PLAYZONE 2000 THEME PARK
7月29日(土) ソワレ
今年のプレゾンは、お話の筋立てや言葉が現実とシンクロするように出来ていますよね?
『テーマパーク』は“プレゾン”、準備期間の『5年間』は今までの“15年間”だったり、今年のプレゾンの準備期間のことだったり・・・という風に置き換えることができます。
この置き換え作業を実行してしまう少年隊を見守り続けたファンだけが、今年のプレゾンを心底楽しめるようになっているように思えます。トニセンファンの方やジュニアファンの方、または純粋にミュージカルを楽しみたくて劇場に足を運んでくださった方には悪いんですが、置き換え作業を心の中で実行しないとお話の深みが出ないんですよね。
役柄について言うと、始めに植草=上山ありきに違いないです。
この役は、かっちゃんにしかできない役。個性の強い二人の間を微妙に取り持ち、現場を明るく楽しく調整する役ですから。
これはこの15年間、かっちゃんがとり続けた立場でもあるんですもの。
錦織=新田と、東山=堀田は、どちらがやっても良かったと思うのですが、リーダーであるニッキが現場と上層部の間に立って悩む役を押さえ気味の演技で(ただ、ギャグは相変わらずかましてくれますが)。
そしてヒガシがいつになく熱く激しい自信家の男を演じています。
この3人の葛藤がそのまま少年隊というチームの葛藤を思わせるところが憎い!
あと1日でテーマパークが完成!という夜に、新田の部屋で飲む上山の「今までも、これからもずーっとあなたの側にいるから、なんでも言って」というセリフ。
酔っぱらっていうセリフにしても、口説き文句みたいで、きっとかっちゃんはこんな風にニッキやヒガシの悩みや愚痴を聞いてあげてるんだろうな・・・なんて思ってしまいませんでした?
「これからも、二人のことよろしくね!かっちゃん!」と心の中でお願いしてしまいました。
それにしても、去年に引き続きかっちゃんの酔っぱらいシーンがあって、これはヒガシのソロダンスに続くこれからのプレゾンの定番か!?と来年のことも考えたももじゅ。
『渡る世間』でお茶の間に、酔っぱらいシーンを植え付けているだけに、迫真の演技です。
ニッキのソロ『FAN DANCE』で、3人が楽しく酔っぱらいながら踊るところなど、ヒガシもニッキも「酔ってるふり」しかしてないから、踊り出すとけっこうまともなのに、かっちゃんは踊っていてもちゃーんと酔っぱらいなんですもの。
全然お酒がダメなかっちゃんだから、きっとヒガシやニッキの酔っぱらいぶりを観察してるんでしょうね?
踊っていても、所々ふわっと力が抜ける感じが、とってもいいんです!
10周年記念の『King&Joker』が少年隊が目指しているものやこれからやりたいことを表現した演目であったとするならば、15周年記念の『Theme Park』は少年隊が歩んできた道のりとファンに対する感謝の気持ちを表現したものだと感じました。
少年隊のファンで良かったと感じさせる舞台です。