手紙2
今、結婚のため実家を出るので荷造りをしている。そんな時に、どうしても中身を確認したくなるもの…それは、「何を撮ったのか忘れてしまたビデオテープ」と「手紙」である。盛岡から秋田に戻ってくるときは、どうせ結婚までに整理すれば良い!なんて思っていたので、なんでもかんでも持って帰ってきた。しかし、この1年近く、何も整理していなかったため、今地獄を味わっているところなのだ。
ビデオはまぁ良い。私の大好きな「ビバヒル」だけ持っていけば!しかし、手紙となると話は別である。私の手元にあるのは、私の情報ではなくて、友達のプライベートがほとんどなのだ。恋愛相談もあるし仕事の悩みもある。一人暮しの時は、それをそのまま持っていけば良かったのだが、結婚となると話は別だ。持って行って、それをクマプーに公開するわけにもいかない。思い出だと思うと捨てることも出来ず、非常に困っているのだ。しかし、実家に置いておくのもちょっとイヤだ。(私の母は、かつて私宛ての手紙を盗み見たという事実がある)
そういうわけで、再度手紙を読み返し、「これは捨ててヨシ」「これは隠し持つ」「これは置いて行ってヨシ」という分別をしている始末である。古くは中学時代のものにまでさかのぼっているので、友達の文字の成長ぶりまでわかったりする。その友達の手紙は、当時お互いに大スキだったチェッカーズの話題がほとんど。後に、それは文通ならぬ交換日記に発展するのだが…(笑)
高校時代になると、主な手紙の内容は恋愛中心になる。当時スキだった人の情報の交換がメインだったりする。(私が女子高だったので、遠隔操作って感じ?)あとは、ひたすらお悩み相談である。大学時代になると地元を離れているので近況報告になっている。わざわざ、遠くまで恋愛相談や武勇伝を送ってくる友達もいるけれど…!!
就職してからは、仕事のこと、社会人としての挫折、人間関係なんかの話題も入ってくる。この辺からは、内容が結構濃くなっているので、他人には間違っても読ませてはいけないなって内容になってくる。そして、遠距離恋愛になり、パソコンを買うまではひたすら手紙で寂しい気持ちをしのいでいた。手紙なんて書く人間ではないクマプーからの手紙は、たった4通だったが、読み返すと嬉しいものがある。
こんなに自分の成長を感じられるものってないかもしれない。世の中の人は、こんなに手紙をとっておくのだろうか?私が捨てられないだけなのだろうか?嫁に行く時は捨ててしまうんだろうか?そうすると、私が書いた手紙の山は、もうこの世に存在しないのだろうか?そうだとしたら、ちょっと寂しいな。