槇原敬之コンサートツアー2003
本日ハ晴天ナリ レポート |
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さよなら小さな街
歌い始める前に、マッキーが
「ここでみんなに協力してもらいたいことがある」
と言い始めた。何かと思ったら、みんなで手拍子をしてほしいというのだ。それも「スリー・ツー」というものなんだよ、どういうのかというと、3と2ですねなんてとぼけたことを。それには小倉さんが、
「いくらなんでも、それはわかるだろう」
と突っ込んでいたっけ。実際にマッキーがお手本を示して、会場5000人が一斉に「スリー・ツー」を叩く。こんな感じで(音が出ます)
「だんだん乗ってくると早くなってしまうので気をつけて、もし早くなってきたら、僕がこうやって(指揮者のマネ)歌いながら指揮をとりますから」
なんて説明していたけれど、実際にちょっと叩いてみると、なんと手拍子は狂うことなくピッタリ合っていたのだ。これには、マッキーも小倉さんも感嘆の声。
小「しかも、余裕だよね。みんな笑顔で。」
マ「そうそう、こんな感じ」
と、2人で皇室風スマイル&指をそろえた手のフリ方のマネ一緒にする。そんなこんなで、手拍子は一発合格を決め、マッキーの歌と演奏と会場が一つになったのだった。
でも私は、手拍子しながら、歌を聴きながら隣の友達と大爆笑していた。それは、キーボードの柴田さんがマラカスを振る動きに釘付けだったからなのだ。だって、マッキーが曲の始まる直前に、
「僕はこの曲で、柴田さんのマラカスを振る姿が1番好きなんです。もう、ディズニーランドでアトラクションを見るような感じなの!!」
だなんて言うんだもの。リハーサルの時などは、客席側に立って歌いながら、マラカスを振る姿に釘付けなんだとか…。そう言われて、見ない人は居ないはず。私と友達の正面でマラカスは振られていたんだけれど、それはもう人の動きとは思えない動きで…。マラカスを前後にシャカシャカと小刻みに動かし、そして首は前後左右に微妙にカクカク揺らす…その絶妙な動きを、友達は「カントリーベアーだ」と表現していた。手拍子どころじゃなく、その動きに大笑いの曲になってしまった。
その頃マッキーは。歌詞に合わせてこまごまとジェスチャーをしたり、
「♪さっそく僕は自分のやりたいことを…」
のところで、汗を拭くために使っていたタオルを床に敷いて座り、路上で自分の作品を売るマネをしていた。露天商?「僕が作ったんです」「詩もつけます」というようなセリフも言っていたけど、歌と歌の合間に良くやるよなぁ(笑)
[MC]
バンドのメンバーは、ステージ前方に集まっていた状態から通常の位置に戻り、ステージ中央にマッキーだけが残った。でも、まだイスに座った状態でお話モード。今回は、去年のHSHツアーよりもなんだかMCが長いという印象を受ける。
「ここで、『みなさんが頑張っているだけで、人のためになるお話』をしたいと思います」という前フリだったと思う。最近、マッキー&家族であるワンチャン達で実験中なことなのだそうだが。マッキーのワンチャン達は、とにかくイタズラ盛りなので、帰宅すると部屋がメチャメチャになっていることがあるという。疲れて帰ってから、怒ったり掃除したりで本当に大変らしい。でも、時には全然散らかってもおらず、
「むしろ掃除したんちゃう?」
と思うほど片付いている日もあるのだそうだ。これには何か法則があるに違いないと思って、日々考えていたら「あること」に気付いたという。それは、「今日の仕事のノルマを早々と達成したから残りの時間が遊びに行っちゃえ〜♪」と思って遊んで遅くなった日は部屋は大荒れ、でも、仕事を頑張って頑張って遅くなってしまった日は部屋は片付いている、という法則なのだそうだ。マッキーは、これを「自分の両肩に乗っている天使と悪魔」がやっていることだと言っていた。手を抜いた日は、悪魔が犬のところにバサバサ飛んでいって
「アンタのご主人、遊んでまっせ」
とイジワルボイスで囁き、犬はそれを聞いて大暴れ、でも頑張った時には天使が犬のところにフワフワと舞い降りて、
「あなた方のご主人は、今日は頑張っているのです。
だからあなた方も、それ相応のことをして
待っているのです!!!いるのです、いるのです…(エコー&フェイドアウト)」
と告げているに違いない、という訳。それを聞いたワンチャン達は、もう掃除でもして待ってる勢いになってるはずだ、とマッキーは言い、
「だから、みんなも頑張っていれば、その肩に乗った天使が、自分の大事な人の所へ飛んで行って何かを告げてくれるはず」
だとも言っていた。
それを聞いて、
「あぁ、サトルが荒れている日は、もしかしたら私に
原因があるのかも知れないな。」
と、わが身に置き換えてしみじみと考えた私だった。マッキー、いいこと教えてくれてありがとう。これからちょっと、考え直してみることにするよ…。しみじみ…。
さて、ここからはアップテンポな曲が続く雰囲気。マッキーも曲の前に
「今日は金曜だからね、土日休めるから動いてもらいましょう」
みたいなことを言っていた。客席には
「立ちたい人は立って、座って聴きたい人は座ったままでもいいよ」
と、自分の好きなようにコンサートを楽しんで欲しいことを伝えていた。
そうそう、「Are you ready?」と聞いたら「イエーイ!!」って拳を突き上げるのではなく、「イエーイ」と言いながら突き出しておいた拳をギューーっと引きでやってみて〜と言われ、会場のみんなが『引き』の「イエーイ」をやらせられたのも、ここだったかな?
