誰も知らない

是枝裕和監督  2004年

「誰も知らない」と言いながら2004年度カンヌ国際映画祭主演男優賞に、
主演の柳楽優弥(やぎら・ゆうやと読む。)
史上最年少の14歳で受賞した事で、誰もが知っている映画になった。
おかげで、レンタルで借りるにはかなりの時間がかかった。

電車の中、ぼろぼろのTシャツ姿でスーツケースをやさしくなぜる少年のシーンから
始まる。その理由は「誰も知らない」。

もともと実際にあった事件を題材にしているので
ドキュメンタリー風の映画の撮り方になっている。
YOUの母親役が考えられないほどの無責任な母親だけど、
子供達には愛されてるところをうまく演じていた。
演技なのか自然なのかよくわからないが、おそらくその両方をミックスさせて
子役の表情をうまく引き出している。
「あの子を探して」のチャン・イーモウ監督のように
オーディションで5人の子役を適材適所に選んだ監督のセンスの良さを感じる。
ゴンチチの音楽がいい。切なさを増幅させる。

最後まで誰も知らないラストシ−ンは辛いし悲しすぎるので好きじゃないけど・・。





桂人の独り言