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ライブレポート98d


TVK/PATi-PATi presents
LIVE DI:GA SPESIAL'98 ACT2

1998.12.31. 渋谷公会堂 CURIO/thePeatBest/ドミンゴス/ゴスペラーズ

 最高の♪(いきなり歌ってみる)…大晦日です。カウントダウンではないにしても、LIVEで年越し…98年が締められるのですから。期待大!で、渋谷公会堂に向かう時間は…PM2:00(笑)。ちょっとばかり年越しには早いかも…でも、お隣の紅白組に負けてなんかいられません。盛り上がっていかなくては!!

 しかし、そんな心配は無用です。だって…一番手はCURIO。言っちゃ悪いけど、出演者の中で一番客集められるんじゃないんでしょうか?だって、CURIOファンはノリいいしね。
 それをまた裏切るかのごとく、CURIOはKISSのマスクを被って舞台に登場!ファンだってわかんないっつぅの!(笑)
 でもね、凄かったんです。1曲めを終えてボーカル・NOBが一言。「それぞれ、お目当てのグループはいるだろうけど、そんなんじゃねぇだろう!体を動かせ!リズムに乗れ!知ってる曲とか、そうじゃないとか関係ねぇだろうっ!!…今日のCURIOはオリジナル1曲も演りません!」って言い切った。そして、邦洋問わず全曲カバー(イベントとはいえスゴイよ、この度胸ってば…)。しかも、見事に会場をノせました。中でも、『テキーラ』&『気持ちE(…真心の、でいいの?)』にはヤラれました。その瞬間、私はこの日は踊るって、決めました(笑)。後で友人に聞いたら「凄かったねぇ…(笑)」って言われましたからね。
 会場を叱りながら、煽りながら、そして自分も踊り、シャウトする…MCなんて殆ど無いに等しく、とにかく自分たちが好きな曲を客席に向かって放ち続ける…その姿が、遠くから見ていても眩しく感じられました。輝いていて、そして楽しそうだった。だから、私も素直に体を音に預けることが出来た…今ではそう思います。

 続く2番手は、the PeteBest。確か、某フジテレビの「P-STOCK」からデビューしたんじゃなかったでしたっけ、彼ら。でも、その時の印象とはずいぶん違っていました。大人な音楽になったというか…ジャカジャカギターが鳴ってるのって意外に好きな私的には、少々音が大きかったことを除けば大満足です。
 だってねぇ、メロディーがいいって思ったのです。ボーカルの田辺さんの声にきゅんとなってしまいます(…ただの浮気性なだけかもしれない)。でも、この手の若手バンドって増えた気がしてならないです。ちょっと洋楽っぽい雰囲気のバンド。ま、詳しくないし、憶測でモノを言うのはちょっと控えて置くことに…(爆)。
 ちょっと広い舞台の上で、不器用そうに喋ったり(楽屋で「1999年、恐怖の大王」の話で盛り上がったとかって…言いだしっぺは酒井さん、あなたでしょう!?)、ひたむきな演奏を見せたり…ある意味、最もアーティストっぽい(…ってどんなや!)ステージを見せてくれたのかもしれません。(多分)『風に吹かれて』がとっても印象に残りました。単純な私は…懐が許せば、CDを買っていたでしょうね。99年、ちょっと注目したいアーティストです。

