お酒
私が住む「秋田県」は、全国でも有名な酒豪の土地柄らしいです。 私は、大人になったら必ずお酒は飲むものだと信じていたし、もちろんお酒が飲めない大人がいるなんて、夢にも思っていませんでした。だから、大学に入ってからお酒が飲めるようになって(18歳だった・・・・だめじゃん)、お酒が弱かったこともなく、友達がお酒にどんどん飲まれていく様子を見て、「修行が足りないからだ」くらいに思っていました。だから、お酒に弱い体質の人が居ることも、全然気づかなかったし…。
結局、お酒が好きなもの同士でしか飲みに行かなくなるので、二日酔いになっても、「そんな時は迎え酒だ」なんていう友達しか周りにいないので、知らず知らずのうちに修行を積んでいたのでした。
ところで、家の近所に(と、言っても車で10分くらいのところに)、とても安い居酒屋があります。店内は、昭和初期の趣。昔の映画のポスターが沢山飾られ、音楽も「いつでも夢を」とか、私の父母の世代が懐かしく感じる世界なのだと思います。ともかく、その頃の青春スターたちの曲が流れつづけていて、例えて言うなら、横浜の「ラーメン博物館」(知らない人はごめんなさい)のような感じ。いったい、自分はここで何をしているのか?という気持ちにもなったりもしました(笑)
先日、その店にまた飲みに行ってきたのですが、一度目に行った時の友達は、余りそういう雰囲気を気にしないタイプの人間だったので、何かこれと言って感想を述べ合うこともなく、終りました。しかし、先日の飲みの席は、そういうことを延々と語り合える相手だったので、おもしろおかしく独自の解釈で楽しませて頂くことができました。
料理もおいしいし、何しろ値段が安い所が一番いいです。おつまみのメニューも多彩で面白いし…。駄菓子屋にあったような、ミルクキャラメル(1個10円)、サバのみそ煮の缶詰(1個150円)など、他の居酒屋には決してないようなものが、たくさんおいてあるのです。もちろん、串焼き専門のような看板を掲げているので、ちゃんとしたおいしい焼鳥も食べることが出来るし、目でも楽しむことが出来るし。
秋田に帰ってきてから、いろいろなお店を発見したけれど、この店を見つけることが出来たのは一番うれしかったことだと思っています。
わざわざ、飲み屋街に出ていくことなく、楽しむことが出来るなら、一番いいしね。
こうやって、近所に穴場を見つけた私は、どんどんと修行を積んで、酒豪の完全体へと更に成長してしまうのかと思うと、ちょっと将来が心配ですね(笑)