「みんな、友達とか夫婦とか…もしかした近所の人と一緒に来てるかも知れないけど、こんなんなってても(すごい勢いでゴーゴーダンスを踊るマッキー)、次の日に『奥さん、昨日すごかったわね』なんて(バカにしたように)言っちゃダメだよ。そうじゃなくて『奥さん、昨日、アレ(自分の踊るマネをする)すごかったわね〜〜(^^)』って言ってあげね」
なんてことも言っていたよ。
花火の夜
私の周囲は、みんなイントロが流れただけで興奮して立ちあがっていた。キャーーー。なんだか興奮してしまって、あまり最初の方を覚えていない…。マッキーが「オッ、オッ、エオーッ」のコーラス部分をみんなの方にマイクを向けて先導してくれたことは覚えているのだけれど。この曲も、サトルが気に入っていて「バモラー!!」の掛け声を一緒にやるので、最近良く聴いていただけに、なんだか勝手な親しみを持って聴かせていただいた(笑)
Hungry Spider
イントロが流れてきたら、なんだか鳥肌がたった。まさか、生で聴けるとは思わなかったので、思わずキャーーーと叫んでしまった私(叫んでばっかり)。この曲は、プロモーションビデオでしか歌っている姿を見たことがなかったけれど、そのビデオの中と同じ表情をしているマッキーを見て
「あぁ、こんなに近くで見られるなんて夢のようだ」
と、またしても3列目で見ているマッキーにウットリ。
これはただの例え話じゃない
サビに入るまでは、声にくぐもったようなエフェクトをかけていたので、ちょっと声が演奏と重なってしまった聞こえづらかった。マッキーの声を、たくさんの音の中から必死に探している自分になんとなく感激。私って、やっぱりファンなんだなぁ…と思いながら、ステージで熱唱するマッキーに釘付け。ステージの背面には、曲をイメージした照明と水万華鏡のようなモノがグルグル回っており、どんどん曲の中に引き込まれていくような気がした。
雨ニモ負ケズ
「これはただの…」が終わるとすぐに雷が鳴る音が聞こえ、今にも雨が降り出しそうな雰囲気。そして流れてきたのがこの曲。ここまで、MCでさんざん笑わせてくれたマッキーと、「花火の夜」からここまで男らしく骨太な曲を聴かせてくれているマッキーが、同一人物とは思えなかった。思わず、「カッコイイ…」とつぶやいてしまうほどだ(いや、もしかしたら叫んでたかも・笑)。
風邪でノドと体調が心配だったけれど、後半になってきたら少し盛り返してきたかな?と思えるようになった。でも、ここではじけすぎて、ノドを傷めたりしないか心配。もはや私は、「母のような気持ち」でマッキーを見ていたのかも。
Hey Yo!
COWBOY
またしも、「おぉ!!この曲をやりますか」という選曲。この歌も、まさかコンサートで聴くとは思っていなかった懐かしい曲。この時私は、ちょっとコンサートに来ているということを忘れ、テレビの前でマッキーを見ているような感覚に陥っており、
「ほぉ、この曲か!!」
と、手をポンと叩いたりしていた。隣の友達に、「テレビ見てるんじゃないんだから」と即効でツッコミを食らう私。でも、本当にそのくらい私はマッキーしか見ていなかったってことなんだろうなと思う。ステージのことも、バンドのことも、私の前のファンの動きも、全然気にしていなかったって感じ。
この曲では、またしてもマッキーはギターを手にして、ステージの左右へ移動していた。マッキーが動けば、それに合わせてみんなが「キャー」「ワー」と言いながら手を振りながら向きを変える。それって、ステージから見たら滑稽なんだろうなぁ…人の動きに揺れるペットショップの熱帯魚みたいだなぁ…なんて、ちょっと客観視してみたりして。
まぁそんなことは置いといて。やっぱり、マッキーは英語の発音がキレイだった!!
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