 そして、登場!!!ドミンゴス〜〜〜!!(←気に入ったので力が入ってる)
 もうねぇ、ステージパフォーマンスが最高(笑)。ボーカルが客を煽る、煽る。だって、歌の合間に絶妙なコールを入れてくんですよ。ステキ。メンバー全員細身でスーツも決まってるしさ。
 出てきてすぐ、向かいにある某国営放送局の番組(笑)の曲から始めて、会場全体に振り付け指導(笑)。…中でも『あの子はVITAAMIN-C』の「VITAMIN体操」はねぇ〜、ムズカシイ(爆)。練習と本番では倍以上スピードが違ってやんの。これは、要復習ですね(笑)。
 そして、ドラムスの方とボーカル・吉田一休さんの掛け合いが最高だった『大都会』。某缶コーヒーのCMをほぼパクって(笑)、「♪あぁあ〜〜」って入ろうとするところで…ドラムさんが「♪津軽〜海〜峡〜、冬景ぇ色ぃ〜」って…裏切ってくあたりが、最高ね!!
 ハズせないのは、一休氏の「ゴム手袋破裂」芸。しかも、"さよなら1998、こんにちは1999"とか書いてあって、芸が細かい。サーベルで破裂させたら盛り上がりは最高潮!ホーンセクション・「アース・ウインド・アンド・ファイターズ(笑)」を呼び込んで、『サナギ』『Love,ChuChu』と会場を更に高いところまで持っていく。最後は、全員揃って踊ってましたからねぇ〜(後ろから見てるとよく分かるんですね)。コレで、私はKnock Downです。
 …体力が残ってないんですけどねぇ、既に(←踊り過ぎ・爆)。そして、驚くことにこの日に配られたチラシの中に「オフィシャルファンクラブ発足決定!(ファンクラブも無いのに渋公ワンマンやったんだよ、ドミンゴス!!)」の文字が!名前が『琵琶湖』(…何故?)。第一回FCイベントが「キャンプ」(笑)。ううぅ〜、ますます惹かれてしまうわ、このグループ…(←完全なる浮気モノ・爆)

 さて、舞台転換の間に小休止。体力を回復しなくては……って、私は「今帰ってもきっと後悔しないぃ〜〜」とか叫んで、暴れて(爆)、連れの年下の子にまでバカにされてたのでしょうが(笑)。ようやく、お目当てのゴスペラーズが登場です。もう、すっかりお馴染みのツアーメンバーがステージに姿を見せただけで声援が飛ぶ、飛ぶ(笑)。…関係ないけど、「バリさ〜ん」と「真里さ〜ん」って似てるよねぇ?(笑)

 今日の1曲めは、これから始まるなんて意外や、意外。ドラムのスティックをたたく音がして、メンバーの姿が見えないまま『in the Soup』の酒井雄二さわやかボイスから始まりました。「♪い〜つでも僕らは笑う〜この海のことを〜」と一発目のサビが終わったところで、ついにメンバーが姿をあらわしました。…『あたらしい世界』プロモーション用の衣装だぁ〜!いやぁ〜!ま、いいんですけど(爆)。
 ここでは多くは語らない…ことにしようと思ったけど、この瞬間を知らない方も見るかもしれないから解説しましょうか?
  酒井さん:丈の長めのジャケットにベージュのシャツ。'97.北山ヘア(←これは衣装じゃない)
  黒沢さん:えんじのジャケットに革パン。髪はツンツン…させてるんだよね?(←だから、衣装じゃない)
  村上さん:黒のジャケット(なんていう素材?)に青のパンツ。
  安岡さん:革っぽいジャケットに青のシャツ。そして、金髪(←これまた、衣装じゃない)
  北山さん:黒ジャケ&黒のパンツ、一番カジュアルな格好。なぜか、ベルトが気になる(私だけ?)
 苦情を覚悟で、あえて言います。
黒沢さん…髪伸びてきたから上手く立ってないよ?疲れてらっしゃるの、髪の毛が(爆)。
そして、酒井さん…今日もパーマが素敵だわ♪(←ちょっと大人の表現を覚えたらしい・笑)

 少々お疲れ気味なのかもしれません、12月はファンから見てもタイトなスケジュールでしたもんね。やや、声がへたってる…というか、疲れが隠せない感も否めませんでしたが、間奏のハーモニーはやっぱり美しいと思います。声の重なりかたがね、「うあぁ〜〜」って攻めてくるのに、圧倒されてしまうのです、いつも。攻撃的なんかじゃない、なのに心の奥深くに染み入ってから、じゅぅ〜って広がるゴスペラーズならではの感じ(←意味不明)。それは、美しいハーモニーの波を突き抜けて刺さってくる、黒沢さんのハイトーンスキャットのせいなんじゃないかなぁって、時々思います。

