槇原敬之 CONCERT TOUR 2004
"EXPLORER" |
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アンコールの拍手の後、マッキーが再登場。一度サヨナラしても、戻ってきてくれるとまた「わぁ、マッキーだ。嬉しい!」の気持ちを味わえるので、アンコールも良いわ。
曲が始まる前に、マッキーは飼っている犬の話をした。犬の遠吠えの話。まだ虚勢していないので、時々、野生に戻ったかのように突然遠吠えをすることがあるのだそうだ。それを聴いていて、その遠吠えに似せたメロディーの曲を作ったのだと言っていた(多分、サビのファルセットの部分なのだと思う)。
「普段の生活も、見方を変えるとこうして歌につながったりして
意外とおもしろいもんです。」
と、笑いながら話をしめくくって、歌い始めた。
君の名前を呼んだあとに
ここまで3時間あまり歌いつづけてきた状態で、裏声がずっと続く歌って辛くないのだろうか?むしろ、高音を無理に出さずに済むのでラクチンなのかな?などと、余計なことを思いながら聴く私。でも、シングルで聴いた時よりも、アルバムで、コンサートで聴くようになってからのほうが好きになってきている気がするなぁ。
歌い終わった後、
「ここで、ちょっと僕に時間をください。」
と、マッキーが新潟地震についての話をはじめた。
今回、新潟にもコンサートに行ったこと、地震だけじゃなくてこのところの天災の話もしたかな…(?)。とにかく、生きていることが当たり前のことじゃなくて、こうして生きていられることが幸せなんだ…という内容の話をしてくれた。実は、コンサートの冒頭にも「こうやって、今日コンサートを出来ること、コンサートにみんなが来られたことを幸せに思う…」という話をしていたなぁ。
区役所から募金箱を借りてきて入り口のところへ置いたので、良かったら皆さんお願いします、と話を締め、会場全部で新潟の地震のため亡くなられた方へ黙祷をささげた。1分間くらいだと思うんだけど、これまで大音響のホールがシーーンと静まり返っていて、それがとても印象的だった。
天国と地獄のエレベーター
スクリーンの前の両サイドに、2本ずつハシゴのようなものが下りてきた。これじゃ、スクリーンが見えなくてジャマになりそう…と思っていたら、それはサビの時に
”LOVE” ”PEACE” ”JOY”という文字のが現れるネオンボードだった。
この曲は、唯一歌われると知っていた曲だったので(前日に見に行ったクマプーが一曲だけリークさせてくれ!と教えてくれた)、ふむふむ、やはりこれがラストですか…という気持ちだった。これは、ファンに人気というよりは、マッキーが好きなのではないか、歌っていて気持ちが良いのではないか?というのが、われわれ夫婦の想像なんだけれどね。
理由はともかくとして、マッキーの音頭で
”LOVE” ”PEACE” ”JOY”
のところで、ファンはみな「L、P、J」の指文字を高く突き上げてマッキーと一緒に歌ってしまうのだ(笑)
ドカーンと曲が終わって、静かになり…映画「ニューシネマニュー・シネマパラダイス」のテーマソングが流れ出す。会場は割れんばかりに拍手。マッキーの汗まみれの笑顔が「終わったぞ!やったぞ!」って感じのいい顔だった。メンバーみんなと抱き合って握手してお辞儀して、マッキー以外は退場する。
そして、マッキーが人差し指で「シー」というジェスチャーをすると、拍手も歓声も音楽も、すべてが消えてシーーーーンとなる。マッキー、思い切り息を吸い込んで、
「ほんっとうにありがとうございましたぁ!」
と、ナマゴエでご挨拶。ワーーーッ!!!トいう声、拍手の嵐。このナマゴエは、ちゃんとみんなに届いたんだよね?だよね?
そして、拍手に包まれてマッキー、退場。
「本日のプログラムはすべて終了いたしました」のアナウンスが流れると、場内の雰囲気は日常へ戻るべく身支度を整えて退場する姿でいっぱいになった。これまでのコンサートのように、しつこくダブルアンコールをねだる拍手はなく…実にさっぱりとした幕切れだった。そう、終わった時点で3時間半が経過し、
「これでもかっ!」
ってくらいマッキーを堪能できたんだから、これ以上マッキーに何を望む?
入り口に置いてある募金箱の前には黒山の人だかり…本当にすごい人数だった。これもマッキーの一言があったからであって、区役所の前に置かれているよりもずっと募金が集まったに違いない。私は先を急いでいることもあり、募金箱そのものには近づけなかったが…。
一緒に行った友達は、「ながい!」と文句(いやいや、幸せなグチだろうな)と言っていたけれど、本当にマッキーでおなかいっぱい!になった帰り道であった。
マッキー、こちらこそ、本当にどうもありがとう!
至らぬ私の総括 |