたら、あの時に殆ど解けたと思う。音楽を媒介にすごく沢山の話をしたから。
僕の場合、MIDI音楽を録音できる水準になるまで約2年かかった。専ら一人で独学したからだ。後で1週間あれば出来ると知った・・・。先輩として、彼ら5人にだけはそんな二の舞を踏んで欲しくなかった。
始めに楽器を買ってあげた後にMIDI音楽のやり方を教えてあげた。だけどそれ以上はなかった。編曲する方法、曲のアイディアを得るノウハウ・・・・いくらでも教えてあげられる。だけど僕が曲を書く方法をそのまま教えれば、水準だけしか出来ない。せいぜい僕が歩んできた道しか歩めないだろうという老婆心からだ。
少なくとも僕を超える素晴らしいミュージシャンになる資質が充分にある子達だ。だから個人の発展だけでなく、我が国の大衆音楽を充分に発展させられる「力」を育てるべきだと思った。幸いよくついてきてくれた。
勿論その時その時必要なことがあれば電話でお互い意見交換をした。みんな夜中にしか時間がない生き方だから、明け方頃に電話線に火がつく。黙ってみていれば善意の競争がちょっとやそっとじゃない。元々大きな部屋に練習室を作ってやろうとした。だけど彼らが望まなかった。各自の家に、各自の部屋に楽器を持ちたがった。(何、大きな秘密だって!?)
そうしてお披露目したこの間の3集の曲は努力の痕跡が明らかだという点で成功的だ。4集ではまたどんな曲を持って出てくるのか僕もやはり期待が大きい。