 さて、2曲め。某ニュース番組でお馴染みのナンバー『靴は履いたまま』。2曲めにして既にダンシング・ゴス、ですわ(笑)。…今思えば、ちょうど一年前のこの会場で『Vol.』を振り付きで踊るゴスを見た時(TV放送だったけど)の衝撃は…かわいかったね、私(笑)。さて、曲同様に会場も元気がいい〜!メンバーと一緒に踊っている人、跳ねてる人、思い思いに体を揺らしている人…それぞれが楽しんでる感じです。まだ夕方だけど、まさに「最高の夜」です。
 ここで「あ(はぁと)」(爆)って思ったのは、ヤング&メガネのゴスショウコンビが「♪最高の」ってところで、互いの腰に手を回しあってくっついてハモったところ。本当に…このグループって気持ち悪いくらいに(爆)仲が良いよね。いや、丸4年生活をほぼ共にしているのだから、不思議なことじゃないんですけど。
 安岡さんのキメどころの大サビ、最後の黒沢さんのロングトーンも然る事ながら、久々にリーダーの絶叫(笑)
「君が、好きだあぁ〜〜」が聞けたのが今回の収穫。叫んだ後の村上さんって…いい笑顔なんですよね、何故か。「何かに勝ったぞ!」って顔をなさる(笑)。最近の村上氏はいっつも笑顔でしたが、今日はTVも入っているせいかいつも異常にサービス精神旺盛だったように思うのは、私一人の感想でしょうか?…今日は、ちゃんとステップも決まったしねぇ〜(笑)。

 ここで、TV放送時に「面白いけど長すぎる」という訳のわかんない理由(>いや、明瞭じゃん)でカットされてしまったMC。
 「ゴスペラーズでぇ〜す!」「2階〜、元気かぁ〜」と、まずは挨拶。
リーダーが「去年は30日だったんですけど、今年は31日で…単純に嬉しいです」みたいなことを話しているのに、唐突に単語を発する酒井さん(笑)。「忘年!」とか「年末〜」とか…よくは覚えてないんですけど(覚えてらっしゃる方、連絡まってます)。ちょうど、話そうとすると単語が飛んできたりしてね。まるで、「俺に振ってくれぇ〜、リーダぁ〜、俺にぃ〜〜」とでも言いたげな(嘘)。そこをちゃんと酌んで、振ってあげて…リーダーったら、優しいわ(笑)。
 村:「酒井〜、お前は年越してんだろ?(笑)」
 酒:「ん、まあね。一足先に99年に突入してるから(ちょっと嬉しげ)」
 村:「じゃあさ、98年に流行したものって何だったんだよ、教えてくれよ」
 酒:「ん〜(考える)、みかんだね(断言)」
?????…メンバー(含むツアーメンバー)、みんなウケてるよぉ〜、でも、わかんないよぉ〜(爆)。
 黒:「買ってたねぇ〜(笑)、移動の時とか買い込んでたもんな」
 酒:「夏はね、冷凍みかんとか。新幹線に乗る時とか売店で。」
 安:「買ってた、買ってた(笑)」
 村:「TVをご覧の皆さ〜ん、くれぐれも事務所にみかんを送ってこないで下さいねぇ〜(笑)」
 酒:「腐るしね、食べきれないから」
その後ろで、両手で×を作って、ジェスチャーする人々。
…一応さ、98年の日本的ブームってもんを聞きたかったんじゃないかと思うんですけど(笑)。てつやさんはどうやら暴走する酒井さんが非常にお好みでらっしゃる(爆)ようですのでアリ、らしいです。…ゴスファン以外はどう思ったんでしょうか?(苦笑)

