チョウチンアンコウの小さなオス |
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深海魚の不思議2 チョウチンアンコウは深海に生息する珍しい生態の魚です。 まず最初に驚かされるのは雄の小ささですね、 雄は雌の1/3〜1/20しか体長が成長しないのです。 最大体長は雌で46センチ、雄で3・9センチだそうです。 今まで私たちが目にしていたのは、すべて雌だったのです。 また、チョウチンアンコウ亜目の幾つかの種類の雄は一生、雌に寄生して生きるのです。 寄生前は、体も球形で眼も大きいのですが、雌の体に寄生すると、 体は薄くなり、眼や歯、腸までもが退化してしまいます。 腸がなくなった雄は雌の体に通じる血管に吸着し、 そこから栄養を吸収していると考んがえられています。 寄生している雄の数ですが、1匹ばかりでなく数匹の場合もあるのです。 この甲斐性のない寄生雄のただ1つの役目は生殖活動なんです。 なので産卵しなくてはならない雌のように大きく成長する必要がありません。 これは外敵や餌の少ない深海ならではの生態系であり、 深海では雄が雌よりも極端に小さいことは実はそんなに珍しい事ではないそうです。 また生殖活動の終わった雄は、雌の体の中にだんだん同化し、 皮膚が溶けて、完全にメスの体に同化してしまうという話もあります。 (こちらは未確認情報ですが) |
| 桂人の独り言 |