水商売

あやしげな商売です。(笑)
僕は、パブの店員、クラブのボーイ、ホストスナックのホスト、 スナックのチーフをやりました。

当然、女の子がたくさんいる世界なので、チャンスはたくさんあります。(女の子も同様で、平たくいえば「モテる」) もう、僕が勤めてだした頃から15年ぐらいたちますが、物価は上がったというのにいまだに、当時と男の給料はそんなに変わっていません。つまり、そのときはまあまあ給料のいい仕事だったのです。(女の子の給料は上がっている)夜の世界では女の子が主役です。男は商品価値がない。そして、そんな状態を女の子に復讐するようなやりかたの奴もいます。決して楽ではない仕事ですが、この商売がいいのは「やる気」だけで仕事が出来るところでしょう。資格があるとか、キャリアがあるとか、そんなものは関係なく、儲けようと思ったら「出来る」のです。

これを読まれてる方はどれぐらい稼げば、儲かったと思いますか?そして、自分が最高どれぐらい稼ぎましたか?そして、どうすれば自分が仕事でたくさん稼げると思いますか?水商売に限らず商売はそんなところから始まります。基本的な原理です。どんな職業でも僕の中では「仕事」というのは、

「人に何かをしてあげて、お金をいただく」

これにつきます。
ですから、それを踏まえて仕事をつくっていけば儲かる訳です。やったらその分、成果が目に見えて帰ってくる。これはただ、高額を稼ぎたい(割のいい仕事)をした結果思ったことです。能力がなければ、自分の中のなにかも売りものにして。

さて、仕事はいじめ、蔑み、侮蔑、嘲笑、差別、人の汚い心のオンパレードです。人間の欲望が非常によく見える世界です。そんな中できれいごとを言うバカはいません。(笑)精神がタフじゃないと長持ちしません。(何も出来ないから、きれいごとでごまかす奴もいますが)商売はプロスポーツなみに結果がシビアです。稼げない奴にはなんの価値もない。力ある強者のみが生き残る。はっきりした世界なので、どんな者にもチャンスがあたえられる。まるで、大袈裟にいえば日々初日であり、最終日です。僕も、16才ぐらいから飲みに出ていますが、店を経営する知人が何人も力尽き倒れていきました。それはもう

「人の生き血を吸う水商売」です。

若い女の子は若さを削りとられ、男は精気を吸収されていく。色々な快楽が横たわり、「生きていくこと」より快楽が優先してしまいそうになります。命短くその分、その人が輝けることにもなるのです。そんなところで働いている人たちを僕は好きです。結婚するなら夜の商売をやってた子と、とか思います。当然、昼の仕事をやっている子と夜の仕事をやっている子と両方つき合いました。しかし、「熱心に生きること」を夜出会った子たちのほうがよく知っているのかも知れません。

前置きが長くなりました。(笑)
彼氏、彼女が欲しければ迷わずこの商売!!(爆笑)ここでモテない奴はパプアニューギニアでもいってください。日本ではムリです。(大笑)それほど、チャンスだらけです。また、その経験を踏まえて昼間の仕事の女の子にあえば必ずモテます。なにせ、プロなんだから。(笑)異性と接することが自然になればもう、「人気者」。場をなごませること、楽しませること、エスコートすること、みな人と接する時に必要なことです。かく言う僕は人見知りする不器用なタイプでした。(いまもですが)人間変わるもんです。(大笑)

ホストスナックに勤めた時はまだ専門学校に通っていて、アルバイトを探していた時でした。そんな時に偶然町中で、高校の柔道部の先輩と会いました。以下先輩との会話。

僕: 「おひさしぶりです」

先輩:「いまなにしとるんや?」

僕: 「専門学校に行っています」

先輩:「ほうか。」

(アルバイトニュースをもっていたため)
僕: 「今、アルバイト探してるんですよ」

先輩:「お?なんや?口きいたろうか?」

僕: 「あ、はい。よろしくお願いします」

この先輩は柔道部で一番お世話になった先輩で、柔道三段で、物凄く激しい気性を持ち、在日韓国人のかたで、卒業後、や○ざの構成員になり、背中を刺されて引退した超強者の先輩です。学校では逆らう者はなく、ケンカは学校外でや○ざとするという方です。

僕にとって、ものすごくこわい!! 方です。

(これバレないだろうな。バレたら俺はどうなるんだろう。先輩!尊敬しております!遅いかも....。色々あるけどもうこれ以上書けん) その先輩が店を経営していました。当時、神戸にホストスナックはなくて、パイオニア的に店をオープンしたのです。仕事に真面目で商才があり、儲かったらしく、20代前半で3つの何LDKのマンションをもっていました。さらに、強運の持ち主で、震災のときにも特に被害の大きい地区ばかりにマンションがあったのですが、すべて無傷でした。そんな先輩になぜかよくかわいがっていただき、(本当になぜだろう?) そのときもバイトを紹介してもらうことになりました。1件バーテンを紹介してもらったのですが話があわず、ホストスナックの接客は無理だということで(当時、僕は接客業タイプではなかった)また、バーテンかボーイ、をさがしていただいてました。そこで、或る日連絡があり「紹介するから、店までこい」とのことでした。出向くと店には先輩はおらず、店員に「今日、手伝ってくれるねんてな。よろしく」

え?!