 そして、既に(だって、書いてる今日は1/10・爆)記憶があやふやなので申し訳ないのですが、他のメンバーにも「98年は?」と振ってみたのではなかったでしょうか。で、振られた北山さんが話していたら、またもや酒井さんが出てきて
 「みんなより先に99年に突入した俺が、来年のことを少しだけ教えてあげる。ズバリ、来年の男に対する誉め言葉は"低い"。だから、北山が喋ったら言ってあげて! "低い〜〜"」
と、話の腰を折る始末。いや、酒井さんに乗せられて(笑・楽しい)客席から一斉に低い〜〜と聞こえたもんだから、メンバー大爆笑。…今日の酒井さんたら、面白い〜〜(笑)。
もちろん、笑い上戸でステージ上でさえも体をくの字にして笑ってしまう北山さんが、話の続きなんかできなくなってしまったことは言うまでもありません。
 でも、この時に何故か安岡さんと黒沢さんを見てしまった私は…イケナイファンなのでしょうか(笑)。そして、お二人に心なしかいつもの元気はなかったような…いえ、そんなのは私の思い違いです、きっと。…多分、そうあって欲しいなぁって、思ってます(爆)。
 ようやく立ち上がりかけた北山さんに容赦なく止めを刺す男・酒井雄二(笑)。
「最も低いと書いて、"最低"っっ!!!」…(爆)
…同じグループのメンバーに対する言葉とは到底思えませんが、この言葉で北山氏はKO。いや、だから、会場もさいてぃ〜〜とか嬉しそうに叫んじゃダメだってばぁ〜(笑)。楽しかったけどさ(爆・喜んで叫んでた)。残念ながら、北山先生は撃沈です。
一方の酒井氏はというと「いや、今年の誉め言葉だから」って(笑)。勝者、酒井〜〜〜っ!!(って、『料理の鉄人』じゃないっての!)

