流れゆくもの



人間は流動体
意識も身体も
不変のものではなく


細胞は常に新しく
身体も変化してゆく


身体を支配し
現在の「生」の存在を
自分だけのものだと
感じさせている意識
それすらもつながりの「かけら」にすぎない



私の身体は意識と絡みつき
世界とつながっているように思われる
しかし「生」の私 今の私が全てではない


そして「私」という存在
それ自体
流れの中の小さな「かけら」にすぎないのである


そして 意識の外の強制力により
誰かと触れ合い
新たなる そして古くからの「かけら」を
つなげてゆくのだ



「死」は恐ろしいと人は言う
そのとき 身体や意識も消え 「無」になると
思い込んでいるからであろう
そして そこが何も見えない闇だからであろう


時間や空間をこえたところで
再び身体は新しくなり
意識の「かけら」はつながってゆくのだ



そして 全ての源へと流れてゆくのだ
誰にも分からないが誰もが感じている あの泉へ・・・