弱さと強さ
1つの光が弾け私の心(ひとみ)が呼応する
真実の殻を割って解き放たれた
そこはいろいろなモノが交わり潰し合い
歪められた場所
多数の糸が私を締め上げる
今までの真実は現在(いま)は虚構に過ぎず
全てが私を嘲笑う
苦しみ悶えることしか許されず
身体に絡まる糸を切ることもできない
私の本能がこう叫ぶ
「楽になりたい!」
しかし叫ぶだけで何にもならない
そして叫んだ言葉の意味を
自分でも理解できない
この状態から抜け出したい
そうすれば楽になる
この余計な糸を振り切り
歪んだ世界から解放されるのだ!
しかし考えるだけで何にもならない
むしろ糸がキリキリと身体に食い込み
冷たい汗がとめどなく溢れる
それならいっその事消えてしまいたい
そうすればきっと楽になるはず
そう思った瞬間全てが消えた
私を締めつけてくる糸
そして歪んだ世界も無くなり
暗黒だけが支配する無の中に私はいた
全てが消えた無の世界
そう思っていた私はここに存在する1つのもの
そう 私という「存在」に気が付いた
何の感覚も与えられず
意識だけが機能している
狂い出しそうな自分
永遠に続く無感空間の中
今更のように自分の失言に胸を痛め
冷めきった意識の中で私は思う
生きたい と・・・

