「カオサンロードの夜」
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「さて、カオサンロード」
旅なれたバックパッカーの聖地、と言われるカオサンロード。
有名なので細かい説明は省きますが、んなたいしたとこじゃーないです。
結構ごみが落ちていて汚く、路上には屋台が出て、野良犬が多い。
怪しめの安宿がならんでいて、インターネットサービスも結構やってます。
バーは音楽をガンガンかけ、白人で盛り上がり、そのまま3時〜4時まで人通りは絶えません。
地面の排水炉から煙のような蒸気も出ていて、昔洋画で見たニューヨークの裏通りの様でもあります。
今晩泊まるところを探して徘徊です。
しかし・・・。
大して安かぁねえわぁ。
エアコン、シャワーをあるところを探していたので、
そのせいもあるかもですが、今日は暑い。
まさか、エアコン無しのドミトリーには行けないなー。
そして、どこに行っても満室。
なので、重い荷物を持ったまま、カオサン何往復もすることになってしまいました。
おかげで地の利はばっちりになりましたが。
そこで、一軒の宿に聞きに行ったとき、先ほどのエアポートバスで同乗していた白人も宿を探してます。
道なりに宿屋が建ち並んでいるので、同じ宿屋に入って聞くことになります。
そして、その白人とカウンターで並んで交渉をすることになりました。
んー、ヤバい。満室だらけなのに先をこされそうだ。
「君、誰?」
その宿屋はフロントの脇にレストランがあって、もう誰も客も居ないし照明は暗いのですが、
まだ音楽が流れていて注文があれば作ってくれそうな雰囲気です。
宿屋のオヤジに部屋はあるか?と聞いて、待て。と待たされます。
そうすると、レストラン内を女の子が掃除しながら、音楽に合わせて歌ってます。
なにか、ちょっとテンション高め。(笑)
箒をもったまま、少し踊ってます。
いきなり、踊り歌いながらこちらに寄ってきて肩を摺り寄せられて
何か言うように歌われて去って行きました。
フロントのオヤジに、あれ、誰?と聞くと、苦笑し、
僕と白人も顔を合せて苦笑してしまいました。
とりあえずそこでは1部屋しか空いてないとのこと。
料金も安くはないし、シャワーはあるがエアコンはない。
んー、辛いな。と悩んでいると白人がいきなり僕と2人で1部屋でいいか?と言い出した。
ぶるる、あかんがなそんなん。(笑)
彼はとてもいい人そうで、バスを降りるときも皆に挨拶や、
運転手へ礼を述べて降りていたし、見るからに性倒錯がありそうではないが、
盗難など考えても、2人きりで泊まるわけにはいかない。
なので、俺はいい、と言い残してその場を後にした。
あ、さっきの女の子かわいかったな。(笑)
「ロッカールーム」
しゃあなしに街中徘徊。
カオサンは有名になりすぎてただの名所になってしまったのだろうか?
僕の感想では宿は安くないし、うろつく人間も感じ良くない。
ことに白人がおおく、まったく無視されたような寂寞感が漂う。
現地のフロントやスタッフも少し感じが悪く、ちょっと英語をトチると何行ってんだコイツ?
と冷たくなります。
一軒、妙に盛り上がっている店の通り奥の2階に宿屋がありました。
お、安め。もう歩き回っていい時間になっているし、疲れたので部屋も見ずにここに決めることに。
部屋に入りました。
お?留置場?(爆笑)
その部屋は窓もなく、せまくほぼベットの幅ぐらいしかなく、ベットには毛布も
体に掛けるものも(風呂に入っていない、皮膚病対策、クリーニング費節減の為と思います)
無く、シャワーはあるもののトイレは無く、エアコンはあるものの、照明が暗く
まるで箱のような部屋でした。
まーええけど、部屋のドアの外側にある閂と南京錠が、閉じ込められそうで気になるなぁ。
とりあえず、コンビニに買出しして、ネットを1時間ほどやりに行って
(仕事のメールがあったのです)
ロッカールームの箱の中で就寝です。
「さて、どうやって行くか?」
そんないい感じのしないカオサンですが、
とりあえず、早めに起きて旅行社にてチケット購入しなくてはいけません。
まず、朝食へ。んー、こちらの料理も食べ飽きてるのでマクドナルドへ。
清潔で店員の女性もかわいく、こちらの女子高生もよくいる、ほぼ日本の風景とかわらぬ状態で
違う人種と得体の知れない字が書いてある中、食事です。
食べながらも、どうやって行くか考えてます。
陸路で行くのか、空路で行くのか。はたまた危険だが海路をとるか。
食後、旅行社を回ってると、海路は無理なことが判明。
