槇原敬之コンサートツアー
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アンコール2
ステージに誰も居なくなってからも、会場にはたくさんのファンが残っていた。会場には終演のアナウンスも流れ、既に明るくなっていたけれど、拍手は鳴り止まない。私の座っている席のナナメ後の方から、急に「マッキー!!、マッキー!!」と、マッキーコールが始まった。拍手とマッキーコール。誰もが、まだ興奮さめやらぬ様子だった。
すると、舞台にまたマッキーが戻ってきて、深くお辞儀。そして、ピアノに向かって歌い始めたのだった。
ANSWER
会場は明るいままだったし、帰っちゃった人もいる。だけど、マッキーは懐かしいイントロを弾き始めた。あんなにたくさん歌って踊って…の後なのに、コンサートの最終日なのに…なんてキレイな声で歌うんだろう、と思わずには居られなかった。
「♪もう帰る時間だよ」
この歌詞を聴いていたら、本当にコンサートが終わってしまうんだ…と、なんだか寂しい気持ちになってきた。次にマッキーに会えるのはイツだろう?そんな思いでイッパイになりながら、ただひたすらマッキーを見つめていた。
実は、このアンコールの「ANSWER」はどこの会場でも行われていたもので、ちょっとだけお約束みたいなところがあった。しかし、最終日だけにまだ帰らない観客たち。まだ拍手は続いている。
私は、PA(音響スタッフ)の隣に座っており、まだマッキーが出てくるかどうかを、そのスタッフの動きを見て判断することにしていた。PAでは、まだ作業終了する雰囲気はなく、いそいそと何かが行われていた。
そして、舞台にマッキーが登場。湧き上がる歓声。すると、マッキーは舞台袖に向かって「おいでおいで」のポーズ。すると、メンバーがぞろぞろとまたステージに向かってやってきたではないか!!私は、全員でご挨拶か?なんて思っていたんだけれど、メンバーは楽器のスタンバイをはじめた。
そして、聴かせてくれたものは…
君は僕の宝物
前奏を聴いた瞬間、私は壊れた。もう涙でウルウルで、マッキーが見えなくなってしまったのだ。私にとってこの曲には、格別な思い入れがあり、結婚式でも使った大切な曲。だからこそ、今日、この場所でマッキーが「君は僕の宝物」を歌ってくれたことに感激してしまった。
「♪力いっぱいつねってください」のジェスチャーでは、マッキーはホッペをつねっていた。私の中では、なんとなく腕をキリリとつねるイメージだったんだけど(笑)、こういう何気ないところからも、マッキーが曲を作っている時に抱いたイメージを垣間見ることが出来るんだと、しみじみ。
そして、一曲演奏し終えると、またみんながステージから去っていった。会場には、予期せぬ「君は僕の宝物」に涙をぬぐってるファンが多数見うけられた。興奮はまだ冷めない。拍手は、まだ鳴り止まなかった。またマッキーが出てきてくれると信じて、アンコールの拍手を送る人がまだたくさん居た。
PAの動きを盗み見る私。まだ、片付けるようすも動き出す様子もない。うーん、微妙。でも、インカムで何かを話しているようだと、私の隣に座った人が教えてくれた。そして…
ステージの上に、またマッキーの姿が!!
髪をかきあげて、なんだか唇をかみしめて、こみあげてくるものをガマンしてるような、感無量というような、そんな表情で、客席に向かって深深とお辞儀をした。客席からは、歓声が再び沸き起こる。
マッキーはお辞儀を何度もして、そして、会場に向かって何かヒトコトフタコト叫んで(でも、聞こえなかったけど)、ステージから去っていった。
会場には、コンサート終了のアナウンスが流れ、本当に終演となった。帰り支度をするファンのみんなの顔は、満足感でいっぱいという感じに見えた。勿論、私も周りから見たらニコニコでいっぱいだったに違いない。
マッキー、おかえりなさい。
マッキー、とっても良かったよ。
マッキー、ステキな時間をどうもありがとう。
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