おかしな梅雨



じめじめとした風のない大地
民衆の汗と心の叫びが
この国を支配している


灰色の空
降りそうで降らない雨


安らかな眠りにすらつけない
中途半端な感覚



一滴のを祈る人々



減ってゆく緑
増えてゆくシワ


存在するだけの
元気のない紫陽花


蛙すら鳴くことを忘れそうな
この国


誰が潤いのある
場所にするのだろうか