8月17日、新高輪プリンスホテルにて

石井竜也や、BIG HORNS BEEのライブは妹の付き添いで行くのである。
そして、今回のライブ当日はちょうど妹の誕生日でもあった。
(別に意味はないが・・・。)妹も今、高校3年生なので、受験を
ひかえている。そのため今回のライブで最後にするようなことを言っていた。
僕は正直言って、今まで、石井竜也などはそんなに好きではなかったのだが、
妹と何回もライブに行っているうちに気に入ってきてしまったのか、
何だか名残惜しい気分になった。

品川の新高輪プリンスホテルに到着し、まずは「石井写真館」と
名づけられた場所でプリクラを撮り、次に今回のライブの特徴でもある
個展を見に行った。「昇天」と題された個展である。そう、今回のライブは
歌を聴くだけでなく、石井竜也が今までに作ってきた絵画や彫刻などの
作品を個展としてみんなに見てもらおうというものなのである。

映画「河童」のデッサンや、その人形(とても精密にできていた。)、
そして、以前、「アートヌード」と題されて行われたイベントで
女性に描いたボディーペインティングが天使のように何体も置かれていた。
その会場の中で、中央に置かれ、一番人が集まって見ていたのが
鈴鹿八耐のためにデザインしたシルバーのバイクのところであった。
未来を思わせるデザインで、滑らかな部分ととがった部分とがうまく
調和がとれていて、僕は好きになった。
その他に気に入ったのは、おとぎばなしのような絵画である。
「あとは子供を待つだけ」というタイトルで、魔女のおばあさんが
ぐつぐつ煮えるツボをかき混ぜながら不気味な笑いを浮かべている
下のほうで、子供がブルブル震えている絵など、ありがちではあるけれど、
その作品の世界があって好きだった。

個展を見終わり、ライブ会場の方で始まるのを待っていると、
TVで見た顔が!!なんと石井が司会をしている「シザーズリーグ」という
番組に出てくるカリスマ美容師の人達が、おそらく石井の招待でだろうが
僕達の席のちょっと前くらいのところに座ったのである。その近くには
石井の両親と思われる夫婦も座っていた(あくまでも推測だが・・・。)

僕はライブに行くと、必ず、まわりのお客さんの観察をしてしまう癖が
あるのだが、今回はとてもスタイルの良い女性が僕の前の列の右の方に
いた。今まで見た女性の中でもかなりスタイルの良い人である。
それを見ながら、石井の歌にものりつつ、良い時間が過ぎていったのだが、
マナーを守れないお客がいて、心の中で怒ったこともあった。
石井が、「次の2曲は座って聞いてください」と言ったのに、僕の前の方の
女の子2人組みが立ってしまったのである。ノリノリの曲だったし、
何故この曲で座らせるのだ?と僕も疑問ではあったが、他のみんなは座って
いるのに、彼女たちが立ってしまったら真面目に座ってる人達がステージを
見られなくなってしまうではないか!!と僕はイライラしていた・・・。
そして、アンコールのとき、手拍子とともに僕の前の男性は足踏みも
していたのだが、それも少しなら良いが、だんだん興奮してきたのか、
うるさいほどの音を立てながら足を床に打ちつけている・・・。
僕よりかなり年上の男性なのに迷惑になることを考えずに本能だけで
突っ走ってしまっているのだろうか?と思ってしまった・・・。

このようにイライラすることもあったが、ライブ自体は歌もなかなか良く、
僕が一番好きな、MCもとても楽しかった。ライブの終わりの方に、
僕としては初めてのような気がするが、石井がちょっと照れながら真面目に
「まわりにいろいろ言われて悩んだり、努力が報われないこともあるけど
コツコツやろうよ。俺らみたいに派手な世界に思われる人達でもコツコツ
やってるんだからさ・・・。」といったようなことを話したのである。
普段はおちゃらけている彼がそういうことを言ったからかもしれないが、
僕の心を打った。これを聞けただけでもこのライブに来た価値はあった
のであろうと思われた。アンコールなど全てが終了して、会場の3分の1
くらいの人が外に出てしまっても、まだアンコールの手拍子をしてる人々が
いた。僕は「なぜだろう?」と思っていたが、バンドメンバー全員がまた
ステージに戻ってきて、お礼を言ってから、終了した。別に千秋楽でもない
のに、やはりファンを大事にする人なのだなぁ〜としみじみ感じた。
ちなみに今回はゲストとして、石井の妹、美奈子と、その旦那で、石井から
すると義理の弟にあたるフラッシュ金子が登場した。
うちの妹はフラッシュ金子ファンであるから、そのときの喜びようは
すさまじかった・・・。(笑)彼はBIG HORNS BEEとしてライブをやったり
しているので、彼らのライブには今後も行くことになるのかもしれない・・・。