 酒井雄二爆裂ステージ(仮題)がようやく落ち着きを見せたところで(笑)、てつやさん。
「いや、昨日ね、メンバーみんなでテレビ見てたんですよ、『あの人は今』。そしたら新田恵理(…知ってる?元おニャン子で、今は作詞家なんじゃなかったけ?)とか出てきて。相変わらずのフリで歌ってましたよぉ〜」
ここで、村上・酒井両氏がちょこっとフリ真似して…「♪ふゆの、オペラ、グラスで〜」なっつかしい〜。でも、コレ私が小学生の頃なんですけど(苦笑)。MCで使っても皆さんはついてくることが出来るんでしょうか、不安です(^^;;。酒井さん、いつまでもやってるし(笑)
 村:「他にもいろんな人が出てましたね〜、八神純子さん(* megumiさん、ご指摘ありがとうございました)」
 安:「めちゃウマでしたねぇ〜」
 村:「今、ヒッパレとか出てますけどね(笑)」
で、ここで明かされたのがツアーメンバーの杉野さん(ドラムスの方)が、八神さんのバックとしてツアーを廻っていること。
 村:「いいですよねぇ〜、あの歌声の後ろで太鼓たたけたら」
他にも名前が上がっていたように思うのですが…忘れちゃった(爆)。
 ここで、村上さんが少しだけ言い難そうに(笑)、
「実はぁ〜、いきなりドミンゴスさんとネタ被っちゃうんですけどぉ…」
そして、バンドメンバーが奏でだしたのは……クリスタルキング『大都会』のイントロ!!黒沢、村上を残してステージ上を去っていった若者組。えっ、ホントに?って思っていたら…
「あ、あ〜〜、果ってしないぃ〜夢を追い続けぇ〜〜〜」
本物のクリスタルキングを彷彿させるかのような声量、そして素晴らしいハーモニー。圧倒的な声も力を前に、観客は思わず歓声を上げ、二人に惜しみない拍手を送っていました。本当に…凄かった。実は、その前まで黒沢さんが元気なさそうだと思って心配していたのでした。少々顔は赤いし、熱っぽいのかなぁ…って(もちろん、いつものように髪の毛が立ってなかったことも理由の一つ・爆)。でも、そんなの吹き飛ばされてしまいましたね、この声聴いたら。黒沢カオルは、年の瀬でも仕事がハードでも健在でした。
 サビが終わってからも、てつやさんが「♪もう〜終わりだね〜」と、お次はオフコースで『さよなら』(笑)。てつやさんが始めれば、カオルさんも歌い出す…さすが、同級生(笑)。確かに、この2曲はサビからAメロにかけてが似てるけどさ。私もよくそうやって歌って遊んでたけど(笑)、違うでしょ?でも、ノリのいいバンドの皆様は続けて下さっていて(ネタなんだもんね、一応)。
 この時にも上の空の私(爆)は、舞台袖が目に入ってたのですが、歌ってる二人を見て「やってるよぉ〜」という顔をしてから、拍手喝采を浴びてる姿を羨ましそうに見ている酒井さんがツボでした。
 そのうちに、とうとう他の3人が舞台に戻ってきて…中でも可笑しかったのが安岡さん。必死に止めようとして「ネタなんだから、長いよっ!!」とか「バンドまで使ってやり過ぎだ!!」みたいなことまで言って、止めさせようとすればするほどむしろ客席にはウケてしまうし、歌ってる二人はどこ吹く風だし、バンドのメンバーも面白がってるとしか思えないし、酒井さん・北山さんは堪り兼ねて(?)一緒に歌いはじめたし(笑)。まさに、踏んだり蹴ったり。一人の抵抗の虚しさに挫折したのか、最後には安岡さんもユニゾンで参加していました。なんか……完成され過ぎてるなぁ…(笑)もしかして、ここまでで一つのネタなワケ!?(爆)
 歌いきった満足げな表情の黒沢さん・村上さん(本当に御満悦、って感じでした)。
 村:「黒沢ぁ〜、お前、正直拍手来た時嬉しかっただろう?」
 黒:「うん、一番嬉しかったかもしれない(笑)」
 村:「お前(ヤス)だって、色々言ってたけど、最後ユニゾンで歌ってたじゃねぇか(笑)」
 安:「…うん、歌いたかった」…安岡さんたら、かわいい〜〜!!

…それにしても、長いねぇ(笑)。カットされてしまうわけだよ(爆)。

 長いMCの後は「長いんで、座って聴いて下さい」という言葉に続いて『参宮橋』。
この曲が来るとは思ってもみなかったので驚いてしまいましたが…いつもの如くこの曲のリードを取るリーダーのファルセットボイスにドキドキしながらの約7分(測ったわけではありません、念の為)。いつかこのLIVE.Verの『参宮橋』は、音源化されないものでしょうか?あと、今後どこまで長くなるのか?っていうのも興味はありますが(爆)。
 最後の「Shooru-wa」の後に全員でフィンガースナップを鳴らして、終了。冴え冴えとした空気の中を突き破るようにして、拍手が鳴り響きます。

 『参宮橋』というアカペラ曲が生み出したやや荘厳な空気の中を、DJバリK〜んのビートとバンドの演奏が切り裂くようにしてはじまった曲は『愛の歌』。
立てとは誰にも言われてないけれど、このイントロを聴くと一斉に立ち上がってしまいます。なんだか…立たなくっちゃいけない気がするのです。それも、この曲が黒沢カオルの得意とするポップでノリのいいメロディーだからでしょう。
 『大都会』から調子を上げてきた(?)カオルさんが放つロングトーン。新潟でも感心したけれど、更に上をいくのではないかと思うほど、長い長〜いハイトーンでした。思わず、会場から拍手が来たくらいでしたから。ゴスファンだけでないのに拍手が起こったという辺りからも、調子のほどが窺えます。

