そこに愛はあんのかい?

今日、テレビで
「最近は、千鳥格子模様が人気なんですよ」
などと言って、セーターを販売しているのを見た。まぁ、それにはさほど興味がなかったので、私の思考はいつものように違う方向へ…。


OL時代、職場に2つ年下の後輩が居た。男性との出会いには目をキラキラと輝かせ、「私はイケテルギャル(死語)なんです」と自ら名乗っていたM…私は彼女のことを「計算マコちゃん」と呼んでいた。そのマコちゃん、どうやら少し頭のネジがゆるんでいるみたいで、問題発言が多かった。本当に
「へ?今なんて言ったの?」
と聞き返したい言葉が、ポンポン出てくる子だった。失恋してしまって、しょんぼりしていると思っていたら「私のこと、これから恋の狩人って呼んでください」
と言って出会いを求めて外出時は気合十分だったし、ちょっと仕事中にショックなことがあったら、泣いて更衣室にひきこもり、そこから店長に電話を入れて「帰らせてください」と言ったマコちゃん。いつも彼女の行動には目がテンになったものだ。

問題発言、基本中の基本「雰囲気」。「ふいんき」って言う人は、あなたが想像してるよりも世の中には多いはず。疑わしいと思った方は、Yahooなどで「ふいんき」と入力して検索してみてほしい。結構居るから…。
それって、後のもくあみですよねぇ
ちどりがくし模様って、結構好きなんですぅぅ
前者は【元の木阿弥】(後のまつりと混ざっているらしい…)、後者は【千鳥格子】が正解。マコちゃんは、フィーリングで日本語をとらえているらしい。そんな彼女の自慢は漢字検定ですごい級を持っているってこと。ウソじゃないの?と、在職中ずっと私は思っていたのだけれど、とうとうその真偽を確かめることが出来ずに私は退職してしまった。もう、退職してから1年以上経つので、マコちゃん語録は余り思い出せないのが残念だ。


昨年、マコちゃんから
「パソコン買いました」
とメールをもらった。時々「週刊M通信」なるメールを送ってくれるのだが、もちろん「週刊」で発行されてはいないので、その辺からもう脱力モノである。きっと、今ごろ彼女は「ちどりがくし」や「ふいんき」と入力して、漢字に変換できないことに悩んでいるかもしれない。Windowsって、ダメダメだわ…って思ってるかもしれないし、辞書登録してるかもしれない。あぁ、恐ろしい…(泣)


基本的には、私は、結構他人の言い間違いなどが気になる方だ。そして、どうしても訂正したくなる方だ。でも良く考えたら、私は仲の良い友達やクマプーには、言い間違いを訂正したりするけれど、どうでもいいや…って思った人はほったらかしである。でも、先輩としては、彼女に関しては注意しようという気持ちが萎えるのはどうしてなんだろう?と、考えたことがある。

結論は「マコちゃんが間違って覚えていようと、私が恥をかくわけでもなく困ることもない。だから、私は直してやる義務もない」だった。友達と、マコちゃんについて話していた時も「やっぱり、愛がないから注意できないんだよ」って話になったのだ。その友達の嫁ぎ先の義姉も、かなりの勘違いなお方らしいので、その友達も私と同じ気持ちを味わっているらしい。

つまり、その人が間違って覚えてたら困るとか、直してあげなくちゃって思うから、自然に訂正してるんじゃないか?っていう結論。ちょっと、注意した瞬間・された瞬間は、良い気分じゃなくなることがあったとしても、言い間違いを直せるか否か…これって、そのヒトに対する感情が、一番表れる瞬間かも?なんて、私はそう思っている。あなたは、注意してもらってる?