槇原敬之コンサートツアー
HOME SWEET HOME レポート
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アンコール1

ステージが明るくなり、舞台袖からメンバーがぞろぞろと登場。マッキーの姿はまだない。たまりかねたように、会場からは
「マッキー!!」
という声があちこちから聞こえてくる。すると、舞台上手からマッキーがダッシュで飛び出してきた。…あれれ?なんだかジーンズのウェスト部分からブラブラと垂れ下がってるものがあるぞ?あれは…ベルト?

気付かずに深くお辞儀をしたマッキーの手にベルトがあたり、ようやくマッキーがそれに気付く。
「あ、ベルトすんの忘れちゃった」
みたいなことを言って慌ててベルトを直そうとしたけど、結局は途中まで通して諦めて曲に入っちゃった。ベルトは宙ぶらりん(笑)

LOVE LETTER
最近、家ではHSHばかり聞いていたので、久々にLOVE LETTERを聴いた。そう言えば季節は3月。毎年この時期になると、この曲を聴いて切なくなっていた時もあったっけ。そう言えば、結婚してからはそんな「キュン」と切ない気持ちを思い出すことが減っちゃったかな…なんて、余計なことを考えつつ、この曲を聴くバチアタリな私。

Happy Birthday Song
実は、HSHを聴いたのは産後すぐのこと。だから「♪産まれた時あんなに大きな声で泣いたのは」という歌詞を聴くと、サトルが最初に自分の目の前で産声をあげた時のことを考えてしまう。マッキーファンになってから、すごーーーく長い時間が経っていて、自分の中にいろんな変化があったんだよ!!と、マッキーにいっぱい伝えたい気持ちで、この曲を聴いていた。

もう、コンサートでマッキーの曲をただ聴く…という段階から、マッキーにいろんなことを伝えたい、気持ちを届けたいモードに突入している私なのだった(笑)

最後に、「♪Happy Birthday to
ALL」とマッキーが歌ってくれたことで、また盛りあがる会場内。

[MC]
3年前にこの曲を作ったのだけれど、実はこれは今自分が一番みんなに伝えたいことだったりする。3年前に、先回りしてこの曲を作っていたみたいだ。と、マッキーが曲の紹介をする。

Cicada

舞台の照明が若干落ちて、マッキーの上にはたくさんの星がきらめいて見えるようになった。一番上の真ん中の星は、時折またたいて見え、とてもキレイ。思わず、うっとりとみとれてしまう私。

3年前にCicadaを出した後で消えてしまったコンサートのこと、マッキーのこと、ずっと復活を待っていた年月のことなど、いろんなことが、その星を見ていて思い出された。キレイなピアノの音、まるで虫や鳥の声のような音、そしてマッキーの通る声が私の耳に、体にイッパイになるのを感じて、私はじっと目を閉じてそれを聞いていた。私の脳裏には、3年前にCicadaを聴きながら走った岩手の道、緑の山、そして蝉の声などが浮かんでいた。


曲が終わり、BGMが流れ始めると、メンバーのみんながステージの中央に集まりだし、マッキーと笑顔で固い握手を交わし、そして労をねぎらうように抱き合う。客席には「玉子シェーカー」(たまごの形をしたマラカスのようなもの)が投げられ、客席のあちこちから歓声があがる。マッキーが投げたものは、弧を描かずに結構な勢いでストレートに客席に突っ込んでしまっていた、マッキーが両手を合わせて「ごめん」という仕草をしていた。

そしてみんなで手をつなぎ、一列になって客席に向かってお辞儀をして手を振る。そして、メンバーはステージ後方にあるセットの扉の方へ向かい、それぞれの家に帰るようにドアの向こうへと帰っていった。

マッキーはメンバーを見送った後で、客席に向かって「シーッ」というように人差し指を立てた。会場はBGMが消え、また観客も一瞬にして鎮まりかえった。

そして…
「本当に、どうもありがとうございました!!」
と、マッキーがマイクなしで大きな声で叫んだ。マイクを通さない生の声で、みんなにお礼を言ってくれたマッキー。一斉に歓声があがり、BGMも元の大きさに。そして、マッキーはステージから去っていった。

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