日本の旅行社で旅行のルートを担当者の人と相談時に、直通便でデリーかカルカッタに行こうと考えたのだが、
エアインディアでは、到着時間が午後10:00ぐらいになるという。それでは遅いし、昼間につきたいのでもう一つ別の航空会社で到着時間をしらべてもらった。
すると、こんどは午前0:00になるという。さらにもう一社調べてもらうと
これも21:00になると言う。えーい!インドには昼間に着く飛行機はないんかいっ!
だいだい知らない街、しかも異国で夜中にウロウロなんてできるかっ!とても危険である。これは海外旅行初心者にかぎって言うのだが、外国で、初めての土地で、言葉もろくに通じない上に夜中に到着だあ?ふざけるなっ!!騙されにいくようなもんじゃないかっ!
これで、ガイドブックの空港で初心者日本人ツーリストがよく騙されると言うことがよくわかった。あたりまえである。そんなもの。だいたい初心者がいきなりそんな、スケジュールで行くのがふざけている。と言うより無防備すぎるのである。前出したような常識がなぜないのだろう?だから、日本人ツーリストはなめられるのである。同じ日本人としてものすごく悔しい!そしてなぜか、インドは初心者が行きたがる国であるようだ。
今回の旅行の行く先、行く先で「あ、日本人だ、騙しに行こうっ!」
みたいな軽いノリで何度ややこしい事に出会ったか。しっかりしてくれっ!!日本人っ!!!金をばらまくんじゃーないっ!!旅行社の担当者になんとか昼間につく方法はないですか?と聞くと、シンガポール経由で19:00ぐらいならというのがあった。ぼくは、もうこの時点でデリーとカルカッタには興味がなくなっていた。そこで、インドのヴァラナシに飛行機でいく方法はないか聞いた。すると2個所経由になりますがという。
何処を経由するんですか?と聞くと(もうイライラしてたのだが、担当者の女性はタイプなので我慢する)バンコク、ネパールだという。ん?いいんじゃないか?無理に直通便で行く必要はない。他の国を回れるなんてラッキーだ。料金を計算してもらうと直通便より2万ほど安い。これは願ったりだ!旅の目的も増やせるというものだ。
しかし、考えてみると不思議なものだ。色々な所へいけるほうが安いなんて。
僕はそのルートでおねがいしますといって予約を取ってもらった。
が、ネパール、インド間のチケットだけ取れないと言う。この間のルートだけインディアンエアラインと言う、インドの航空会社なのである
その航空会社に予約をしても返事が返ってこないそうだ。(航空会社のチケット予約はコンピュータオンラインですぐ返事が返ってくる)ぎりぎり間で待ちましょうと、出発の前々日まで待ったが
結局、返事はなかった。やりやがるな!インド!この件が初めてインディアスタイルとの出会いとなった。
バンコクでの一夜が明け、今日は、飛行機でネパールのカトマンドウに
いく予定である。がっ、本当は今日インドのバラナシに行きたいのである。
日本で買った、格安航空券は関空〜バンコク、バンコク〜カトマンドウ
の往復チケットである。それから先、予定ルートのカトマンドウ〜ヴァラナシ間の航空チケットは結局日本では取れなかった。ヴィサもインドのみで、ネパールは空港でとらなければならない。
そこで今日は、バンコクから飛行機でカトマンドウの空港に降り立ち、
ネパール入国ヴィサをとって、ヴァラナシ行きの
航空券を買い、今日、インドに向かおうと言うのだ。
朝、ホテルを出てメータータクシーを止める。ドライバーと値段交渉をし200バーツ(相場はガイドブック参照。580円)で行ってくれと
いったらOKと言ってくれた。
ん?では昨日のエアポートタクシーは?ここはダウンタウンだし、料金表はちゃんと印刷(パウチまでされてあった)を見て払ったのに。なのにだ、
3分の1以下ってのはどういうことだ
?あのくそガイドブックは一体、何書いてるんだ。なにがぼられないだっ!
ちくしょうがっ!一番最初の一番信用できる形を選んでボラれたのかっ!しかも、行きは高速代もはらってだぞっ!くそー!はらたつ!日本人ツーリストとしてなめられたのか?いや、ダウンタウン区間が高い料金設定になってたと思いたい。そんなことより、お金があるからといって相場より高い料金を簡単に払ってしまったことに腹が立つ。さらに、高いから負けさせることや、他の方法を探すことを考えなかった。100%ガイドブックを信じたことが悪かったのか?・・・・。くっ!まあいいや。終わったことだし。しかし、すこしお返しを返さんと気が済まんな。これが、あとであるインド人をちょっと騙すきっかけになったのであった。(この話は書けるかな?)
