県民の気質

どの県でも、その地方の特色のようなものがあると思います。 もちろん、私の出身地「秋田県」も例に漏れず、いろいろな気質が見え隠れしています。 多分、秋田県民=大酒のみ(これは、ほぼ正解?)とか、秋田の女性は美人だとか…そういうウワサのどこまでが本当かは秘密にしておくことにして、ともかく特筆すべきことがどこの県にでもあることと思います。

…ともかく、表面的な事以外にも、秋田特有の気質があります。それは、あなたが秋田のお店に入ったらわかるのですが。それは 「秋田人は、商売がヘタ」ということです。頑張っているのは認めるけれど、イマイチ頑張りドコロがずれてたりするのです。

私がそれを痛感したのは、2年ほど前になります。それは、私はクマプーと後輩のAちゃんの3人で、湖にドライブに出かけた時のことです。その湖は秋田が誇る、美しい湖で、観光地として有名です。そのすぐそばに、ガイド本にも必ず湖に並んで紹介されている場所があります。その時のメンバーは、一度もそこへ行ったことがなかったので、興味津々でそこへ向いました。

そこはちょっとしたテーマパークのような場所で、ガイド本にはきれいな景色と共に紹介されています。(名前は言えない!!)でも、どう考えても古びていて、入り口にど〜んよりとした何ともいえない空気が流れていました。

「どうする?入る?どうする?営業してるの?ここ…」
などと3人で顔を見合わせていると、チケット売りのおばちゃんが出てきて
「一人入場料1000円のところ、600円にするよ」
(正確な金額は忘れてしまった)などと、いきなりの叩き売り状態。後輩のAちゃんが更値切り、不安はぬぐいきれなかったのですが、値引きに負けてとうとう入ることにしました。(ああ、後悔)

案の定、中には誰も居ませんでした。入り口付近の建物は、きれいなガラス細工などが売られていて、なかなか良かったのですが、そこの売り子の人も、自分の仕事をしてはいるけれど、接客しようという態度はありませんでした。(この辺が、いかにも秋田っぽい所)誰も他に居ないと、そこにも長いしづらい雰囲気。結局外に出ることにしました。

そこは、海外の雰囲気を再現するというテーマパーク。のはずが、外の広場の周囲には、何故か「ラーメン」「ヌードルハウス」という看板が…。そして「〜シアター」の中では、大きなスクリーンにチーズフォンデュが大写し!!そこでも、やはり私達3人は顔を見合わせ絶句。

「これなら、もうちょっと値切ってもよかったですね」
と言うAちゃんの言葉に、妙な説得力を感じていたというのは言うまでもありません。最初は値切ったことを笑っていた私とクマプーも、いつのまにか大きくうなづいていました。一通り見て回って思ったこと、そこは海外ではなくて、単なる秋田の山だったということ。

秋田って、どうして商売のしかたがおかしいんでしょう?もし、あの入り口のそばの売店の規模を縮小して、他の所へ予算を回していたら、高額な上にめったに稼動しないゴンドラなんて必要なかったのでは?カメムシの駆除をする、もしくは大量発生を防げたのでは?

結局私達は、そこで食事をする気にもなれず、チョコレートを購入してしのぎ、どんよりとした気持ちでそこを去りました。ちなみに、私とクマプーは秋田出身、Aちゃんは福島出身だったので、 「Aちゃん、お願い!ここで見た事は県外にはもらさないでぇぇぇ!」 と懇願したのは言うまでもありません。ああ、経営者の方と、一度お話がしたいものです。ちょっとどころではなく、物申したいですね(笑)