槇原敬之コンサートツアー2003
本日ハ晴天ナリ レポート |
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アンコール1
会場では、アンコールの拍手をする者、興奮を隠しきれない者、携帯のメールをチェックする者…とさまざま。でも、みんなまだまだマッキーの歌声を聴きたいと思っているのは一緒だと思う。
そんな時、会場のどこからか「どんなときも。」の歌声が聞こえてきた。これは何だろう?と思ったら、その歌声がアンコールの拍手と重なった。友達が「あるサイトの企画でコレを歌うことが決まったらしいよ」と教えてくれた。私は、最近マッキー関係のサイトめぐりなどをしていなかったので、そんな企画があったとは初耳。歌声とザワザワと拍手が混じった会場。
「どんなときも。」の声はだんだん大きくなり、そんな中でまたろうさんと小倉さんが最初にステージに戻ってきた。そして、会場の歌声に合わせて音を取り、さりげなく伴奏を始め、そして最後に着替えてマッキーが登場して「どんなときも。」をマイクスタンドに手をかけながら一節歌ってくれた。会場には、またマッキーが出てきてくれたこと、一緒に歌ってくれたことでまた興奮が戻ってきた。
マッキーは、今度はTシャツ(ツアーのグッズ、色は赤で白文字で「Fineday03」と書かれている)とジーンズというイデタチ。帽子は脱いでおり、髪はサラサラのペタンコだ。これを見た瞬間に、友達が、
「だんさん!!さととんだよ!!さととん!!」
と大盛り上がり。言われて見れば、さっきまで帽子で分からなかった「ハの字眉毛」も「タレ目」も、ペタンコの髪もサトルに似ているかも(笑)。まさかマッキーも、息子に似ているとキャーキャー騒いでいたとは夢にも思うまい…。
LOVE LETTER
去年のツアーでも、これがアンコールの一曲目だった。これは、アンコールに対するマッキーからの感謝の気持ち、私達ファンへのラブレターなのかも知れないな…と、勝手に解釈して聴いてみた。その結果、ものすごく感動して聴けた(笑)。勝手な解釈、バンザイ。
遠く遠く
2曲目は『遠く遠く』。曲が始まる前に、友達が耳元で
「次の曲はだんさんにおすすめよ」
と囁き、その直後にイントロ。まさかここでコレを歌うとは思わなかったので、一気に鳥肌が立ち思わず両腕で自分を抱きしめるようにしながら「ウワー」と声を出してしまった(友達いわく、「逆転さよならホームランを打たれたピッチャーのような姿」だったらしい)。これは、ある意味東京で暮らしている地方出身者には、たまらない歌なのでと思うが…どうなんだろう?
当然、会場も盛り上がっており、サビの「♪遠く遠く離れていても…」では、マッキーの誘導のもと会場が一体となって右手を挙げ、左右に振りながら歌った。これも、マッキーからみんなへのメッセージソングなのかな?なんて、またしても勝手な解釈(笑)
曲のラスト部分では、「サザエさん」のエンディングテーマの一節が使われており、マッキーも「ウンガググ」(←これって、もう古いよね…)なんて言ってサザエさんの物真似をしていて面白かった。最後まで遊び心を忘れないマッキーに脱帽。
Ordinary days
「世の中では戦争したりしているところもあるけれど、普通にご飯を食べたり、こうやってコンサートに来たりすることが大事なことなんですよね。『反戦』なんて今更言うことじゃないです、反対なのは当たり前のことだから…。」
そう言ってから、マッキーはこの曲を歌い出した。私は「反対なのは当たり前のことです」という言葉に、なんだかガーンと来た。そうだよね、当然だよね…なんて思って、またしみじみと曲に聞き入っていた。
コンサートの間、楽しくてずっと笑顔だった私もさすがにこれが最後の曲になるのだと思うと、なんだかとても寂しかった…。でもでも、この曲でマッキーと目が合ったのだ!!もう最後の曲なんだよね…とボーっとしてマッキーを見ていたら目が合ったような気がして、思わず笑顔に。すると、マッキーは「うん」と頷いて私が笑顔になると同時にニコッ笑ってくれたのだ。まぁ……そう見えただけかも知れない、勘違いかも知れないが……。でも、勘違いでもいいから「絶対に目が合ったのだ」と一人で思って生きていこう…と思ってしまったくらいだ(笑)。多分、私の周辺の人は、みんなそう思っているのだろうけれど…。