そんなもんできるかい!がしかし、先輩命令には逆らえず、手伝うことに。その日から1年近くその店に勤めることになるとは思いもよりませんでした。その店はお客さんより振る舞ってもらう酒で店員のほうがのむ店でそれで楽しませ、売り上げを上げていました。水商売の女性がかなり飲みにきて、おもいっきりウサを晴らしていく。かなりたちが悪くや○ざの方のほうが優しく感じるぐらいでした。その当時僕は人見知りで口下手なタイプだったので、(今、いっても誰も信じない。学校でも友達のできにくいタイプだったんですが。)初めてあった女の人をどうやって楽しませろっちゅーねん!!でした。美形でもおもしろい奴でもないので、強いプレッシャーに追い詰められた僕に残っていたのは「歌うこと」と「飲むこと」でした。飲めといわれて、断らずに飲む。話がなければ歌で間をつなぐ。酒は好きでした。下戸でしたが。歌うのも好きでした。音痴でしたが。しかし、人のために飲み歌うことがあんなにキツイとは....。

しかし、泣くような思いを重ねるに連れて、徐々に酒も飲めるようになり、歌もマシになってきました。馴染みのお客さんも増えなんとかやっていけるようになりました。土曜日は明るくなる前に記憶を失い、(営業時間は19時から朝5時でした)水差しに色々な酒をまんたんにまぜたものを一気するのも日常になり、(水差しって、ボトル一本ぐらいはいるんですよね)非常階段で吐きながら寝るのも普通になってきました。(慣れとは恐ろしい....。)それも、やられるのは8割がた女性客にです。店にはいってくるなり、指さされて「今日はお前を潰す」ですから。(笑)確実に実行されましたけど。一度テストで土曜日に休ませてもらったときに、ビデオではなく生で「おれたちひょうきん族」をみたときは、感動のあまり涙ぐんでしまいました。

どうでしょうか?勤めたいと思われましたか?(笑)

最後に仕事は、実務、管理、勝負の3つではないかと思います。

メールお待ちしています。(くるか?)
追記:中国ジャンケン

飲む時にゲームとかしませんか?こう、「古今東西」とか
「ピンポンパンゲーム」、「王様ゲーム」などなど。
でも、神戸には独特なゲームがあります。
ほかの地方で、飲みに行ったけどなかった。

それは、「中国ジャンケン」です。(略して「中ジャン」)

ルールは、基本的に2人で行い、まず「最初はグー」でじゃんけんします。
で、勝ったものが先行権をもち、お互いがグーを両手で出します。
そこで、先行権をもった者から、「なしorゼロ」、「五」、「十」、
「十五」、「二十or全部」の4つのうち、一つを言うのです。
そのかけ声に合わせて、グーからパーに変えたりします。
(出せるのは「グーorパー」だけです。)
そして、お互い出している手が、先行権の言う数になっていたら、
先行権の者の勝ちです。
まだ、その数にならなければ、先行権の交代で、もう片方が上記の
数の一つを言えます。そして、先行権のもった者が言う数になるまで
えんえんと繰り返します。

これで、負けた者は酒を飲みます。そしてまた、「中ジャン」
大概、つぶれるか記憶がなくなるまで続けますね。(笑)
もお、ハードな飲み方。
最近は吐きませんが、翌日の宿酔い(二日酔い)はかなりつらいですね。

そら、酒も強なるゆうねん。(笑)

ホストの時に憶えて、その後「ホストスナック」荒らしをしてました。
向こうに「中ジャン」が強い奴がいると聞けば、対決しに。
あちらに、「中ジャン」が強いマスターがいると聞けば挑戦に。
のちに、会ったホストから「この人強烈。初めて店に入ってきて、
おしぼりを渡す前から「最初はグー」って言いはるもん」と言われました。
おかしいな?「だれが一番強い?」と言ってたはずだけど。(笑)

慣れてるので、じゃんけんのスピードが早くなってます。
はたから見てる人はわからないでしょうね。
このじゃんけんには「格闘技」の要素があると思います。
事実上、格闘技をやってた人は強いです。
相手が次に何を出すか読み、スピードが上がっても反射神経で応戦し、
手をだす視線の位置で相手を惑わし、飲んで辛くてもガッツをだす。
負けん気が強い人は強くなりますね。
闘いだから。(笑)

これで、どのぐらい酒を飲んだか計り知れません。
いまだにやってますけど。(大笑)


今年の始め頃、酔っ払って、記憶も虚ろで、家の前に倒れてたことがあります。
そこで、警官から、

警官「おい、だいじょうぶか?」

僕 「ん...。だいじょうぶ。」

警官「どこに住んでるのかね?」

僕 「ここ、ここ」

警官「うそつけ、とりあえず交番に来なさい。」

僕 「ここやって。鍵もあるわい。」

警官「近所の人の通報で、不審者が寝てるとの知らせがあってな。」

僕 「ほんじゃ、家の前まで来てくれ。鍵開けるから。」

そして僕は家に入って寝た。
そして、次の週。また飲みに出かけた。
確実に酔っ払い、また家の前で力尽きてしまったようだ。

そして、また警官に起こされる。

警官「おい、起きろ」

警官「近所の人の通報で、不審者が寝てるとの知らせがあってな。」

警官「あれ?君見たことあるな」

同じ警官でした。(笑い)で、誰が「不審者」じゃーいっ!!(爆笑)

みなさん、こんな大人にならないでね。


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