 そして、てつやさんの
「今年最後のお願いです。CURIOのファンもドミンゴスのファンもピートベストのファンも、そしてゴスペラーズのファンも(めちゃ笑顔)。一緒に歌って下さい!」…ときたら、
「今年最後のなりきりゴスペラーズだぁ〜!!!」。
 ファンにはお馴染みのなりきりゴスペラーズ。
「♪LaLaLa〜、聞かせて」の部分をリーダーパート、酒井パート、安岡パートに分かれて歌うのですが、まず始めは会場全員で村上パート。
 わりとすぐにOKが出てしまって、続いて酒井パート。いつもリーダーがブロック分けをするのですが、今日は舞台に向かって左サイドの人達に酒井パートを割り当て、「この男についてきてくれ、酒井雄二っ!!」と、酒井さんを呼び込み。ブロック分けにもう少し時間がかかると踏んでいたのか、中央よりも右側で客に「歌え〜っ!」オーラを送っていた酒井さんは慌てて、間一髪「♪LaLaLa〜、聞かせてぇ〜」と入ってくる…必死に間に合わせた酒井さんに対してのリーダーの言葉は「酒井っ!よく入った!(笑)」ここで酒井さんが抗議しようとするも、「ホントにいつも急…LaLaLa〜、聞かせてぇ〜」と、タイミング良く(?)歌うところになってしまって、結局最後まで言えずじまい(笑)。
 ちょっと聴いてみてOKが出たので、次のパート。最後は安岡パートです。舞台に向かって右側のゾーンに割り当て、顔にめいっぱいの笑みを浮かべた安岡さんとともに村上さんの指導。なんでもここのパートは「ここは少し難しいぞ〜、色気が必要(by ムラテツ)」とのことで、言われた安岡さんも苦笑い。村上さんからは「はい、色気は入りましたぁ〜(笑)」とOKが出ましたが、安岡・北山コンビは「もっとイケるだろう?」と客席にアピール。…私はここのブロックだったのですが、なんだか色気が足りないらしく(もしくは、飽きたともいう)別のパートとか歌ってました(←団体行動できない人)。
 色気が入っちゃったり、酒井さんの動きに乗せられて両サイドの声が大きくなったのか、元からのパートの声量が足りなくなって「真ん中ぁ〜!ココ、騒ぐヤツが多いと思って人数少なめだから」などと会場全体を盛り上げつつ、バンド・メンバーが再び歌いはじめて渋公全体が『愛の歌』に包まれました。ラストのラストでも黒沢さんのロングトーンに魅了されて…たったの4曲で満ち足りてしまいました。

 ありがとう〜、といいつつのMC。そして、バンドメンバーの紹介を…バンマス・田辺さんはこの後すぐにカウントダウンのイベントのために札幌に向かうのだそうです。…ご苦労様です。
 ここで、舞台には立たないながら、もう一人紹介。なんと今までゴスペラーズのメンバーにスポットライトを当てていた女性が、めでたく寿退社することになったのだそうです。
 酒:「(眩しそうにライトを見ながら)あれです、あれ。あのライトが彼女です」
 村:「こういうことはね、TVとか電波にのっている所で言った方がいいんです(笑)。みんなも言ってあげて、おめでとう〜って」
会場からも一斉に「おめでとう〜」という声が飛び交って、一瞬だけど一際ライトが明るくなった気がしました。こういう仲間を大切に思うのって…グッときちゃう。
 「僕らにとっても想い出深いこの舞台で、一年で最後のステージを飾ることが出来て、そして、年末を皆さんと過ごすことが出来て本当に嬉しい」というてつやさんの言葉。

