槇原敬之コンサートツアー2003
本日ハ晴天ナリ レポート
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1秒前の君にはもう2度と会えない
 ちょっと雰囲気をかえて、この曲。でも、激しく歌った後に、裏声がたくさんの曲はちょっと大変そうだった。「♪息を切らせているわけは〜」からしばらく裏声が続くので、ちょっと苦しそうに聞こえてしまい、ハラハラして聴いていた私。なんだか、手に力が入ってしまったよ。もう、ホントに母心で聴いてるよ〜(笑)

 でも、曲の終わりの部分(「♪必ず君が居るとは限らないだろう」の部分)は、きちんと歌いあげてくれていたので、母は(笑)安心したのだった。

Wow
 イントロが流れ出した瞬間、私は思わずニコニコしてしまった。もともとこの曲が大好きだった上に、最近サトルが「♪Wow〜」の部分で「ワー
」と声を出して一緒に歌おうとするようになったことでますます好きになったから。すると、マッキーも
「この曲は歌うたびに好きになっていく曲。それもみんなのおかげ」
と言っていた。きっとマッキーも、みんながいい顔で歌ってくれるのを見てますます好きになってるのかも?と、勝手に解釈してみた。そのくらい歌っているマッキーの表情は、本当にいい笑顔だった。

 ファンクラブで「この曲の時に掛け声を決めて歌いましょう」、という企画があったので、ちょっと緊張してしまった。どういう企画かというと、
「Wow
(フゥー!!)こんなことしか…」
    
↑ここをみんなで掛け声をかける
というもの。マッキーが曲の始まる前に、軽く説明をしてくれていた。分かる人は頑張って、分からない人はとにかく真似しちゃってください…というような説明だったかな?とにかく、みんなで拳を突き上げて「フゥ!!」と掛け声をかけることに夢中だった。

 私は友達に「チアリーダー風にかわいくね」なんて言われたくせに、実際に曲が始まったら、激しく拳を突き上げてしまっていたのだった…。興奮とは恐ろしいものよ。

 「♪あんな風になればいい」「♪あれも習わせたい」の歌詞の部分では、ギターを弾く真似をしたりして、バンドのかたがたを指差したりもして、マッキーも非常に楽しそうに歌っていたのが印象的だった。

I got a friend
 「Wow」とは対称的に、とても心が静かになった曲だった。歌詞の意味を、しみじみとかみしめながら聴いていたら、
「こんな風に歌にまで出来るような友達が自分には居るのかな…」
と、ちょっとドキドキしてしまった。自分の友達との関わり方についても、ちょっと考えちゃったかな。いつもCDで聴いて居る時には、それほどの思いは感じたりしてなかったくせに、何故コンサートに行ってまでそんなことを考えてしまったのかは不明(^^;)。マッキーの生歌のせいかな?

本日ハ晴天ナリ〜AMAZING GRACE
 今回のツアータイトルにもなっているこの曲が、ラスト。
「まだ4月とは言え、寒いですからね。
 着てきた物をちゃんと着て、帰ってくださいね」

と、マッキーが優しくみんなに言ってくれた。マッキーこそ、風邪を早く治すんだよ〜、人の心配してる場合じゃないよ…と、密かに思った私。でも、これまで何回かコンサートに行ったことがあるけれど、コンサートで家路の心配をしてくれた歌手は、多分マッキーだけだと思う。ありがとうという気持ちでいっぱい。

 そう言えば去年のコンサートのラスとは、「Home Sweet Home」で、ものすごく大盛りだった記憶がある。でも、今回は『本日ハ晴天ナリ』だから、すごくしっとりとしたラストになったと思う。世界は戦争が起こり、本当に不安定な世の中…そんな時に、本当にタイムリーにこの曲とめぐりあったなぁと思う。

 『本日ハ晴天ナリ』のラストの部分から、アルバムのアレンジ同様『AMAZING GRACE』へと移行する。演奏だけではなく、マッキーも歌っての感動のラスト。

 歌い終わると、マッキーは
「本当にどうもありがとうございました」
と言って、舞台袖へ行ってしまった。アンコールの声があがって、またマッキーは出てくるに違いない…とは思うけれどやはりとても寂しい気持ち。しかも、今回はどん帳まで下りたきた!!幕がしまってしまうのは、もっともっと寂しいよ〜〜〜!!と思っていたら、友達が幕を静かに指差す。なんと、その幕には、アルバム「本日ハ晴天ナリ」のジャケットと同じ絵が描かれていたのだ。びっくり。大きく広がる「晴天ナリ」の絵。シンプルな絵だけれど、ステージ全体を隠すほどの大きさになるとすごい迫力。コンサートの余韻にひたるには、十分すぎる演出だったと思う。

 ありがとう、マッキー。

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