右手が弱ってる?

ワープロやパソコンを使うようになってから、手書きで漢字が書けなくなったという話は良く耳にする。いざ、ペンを持って文章を書こうとしたときに、アタマに漢字が浮かばないというもの…。私も、自分専用のワープロを手に入れてレポートを提出したり、仕事を始めて、パソコンで文章を書くようになったりしてからは、退化の一途をたどっている次第。


まぁ、実際に目にすれば、どの漢字が適切なのかということは知っているわけだから、余程でないと間違った漢字を使わないだけ良いのかもしれないけれど…。かえって、自分が手書きでは書けないような漢字も、使いこなせているような勘違いの状態になっているのだろうか?


最近では、知人がそれぞれのメールアドレスを持つようになり、前は遠くの友達との手紙のやりとりもなくなり、距離なんてそれほど問題ではなくなりつつある。電話よりはちゃんとした形で残り、手紙よりは気軽なメールは、もはや生活からはずすことは不可能な感じ。そして、チャットやICQでそれこそ離れた友達とリアルタイムでしかも安く話が出来るようになると、どんどん鉛筆・ペンで物を書くということがなくなっている気がしてしかたない。


先日、大学時代にお世話になったバイト先の方に、改めて手紙を出さねばならない機会があった。やはり、こういうものはパソコンで打った文字では失礼だろうと思い、久々に便箋と封筒を購入、机に向ってみたのだ。ところが、いざ便箋を目の前にすると、なかなか書けない。普段は、文章を打ち間違えてもすぐにDeleteしてしまえば元通りだし、読み返して少しおかしなところがあればCut&Pasteして修正すれば良い。そういう文章の書き方をしていたら、一発本番!即清書!!のような文章が書けなくなっていたのだ。


まぁ、そのくらいなら、大体の構成を考えてから書けば良い。しかし、一番驚いたのは、右手がすぐに痛くなって文字が書けなくなったことだ。キーボードなら、長時間カチャカチャやっていても肩こりになるくらいで、書くことに支障をきたすほどではない。でも、右手がペンを持つことを拒否してしまうくらい、右手が痛くなってしまうのだ。もう、これは退化としか言えない…。漢字を思い出すどころか、右手自体動かせないのだ。私は、どちらかと言えば「字がきれいだね」といわれてきたはずなのに…。このままじゃいけないと思う。そんな日々を送っていると、毎日活字に触れているはずなのに、どんどん活字離れしているような…。


そう、活字にはなっているものの、内容的には普段の話し言葉と同じような文章を読んだり書いたりしているだけなのだ。私個人レベルで言えば、言い回しとか表現力が乏しくなっている気がする。このまま行くと、右手だけではなくて、頭も弱くなりそうだ。反省。