えびたいホームページには、なかなか粋な企画もあった。それは「チャットパーティー」。
えびたいの6人とホームページに集まったFanみんなでチャットパーティーを開こうと言うのだ。
日頃は静かだったチャットラインも、このときばかりは1時間も前から色めき、ざわめき、その興奮状態は尋常なものではなかった。えびたいの6人の登場を今か、今かと待ち受けるチャットライン。
そして登場!
えびたいのメンバーは2人ずつ、3組に別れてラインに入った。志乃と光子、多恵と有香、そして美佳子は杏里とペアだ。興奮は頂点に達し、暴走しはじめるチャットライン。(Fanだけでなくえびたいの6人も!)なかには、そのスピードについて行けなくてリタイアするFanの姿もある。僕はひたすら、美佳子ちゃんの発言を追いかけた。
大量の発言が交錯する大混雑のなかで、美佳子ちゃんの発言だけを探して、すぐさま返事をかえす。おおかたの行き場をなくした言葉にもまれながら、僕らの会話はすこしずつ、でも確実にすすんで行った。
MOCHA「いつもいつも、応援してるよ>美佳子」
あんり&みかこ「◯◯さんありがとお」
僕は一瞬、自分の目をうたがい、行きすぎた画面をバックスクロールさせて確認した。
杏里・美佳子ペアは美佳子ちゃんがキーボードを担当していたのだが、彼女は文字の変換ができないらしく、発言は全部ひらがな。僕のハンドルネーム「MOCHA」は英字なので、もちろん書けるはずがなかった。しかしそこには、ひらがなで「えむおかさん」と書かれてあったのだ。
通常、ネット上で出会う仲間はもちろん僕のことは「MOCHA」と書くし、声に出していうときは「モカ」である。しかし、由縁があって「エムオカ」と読むのが、僕のハンドルネームなのだ。
あんり&みかこ「えむおかさんありがとお」
たしか、4月の初めに出した最初のメールで自己紹介をしたときに、一回だけそのことにも触れただろうか?覚えてくれているんだ!こんなちっぽけなこと。
チャットラインの言葉の洪水は、またたく間にこの小さなやりとりを飲み込んでしまった。
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