いくつかの自分
真っ暗な部屋
ひざを抱えて座る僕
冷めた心に鼓動が甦る
階段を昇ってくる足音
誰なの!?
叫んでも応えずに足音だけが
僕を圧迫する
足音で刻むリズムとともに
耳にしみこんでくる
身の張り裂けそうな音
汗ばんだ僕の身体
心拍数はあがるばかり
僕は何か悪い事でもしたのか?
何も思い当たらない
僕はもう一人の自分になったときの
行動を覚えていない
実感のない罪悪感が
僕の感覚に直接切り込んで来る
オレの中から出て行け
オレはたたくだけたたいてやる
壊せば壊すほど燃えてくる
どんどん高まってゆく
オレは1つのものしか見えずに
一直線にかけてゆく
そして目に見えたもの全てを壊す
オレだけが全てであり世界はオレだ!!
頭が痛い またもう一人の僕だ
高まりをおさめる為にまた心が冷たくなり
感情が無くなってくる
どうにかしてくれこの身体 この心
僕を オレを 中和してくれ
私は何かに飢えている
それは買うこともできなければ
相手を壊して盗むこともできない
何か・・・