 そして、新曲の『あたらしい世界』。リードを取る村上さん・黒沢さんの声が、切なく心の奥にまで届きます。
でも、リードもいいけど、コーラスも負けてないです。ここがこのグループのいいところだと、私は常々思っているのですが、ハモりに回っているからといってそれぞれの個性が消されていることは全くない。今作品の後半、リードが入れ替わってく中で、ベースボーカルの北山さんがずっとハモり続けているところも聞き逃せないです。あ、もちろん大サビの二人の絡みあう声も、その後ろでハーモニーを引き立てている酒井・安岡組も素敵です。
 しかもね、生バンドで演奏されるとクラクラきてしまいます。私はこの曲発売初期の頃は首をかしげてたのですが(わかりやすく甘いのが苦手だった…)、生で聴いたらすっかりヤラれてしまいました。…ま、忘れちゃイケナイのは、村上氏曰く「少年隊のようなダンス」ですけどね…(^^;;

 この曲で、ゴスペラーズのステージは終了……あっという間の30分とちょっと…って、待ってよ!!30分以上もステージに居て5曲っていうのは…アリ?(笑)やっぱり、喋り分量が多い気がするなぁ…そこが魅力の一つだったりもしますけど(笑)。そんなことを考えていたら、客席の拍手に応えてアンコール。
 「今の時間だと、まだちょっと早いんですけれど…」
と言いつつ、ユーミンさんの『A Happy New Year』をアカペラで。酒井さんのやわらかい声がリードのアカペラに包まれて、「…ああ、今年も終わるんだなぁ」という感情にグーっと押し流される思いです。
 数あるカバー曲の中でも、この曲が歌われるのは時期が限定されるためかそうあることではないので、私も生で聴いたのは2度目だったのですが、いいです…とっても。ゴスペラーズのカバー曲Best5を選ぶとしたら、間違いなくこの曲を入れたいと思うから。本当に歌詞の通り「今年も最初に会う人があなたであるように」、最初に出会えるアーティストがあなたたちであったら、どんなに幸せな一年なのでしょう…そう思いました。

 歌い終えての拍手の中で、リーダーからのコール、「酒井雄二!」「北山陽一!」「安岡優!」「黒沢カオル!」「村上てつや!」に合わせてそれぞれが挨拶し、最後に「5人合わせて」
「ゴスペラーズでしたぁ〜」で、ステージも本当に終了。
 客席からの声援・拍手に思い思い手を振ったり、笑顔を返したりと対応していましたが、そんな中で安岡さんから発せられた一言。
いおとしを〜!
 (*…これ、伝わるかなぁ〜?"よ"と"しを"に異様に力が入ってしまって、ヘンなんです)
……はっきり言います、イントネーション間違ってる(爆)。98年最後を締めくくる言葉が、お得意の「パリ語」なんですか?(笑)
帰り際の苦笑を見ていると、自分でもなんでそんなイントネーションになってしまったのか分からない様子でした。
 そして、酒井さん。頭下げながら何か仕込んでるな…とは踏んでいましたが(動きが怪しかった)、ハンドマイクの持ち手からピンクのゴムみたいなものを客席に向かってパチンコの要領で飛ばしていました。…最後まで、何やってんだか…(笑)

 他のバンドが30分程度のステージだったのに対して、ゴスペラーズは40分。
ただし、曲数は変わらない…どころか一番少なかったかもしれません(爆)。でも、とっても楽しそうにのびのびと歌っている姿は、ま・さ・にぃ〜、年忘れ!といった感も強く、印象的なステージでした。これで、ファンもメンバーも(除く酒井雄二・笑)いい年越せるよね…というLIVE。本当にいいもの見せていただきました。
 99年もいい歌を日本中に届けるためにも、よろしくお願いいたしますね!そして、次は……カウントダウン!?(爆)…期待しています。

    <曲順>
  1. in the Soup
  2. 靴は履いたまま
    <MC> 大都会〜さよなら〜大都会
  3. 参宮橋
  4. 愛の歌 −なりきりゴスペラーズ−
    <MC>
  5. あたらしい世界
    -enc-
  1. A Happy New Year


ライヴレポーツ98d @ Nancyの部屋
Author: Nancy