MC2(財津+アナウンサー)・・・・・・・・・長い・・・・・・・・・・・

(「虹とスニーカーの頃」の後)

アナ
 「逃避行・WAKE UP・青春の影・虹とスニーカーの頃をお聴きいただきました。本当はもう、全部、あのコンサート五時半から始まりましたが、だいたい9時過ぎてましたね、終わるまで、の曲、お届けしたいところだったのですが。そのうちからいくつか、今日この時間お送りするんです。まあ、あの日はね、暑くて、それで、もうみんな、もう本当にその日を楽しみに東京から、すごい渋滞だったんですよ、車。5時間くらい車に揺られて、やっと箱根に着いて、そして、チューリップに会える、ってコンサート始まったんですが。途中から霧が出てきましてね。」
財津
 「そうですね。そうみたいですね。あのー、ステージの上からは全然気がつかないんですけどね。後で客席の方からの声を聞くと、霧が出て何も見えなかったような話もちらほらあった……。」
アナ「完全にもう遠くに灯火だけがあるっていうような時もありました。」
財津
 「あーそうですか。」
アナ
 「でもね、芦ノ湖がバックになってますでしょ。舞台の裏に、遊覧船の明かりがバーと通っていたり、そしてその右の、まっ、こちらから舞台見ると右奥の方に、あのPAGODAが建っているんですよね。あれは、財津さんの夢なんですか?」
財津
 「んー、まあ、いろんな意味合いがあるような気もするんですけどね。何かシンボルをっていうことで、まあ、たまたま塔になったんですけど。」
アナ
 「きれいな塔ですよね。中から光が漏れるみたいな。」
財津
 「ええ、中から光を出したり、外から光をあてて、反射させたりとか、いろいろ工夫は凝らしたんですけどね。」
アナ
 「でも、お金もかかったんでしょうけども、あの塔は、あの日、あの一日だけであくる日は壊してしまうというところに何とも言えないやっぱり、夢みたいなものを感じたんだけれども、」
財津
 「そうですね。そこがいいといえばいいし、とっても淋しかったんですけどね。でも、何かあれはあれで、いいんじゃないかな?っていう気がしてるんです。」
アナ
 「ちょうど本番の始まるちょっと手前に、裏の楽屋のほうを、拝見したんですけど、やっぱりすごい緊張感ですよね。」
財津
 「緊張しますよね。久しぶりにステージに立つせいもあって、それから…………初めて披露する曲みたいなものもありましたから、うまくいくかなー、なんて思って非常に緊張しましたね。」
アナ
 「それにしても、あのー、あのーねー、下を向いて俯いて静かーに聴いている人もいるんです。中には。何かこう、いろんなことを考えながら聴いてる風の人、」
財津
 「聴きたくなかったんじゃあ。(笑)。」
アナ
 「いやーでも、あの心境は私、すごく分かるんですよ、本当にいろいろな想い出があるような、あと、本当、踊り始めてしまう人とか。いろいろです。場内ズ〜と歩いていると立つ場所によって音の聴こえ方が違うんですね。やっぱり外のコンサートっていうとそれなりに音響とかいろんな面で違って来るんでしょうね。」
財津
 「そうですね、風向きでも変わりますしね。」
アナ
 「聴いてる私たちもやっぱり開放感からか、興奮してしまいますね。外の場合、特に。」
財津
 「そうですね。やっぱりあの、自然ていうか、緑の中ににいますと、人間っていうのは、α波が出やすかったりとか、ナチュラル・ハイになりやすいんでしょうね。」
アナ
 「それでその、興奮冷めやらない、終わったばかり、みなさん、帰りたくなくてもね、しょうがなくて帰るていう感じでバスの乗り場の方に歩いていくそのお客さんにちょっと話を聞いてきたんです。」
財津
 「あっそうですか。」
アナ
 「えっ」