現在は雨季寸前とバンコクよりだいぶ南下しないと船の出るところは無いらしく、
さらに今は運行していないそうです。(あくまでも当時、その旅行社のみの情報)
陸路の値段と、空路の値段と比べると、10倍の差があったと思います。
(記憶では空が往復5万と陸が片道5千円だったか。
陸をもっと安くするには、国境近くまで超のろのろ(笑)列車で行って
そこからカンボジアに入国するバスか車を捕まえるのが良いそうです)
しかし、タイからカンボジアへ入国するのに、陸路はヴィザは事前に取っておいたほうが
無難だと言う情報と、6時間〜8時間超ボコボコ道を走って
(2002年1月現在、TV電波少年で放映されている「アンコールワットへの道への舗装」
で整備されている道です。あれで見る通りほんとにボコボコです)
しんどい道を選ぶか、しかし、何時間もギャップでバウンドするとノートパソコンが壊れる・・・。
出発も朝の5時に旅行社前に集合で、皆で乗合する車に乗り込むそうです。
そうなると、もう一泊気に入らないカオサンか・・。
空路は高いが、1時間で楽に行けるし、安全。今までの心配点はひとつもありません。
しかも今日、チケットが取れたらすぐいける距離です。
そうすると、明日の朝にはアンコール遺跡を見れ、時間が無いことにも都合が良いです。
ただ、お金が足りるのか・・・。
空路で行くとギリギリの予算で何かあれば、対応し様の無い状態になります。
迷いましたが・・・。
空路に決定。
何しろ、ドンムアン空港好きです。(笑)
ともあれ借り物のPCを壊せないことと、カオサンはもういい(笑)ということで決定です。
そして今日の便が取れたので、17時にカンボジアに向かいます。
そして、旅行社で15時にチケットが発行出来るそうなので、宿へ帰り出発準備です。
チェックアウトを済ませ、デポジットを受け取って出発します。
かといってカオサンをうろうろするしかありません。
「お、きのうの」
とうろついてると、昨日の一緒に宿屋探しに回った白人が。
向こうから話し掛けてきて、荷物もあるのですぐそばのベンチで話すことになりました。
とりあえず、今となっては英文として再現することは不可能なので(笑)
彼の言うには、
昨日はすまなかった、突然見知らぬ人と相部屋なんて出来ないし、失礼だった。
しかも、君も泊まれるかもしれない部屋を譲ってもらって申し訳なかった。
あれから泊まれる部屋が見つかったかどうか、心配していたんだ。
あったのか、しかも安く。それはよかった。
(後略)
あと、タイの北部に3ヶ月ほど滞在していて、それからイギリスを回ってきて、
友人がいるアメリカに渡る前にここへ安いチケットを買いに来て、
ここバンコクで少し滞在するつもりだと言う。
うーん、バンコクの滞在は風俗か?(笑)
ここバンコクは世界的に有名な歓楽街である。
「天使の街」と異名もある。それを目当てに行く日本人もいる。
いや、そんな話じゃなくて。(笑)
しかし、ちゃんと話してくれ、礼も言ってくれたことに感謝。
あんまりいい思い出のないカオサンで、いい気分にさせてもらった。
今度行く時はチャイナタウンか、前に泊まったダウンタウンの方に行こう。
「再度、ドンムアンへ」
そこらで買い物。
どう見ても旅行者の忘れ物(笑)を店で販売しています。
そこでレイバンのサングラス、リュック用に南京錠を購入して、
(ひとつクワラルンプルのバゲッジ待ちの時に、置き忘れてしまった)
旅行会社でチケットを受け取って、エアポートバスにて空港行きです。
そこで制服姿のまま、おそらく女子高生だろうと思う子が販売してます。
きのーの夜もいたなあ、その子。
(バスはどれぐらいの間隔で運行してる?と聞けば1時間おきにでした)
夜の1時ぐらいだったにもかかわらず、全然けなげには見えないけど、勤労少女です。
チケットを買って待っていると、友人であろう女の子が2人来ておしゃべりしてます。
どーも、僕が話のネタになったらしく、ちょこちょこ話しかけられます。
内容は何だったか忘れましたが、ものすごくつまんないことだったと思う。
少し話してると、また英語をとちったか、いきなり冷たくなってしまいました。
あ、あれ?さっきまでのキラキラ(笑)した雰囲気が一切無し。
むー、仕方無しにタバコを吸っていると、そばだと煙たいかもしれないので
路上近くで吸っていると、チケット嬢がそこで吸うな、と。
ここでいいか?とバス停の隅に寄って肩身狭く吸うことに。
う、タイの女子高生に負けた・・・。
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