SE
コンピュータシステムエンジニア
コンピューターは平等である。
扱う者が何歳であろうが、どの性別だろうが、どんな人種だろうが、
どんな障害を持とうが、ただ、やるべきことを行えば何の問題もない。
仕事を行う上での人の価値基準の水平化が出来るのだ
これは逆にある種の人たちに危機感をもたせる。
それによって、職場の保守化がおきる。
誰とでも比べることのできる状態になるからだ。
そこで、制度への無意味な執着がおきてしまう。
古い言い方だが、カッターを着て仕事する人を「ホワイトカラー」といい、
作業服で仕事する人は「ワークカラー」&「ブルーカラー」という。
「ホワイトカラー」は「ワークカラー」見下す感がある。
そんな程度でも差別心があるのである。そこで水平化などとんでもない
との動きがあってもおかしくはない。
それは、誰にでも平等なマシンを扱う人間同士が問題を抱えているだけだ。
ちなみに、僕は白いカッターを着て仕事に行かない。
どこかに抵抗心があるのだろう。
そして、コンピュータはどんな業界にも入り込む。
店頭受付や電話対応などで「ただいまコンピュータの方が・・・・」
おいおい、プロにそんな言い訳すんなよな。
ある程度、どんなシステムかは想像できるのだ。
コンピュータといえば融通の利かない代名詞にしないで欲しい。
ソフトを高度化し、操作員のレベルを上げれば融通どころかすごく有能になるのだ。
少し、「あそこのシステムはヤバい。」とかの話も聞く。
いま、多くの消費者金融がシステムに問題を抱えている。
2000年問題さえ解消していない所もある。
さあ、みんなどうするのかな?
この仕事は、今までの仕事で一番刺激のない仕事である。
だから、フリーになった。
しかし、一番職歴が長い仕事である。
一番稼いだ仕事でもある。
知的職業にコンプレックスがあったのだろう、
高校の同級生にこんな仕事をしてる奴はいない。
いや、学校創立以来いるかどうか。
オフィスは色々な所へ行った。
三井信託銀行、ダイキン工業、NEC、富士通などなど。
説明しなくても知っている企業ばかりだろう。
今、現在は大阪市建設局にいる。(1999.10.9現在。いつまでつづくか....。)
地方は東京、島根、広島に長期間いた。
大阪がメインの仕事場にしている。(神戸よりも仕事は多いので)
僕はもともとシステムオペレータだった。
システム開発者ではなかった。
しかし、オペレータを開発者が見下しているのが気に食わなくて
開発の仕事に移った。通常はまず雇ってくれないのだが、
(社内でも元オペレータには冷たい所が多い。プログラムを組んで
いても、オペレータと言うだけで仕事はない)
時代は、大容量のデータをさばき、信頼性に高い汎用機(大型コンピュータ)
から、小型でコストも安く、処理速度も早いPC&EWSに
(UNIX&WindowsNT)に変わってきていた。
俗に言う「オープン系」である。
汎用機プログラマーより、オープン系のSEを目指した。
しかし、オープン系の仕事は多岐に分かれており、
なにを抑えるか推測が大変だった。
アドミニストレータから始め、SEに。
なにも知らないのに、仕事を受けて家に帰ってから、必死で調べる日々が続いた。
その甲斐あってか、いまはちょっと偉そうな顔をしていられる。
しかし、知らないことを知らないと言えないエンジニアもつらいのである。
それは「仕事を放棄」したものと見なされる。
現実に首をあっさり切られたこともあった。
また、僕がカバー出来ないために、この業界を去った者もいる。
「くやしい」「助けてあげられなかった」との思いをしたこともあった。
今、現在でも正社員としてプログラマーから始め、SEになる
という図式が根強く残っているが、いまはそうだろうか?
始め、大卒のプログラマーはびっくりするほど役にたたない。
すごいプログラムを組むのにだ。
彼らはプログラムを商品にする仕様を理解出来ないのだ。
その上SEとなればユーザーと話をしなければならない。
ほぼ、一人前として役にたつのは5年後ぐらいだろう。
だが、いまは「ヘルプデスク」や「テクニカルサポート」
などの仕事もあり、「エクセル」や「web技術」、「CGデザイン」
などの仕事もある。上に書いた図式はもう役にたたなくなってきているのが現状だ。
日本社会で唯一、割と昔から契約のみの「技術屋」が法律でみとめ
られているのもこの職業だ。
つまり、能力制度なのである。(完全とはいえないが)
「転職」をせずに「転社」をたくさんできる職業でもある。
(自分の会社の人間より、出向している会社の人間のほうがよくしって
いるとか、自社にデスクがあっても使ったことがない、もうない/笑
/とかよくあることである)
さらにコンピュータは会社の機密事項に簡単に触れれる。
データを操作するのだが、機密事項がデータなのだ。
SEにみれないデータはない。(爆笑)
ややこしいから、見ないけどね。
でも、「TUTAYA」(カルチャーコンビニエンスクラブ。ビデオ、
CDレンタルの全国的チェーン店)にいた時に会員情報が見ることが
出来た。
そこにいた「オタ」君は芸能人の名前を入れると、住所や電話番号が
出てくるので、よく見ていたようだ。
(お前、「梅宮アンナ」の住所や電話番号知ってどうすんだ?)
悪趣味だったので僕はしませんでしたが。
(いまでも曲がってる精神を、これ以上曲げてどうする。/笑)
コンピュータをやってると精神が曲がり安い。
平等を取り違えてしまうのだ。
平気で上の者を自分の位置に引き下げようとする。
自分の臆病で貧しい魂を認めようともせず、また、
自分を過大に卑下して逃げてしまう。
つまり、ポリシーがないのだ。
そういう人たちに、僕は言いたい。
「すばらしい道具を無駄なことに使ってはいけない」と。
いかがでしたか?就業してみたいですか?
希望の方は「テクノロジー B-ing」を書店でお求めください。(爆笑)
追記:コンピュータセンター
専門学校卒業後、就職した会社より東京の目黒に6ヶ月
教育出張に出向いてたころ。
コンピュータセンターは秘匿性があり、住所や電話番号
は公開されていない。それに看板や会社名さえもビルの外に
あらわさない。
だが、それを熱心に調べて電話連絡してくる人もたまにいる。
僕らはその日の勤務が終わり、最終ミーティングを行っていた。
そこで、リーダーから連絡。
今朝、電話があり、「爆弾を仕掛けた。正午に爆発する」
といってましたが、大丈夫なようですね。まあ、たまにありますから。
まあ、たしかに無事だが、連絡してくれなかったのが気になる。
みんな、何事もなかったように帰り始める。
そこで、先輩がひとこと。
「ひでー。死んでたかも知んないのに仕事してた。」
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