…………以下インタビュウ…………

「お二人は友達?」
「えー、そうです。」
「恋人同士。」
「そうですね。」
「お二人ともチューリップが大好き?」
「いいえ。こちらが。」
「どんなところが良かったですか?」
花火が、とか言ったらおこられそう(笑)」
「いまいくつですか?」
「29です。」
「えー、ごめんなさい。いくつですか?なんていちゃって。私と同じくらいだわ。」
「何年くらい前から?」
「73年からずっとお付き合いしてます。」
「男性のファンがどんどん増えてきたんじゃないですか?」
「昔はコンサート行きますとね、トイレに行きますと男がいなくて淋しかったんですけど、最近は良くなりましたですね。」
「どうもありがとう。」
「チューリップコンサートどうでした?」
「よかったです。」
「財津さんに一言。」
「素敵でした。早く結婚してください。」
「結婚されたら困るでしょ?」
「あっ、いいです。年上の方だから。」
「結婚してもファンでいる?」
「そうですね。」「もちろん。」
「どうもありがと。」
「すいません。赤ちゃんを、抱っこ、おんぶ」
「あかちゃん?」
「あかちゃんじゃない。何歳になりますか?お子さん。」
「二歳半です。」
「奥様もご主人もずっと前からチューリップのファンで?」
「私の方が先にファンになりました。」
「いつ頃から?」
「10年くらい前から。」
「で、ご主人は?」
「付き合い出してから。」
「もう、財津さんの繊細なところというか、なんか、少年の心をそのまま残ったみたいな。四国から来たんです。これだけのために。」
「どうだったかな?ボク?」
「良かった。」
「財津さんとご主人と比べてどうなんですか?」
「それは、やっぱり、現実的には彼がいいけれども、財津さんはもう、永遠にずっと、これからもずーッとファンです。」

…………インタビュウ終わり…………

アナ
 「『永遠にずーっとファンです。』四国からですよー。」
財津
 「わざわざねぇー」」
アナ
 「本当一日だけで、すぐに明日の仕事のために帰らなくちゃいけない。」
財津
 「あーそうなんですか。でも、嬉しいことですね。」
アナ
 「トイレがおかしいですね。」
財津
 「トイレがおかしい、実感がありますね。」
アナ
 「やっぱり変わってきました?」
財津
 「んー」
アナ
 「ほんとに半々ですね。だいたい今は。」
財津
 「あ、そうですか?僕らは、そういうことあんまり意識してやってないんで、あんまり意識しだすと悪い意味での迎合みたいなことをね、音楽にあらわれると良くないと思うんで、自分たちのやりたいことをとにかくやっていって、それが、幼稚園の生徒にしか受けなかったりするのもいいんじゃないかっていう。」
アナ
 「結婚してくださいっていうのもありましたけれども、」
財津
 「ありました?いやぁー結婚したいですけどね。(笑)……(間)……結婚……やっぱり一度してみたほうがいいと思うんですけどね。なかなかはずみがないですね。」
アナ
 「あれは、はずみでするものですか?」
財津
 「うーん、どうなんでしょうねぇ。まあ、一人〜、男は、やっぱり一人よりも、二人、三人っていうか、複数で生活したほうがいいっていうか、男は孤独に耐えられない性分ですからね。多分。」
アナ
 「そういえば、マエザキワタルさん。あのー、映画のメインテーマでは。あれは、お子さんもいらっしゃる奥さんもいる役でしたよね。映画はどうでしたか?」
財津
 「えー、あの、楽しかったですよ。いろいろ知らない世界ってのを垣間見れたし。それから、とにかく、ウソっていうのに興味があったんで、まあ、演技っていうのは、ウソですよね。だから、一生懸命ウソをやれてて嬉しかったですけどね。」
アナ
 「その後に何か、こう、ウソの影響あります?ウソをしてみた、ということで。」
財津
 「んーまあ、とりあえず、今のところ、分かんないですけど、ウソっていうのは、やればやるほど、僕は、本当のものが見えてくるんだろうと思うんですけどね。」
アナ
 「でも、ウソっていってもね、すごくさりげなかったですね。」
財津
 「そうですか?ぎこちないって言う人が多くて。」
アナ
 「何かね、こう、変に実態がないところが、いいというか、」
財津
 「(笑)ああそうですか?」
アナ
 「キスシーンがありましたよね。桃井かおりさんと。あの辺はどうでした?薬師丸ひろ子さんには、おでこにでしたけども、」
財津
 「あれは、もう、やっぱり緊張しましたね。でも、もう、開き直りましたけどね。最後は。映画初出演で、ああいう、結構、僕にとっては過激なラブ・シーンがあったんで、森田さんには、変えてくれるようには頼んだんですけれども、いつのまにか、説得されてしまいまして、」
アナ
 「でも、良かったでしょ。あって、そのシーンが。」
財津
 「もう、今となってはなんでもあって良かったような気が(笑)……ベッド・シーンでも何でも。」
アナ
 「今度はじゃぁそれを期待してもいいのかな?それでは、またコンサートの曲、続けて聴いていただきましょう。」


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