過ぎたことは忘れて、運転手の爽快なドライブに心地よく空港につく。なんと、高速にも乗らなかった。
料金を払う時に、だいじょうぶかな?とおもったが運転手は爽やかに帰っていった。さて、チェックインを済まして朝飯へ。うろうろしていると、おお、バーガーキングがある。しかも、バリューセットみたいなものまである。注文して食べる。味はまあまあだが、ポテトが量がアホみたいにある。ハンバーガー食べて、その味を忘れるほどえんえんと食べ続けなくてはならなかった。
そして、出国審査を済まして、出発ゲートの待合室でまってると、日本人らしき30代半ばの男性にであう。”こんにちは”と声をかけはなしたところ、そのひとは、先にカトマンドウに奥さんがいっているらしく、もう、2ヶ月滞在しているという。一緒にいたのだが、体調を崩し日本に一時帰国して今、もどるところだという。う〜ん。聞かなかったが、二ヶ月も海外とは、いったいなんの仕事をしているのだろう?
そのひとから、チベットのラサの話をきく。(チベットの首都で、以前中国に侵略(?)され、世界仏教の指導者ダライラマがいたところ。現在はインドに亡命している。ノーベル平和賞を授与している。映画、セブンイヤーズインチベット参照)ラサに行けることを知らなかった僕は少し驚き、どうやっていくんですか?と聞いた。ツアーでもいけるけれども、ジープをチャーターして中国国境付近はよるこっとりと通りぬけたら、安くいけるよといった。
おいおい、それって、不法入国じゃ...?「ははは大丈夫だよ。ばれなきゃ。」といった。そんなもんなんでも、ばれへんかったら平気やろ!でも、まあそんな手もありだなと思った。
そして、飛行機に搭乗して、一路カトマンドウへ。その人とは席が離れたがカトマンドウ、トリブヴァン国際空港につく。ネパールに降りたつと、思ったより暑くなく、過ごしやすい気温だった。入国審査にむかいながら、その男性にEメールアドレスをもらう。なにか、「あったら連絡をくれ」と頂いた。旅にはこういうことがあるので、楽しい。
さて、これから大変だ。ヴィザをとって、チケットもとらんといかん。とりあえず、入国審査のカウンターへいくが、山登り目的の白人トレッカーがたくさんならんでいる。トランジットまで一時間半弱である。のんびりしてはいられない。ランディングカードをあたふたと急いで書き込んで、カウンターへ、2度入国するのでダブルヴィザをとる。が、みんな取得せずに来たらしくカウンターは満員である。先ほどまで話していた日本人男性はヴィザを持っているので、空いてるカウンターへ。ああ、さよーなら。お元気で。長い列に並びながら、イライラにちょっと襲われて、20分ほどでようやく回ってきた。そこで、パスポートを手渡すと審査官が、いきなり「OH!TAKESHI!?WAHT'S GOING ON?」は?何すか??「MY NAME?」と聞くと、「YESー!TAKESHI?」ときたので「YES」と言い、「FAST TIME?」と聞くから、「YES」と答えると「OH!VERYGOOD!」なにが、ベリーグッドなんだか?まあ、からかわれているにしろ面白いおやじである。
ヴィザを交付してもらい手続きをおえた。そして、空港の外へ。アライバルゲートから、デパーチャーズデートに向かわなくてはならない。しかし、その前にはピラニアみたいに群がる現地の客引きたちの間をかいくぐっていかなくてはいけない。僕はこの時が、アジアでよくある客引きやガイドに群がられたのは初めてだったのである。今考えると最初はかなり圧倒されるだろうなあ。しかし、この時の僕はなにしろインド行きのチケットを買って飛行機に乗りヴァラナシ入りしたいのである。完全に焦っているのだ。そんなものは関係なくなっていた。
客引きに「どけっ!」と声を荒げて、歩きながら2枚ほどチラシをもらい、デパーチャ−ズゲートについた。インデアンエアウェイのチェックインカウンターへ。もうすでに出発まで1時間を切っている。これを逃すと来週の火曜日まで飛行機はないのである。この日は土曜なので、ネパールで3泊もしなくてはいけない。しかし、カウンターは混んでいる。仕方なく待つと前のファミリーがどこかにいってしまった。おおラッキー!10分ほどたって、もうすぐだと言うときにもインド人はドンドン横は入りしてくる。並んでることを気にもしていない。ん?きさま日本人と思って横はいりしてるな?むかっときたので、早くしてくれと係員に言うと、無視。どうやら、手がいっぱいのときには答えてくれないようだ。その証拠に横はいりインド人も無視している。あ、こうゆう所では、やっぱりフェアなんだなと、納得して待ち構える。ようやく番が来ると、チケットが欲しいと言うとそれならむこうの事務所にいってくれといわれて、あせって事務所へ。