「ニューシネマパラダイス」のBGMが流れ始めると、マッキーとメンバーのみんながステージの中央に集まりだし、マッキーと笑顔で固い握手を交わし、そして労をねぎらうように抱き合う。私も友達と抱き合って労をねぎらいあうアホぶり(笑)。そうこうしているうちに、マッキー達は全員で手をつないでステージ前方に出て大きくおじぎ。本当に、コンサートはもう少しで終わってしまう。気持ちは「ANSWER」の「♪もう帰る時間だよ」の気分。寂しいよ〜、終わらないでよ〜、と思いつつも、時間はすでに22時を回っている。今日はもう、これ以上のアンコールはやってもらえないかも知れない…。
そんな思いをよそに、バンドのメンバーは去り、ステージにはマッキー一人だけが残った。そして、BGMと拍手と声援を鎮めるように「シー」と人差し指を口に当てた。すると会場からはBGMを始めとする全ての音が消えて一瞬にしてシーンとなり、マッキーはマイクなしで
「本日はほんっとうにありがとうございました!!」
と、客席に向かって生の声で叫んでくれた。この声は大きなホールの2階席にもきっと届いたはず。これはファンにとって、たまらない一瞬だ。そして、マッキーは笑顔でステージを後にした。
会場には、終演のアナウンスが流れ、客席側にも明かりが灯り始めた。遠くから来ている人は、そろそろ帰りの電車の心配も必要になる時間なのか、慌ただしくホールを出ていく人も見られる。友達は、
「この時間じゃ、ダブルアンコールは無理でしょう」
なんて言っている。本当に?本当もうマッキーとは会えないの?こんな席に恵まれることなんて、もう2度とないかも知れないのに…。でも、マッキーは体調も悪いし、ホールの使用時間だって過ぎてるのかも知れないし…と、いろんな思いが頭の中をかけめぐった。でも、私は今回のツアーに今日しか参加しないわけだし、すぐには諦めがつかなかった。私には今日だけなんだよ…!!
…すると、舞台袖からマッキーが登場。会場、またしてもキャーという声。私もキャーと言いながら手を振ってしまった。時間も時間だし、マッキーはおじぎだけしてアンコールへの感謝を伝えてオシマイかなぁ?と思ったら、なんと舞台袖に向かって「おいでおいで」をしてる。もしかして、また演奏してくれちゃうの?しかも、もしかしたらウワサのアノ曲を?いいの?いいの?いいの〜?
アンコール2
世界に一つだけの花
「♪ナーンバーワーンにならなくていい〜」
マッキーが歌い出した瞬間に、客席から「キャー」とも「ヒャー」とつかない、悲鳴のような音をが沸きあがった。そして、マッキーの声で聴く「世界に一つだけの花」に、みんな酔いしれていたと思う。マッキーがSMAPのために作った曲、そしてSMAPが世の中に送り出してくれた曲なので、スマスマでこの曲を共演したのが3月末。そこで
「コンサートで歌ってくださいよ」
とお許しをもらったからなのか、その辺りからアンコールでこの曲を歌い始めたとウワサには聴いていたけれど、実際に生で聞くともの鳥肌モノですごく感動した。マッキー、いい歌を作ったなぁと素直に思える曲。
驚いたことに、マッキーを始め含め周りの人達みんな(かく言う私もですが)が、SMAPがやっているのと同じ手話のようなフリつけで踊っていた。みんな、やっぱりマッキーが作ったこの曲を愛していて、SMAPが歌っている姿もきちんと見ているんだなぁと実感。客席にもステージにも、みんなの手で作ったたくさんの花が咲いていたのを見て、本当に今日コンサートに来て良かったなぁと思った。
マッキー、本当にありがとう。楽しかったし、かっこよかったし、ジーンとしたコンサートだったよ。本当にお疲れさま。これからもまだツアーは続くのだから、風邪は早く治してみんなに元気な歌声を届けてあげてね。そんな思いでイッパイになった。
終演を告げる場内アナウンスが流れ、3時間半にも及ぶ長い長い、楽しいステキなコンサートは本当に終了した。外に出てみると小雨。でも、コンサートで心も体もホカホカだった私は、雨の冷たさも余り気にならなかった。まさに「雨ふりでも晴天なり」の気持ち。この後も友達と2人、コンサートの興奮から抜けきれず、いつまでもマッキーのことを話していたのだった。
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