係官よりこの人についていけといわれた人についていこうとしたが、なんと見失う。事務所の方向は判っているので慌てていってみる。しかし、どのオフィスなのかわからない!この部屋は何の部屋か書いてないのである。困ってうろうろしても付いていけといわれたおじさんの風貌も忘れてしまっている。
その時、時間は残り30分を切っていた。意を決してどこかの部屋にはいろうにも混乱して英語が出てこない。仕方ないので、フロアに出て20〜30秒自分を落ち着かせる。その後、潜水でもするように1つの部屋に入った。「インディアンエアラインズ オフィス?」「yes」
おおっ!!あたった!そこで、チケットをとりたいと告げると、少し待たされて、いつのフライトだときく。今日だと答えると、それじゃあチェックインカウンターへ行けという。ええ?混乱しながらオフィスをでる。う〜ん?しかたないもういいちどカウンターへ。再度交渉。すると「オッケイ」とスムーズに進む。残り時間20分弱である。TCで料金を支払い、エアポートタックスを支払ってこいといわれる。
ああ、両替しなくてはならない。いくらかえたらいいのだ?たぶんと計算し、ネパールルピーにチェンジして、それから、エアポートタックスを払う。カウンターへもどってタックスチケットを提示。残り時間は10分を切っている。チケットとボールディングパスをもって2階の出国審査へ。間に合うか?と待合室を見ると、なんとか間に合ったようである。が、時間は5分を切っていた。ん?遅れてたのか、と落ち着く。普通なら、もう搭乗をおえて、飛行機が滑走路へとランディングしているところである。ほっとしてトイレへいく。
そこでの最中、後ろで中学生ぐらいのインド人がこそこそ話をしている。どうも俺のことのようだ。手を洗いながら話しかけられると、日本円をもってないか?という。ああ、それならと二円と五円玉をさしてここにかいてあるのが日本国だと指してから渡した。偉くよろこんで彼らは帰っていった。フロアで一服。ネパールはタバコをいろんなところで吸えるのでありがたい。手続きの緊張感から逃れてほっとしてコーヒーがのみたくなった。先ほどのネパールルピーのお釣ではホットコーヒーしか飲めない。非常に暑いのだが、まあいいやと、たのむ。店員の態度は丁寧で「エクスキューズミー?サー」であった。サー?は?なんすか?そんな偉い人じゃないんですけど。恐縮しながらもコーヒーをもらう。空港内は喫煙箇所がたくさんあってうれしい。ネパール人はタバコが好きだそうだ。あうなあ、ネパール。
そうするうちに、もう搭乗が始まり出した。が、暑いコーヒーをまだ飲んでいない。まあ、まだたくさん並んでいるし、早くいっても無駄(こーいう時に急いでいく奴がいるが、なんでだろう?)なので、少しだけ急いで飲む。
そして、先ほど降りたった滑走路から飛行機に搭乗。すごい飛行機を想像してたが、割とまともなやつだった。しかし、これがなかなか飛び立たない。20分たっても、30分たってもまだだ。なにか、急いでいたのがバカバカしくなってきた。結局、飛び立ったのは予定時刻より1時間をすぎてからだった。それにしても冷房がすごい。もう、吐き出し口から白い煙がでている。もうそれは、もうもうと。(笑)おかげで、しばらくすると、寒い。時間をおうごとにどんどん寒くなる。あほかっ!!加減をしらんのか?おのれらは?!?!回りにはカーストの高そうなインド人がいるが、涼しい顔である。やれやれ、あまりにひどいので、毛布をかぶってしのぐしかなかった。機内では機内食が出た。なにか、サンドイッチかと思えば、パンだけのと甘いオカラみたいなのだった。しかし、1時間ぐらいのフライトで食事がでるとは。けっこうおいしくいただけました。
窓の外からインドの牧歌的な風景が見えている。
そして、飛行機は到着し、聖地におりたつのであった。