愛しき生徒達へ(2000年10月10日)


 桃栗三年。



 石の上にも三年。




 とは言うが、僕が本格的に勉強しだして、三年が経ち、もう四年目になった。



 今年(2000年)も司法試験の二次試験(論文試験)に落ちた。




 二次試験に落ちても、来年は一次試験からだから、結局、毎年のことながら一から出直すことになる。




 三年・・・四年・・・・思ったよりも時間がかかっている。

 司法試験は僕が思った以上にハードだった・・・・・・・

 ・・・・・・・という感じではない。




 司法試験がハードだった、というよりも、思った以上に、僕が大学受験の頃ほどには「がんばる」事ができなくなってる、というのが問題なのだろう。




 がんばらねば・・・とは思っても、悲壮感漂わして自分を追い込みたくはない・・・。それは受験がゴールではないから。




 塾で受験生を教えていて、この時期になると精神状態が不安定になるコというのが出てくる。


 それぐらい追い込まれることも重要なのかもなぁ、と思ったりもするのだが・・・。




 愛しき生徒達へ

    及び、自分自身へ。





 受験は無意味?



 人生に立ち向かう姿勢を、力強く生を享受する力を、苦痛を闇を笑う涼やかさを体得すべき時機。





 受験の終わり、苦しみの終わり。

 生は、まだ終わらない。

 日常は終わらない。






 受験の向こう側、闇の終わり、光射す楽園?。

 苦難の終わり?。






 いつか、来る、終わらない苦難。






 悲劇として立ち向かうこと、光陽を希求し現在の苦難に耐える姿勢・・・。


 「終わらない苦難」に立ち向かうことは、かなわぬだろう。







 苦難と感じない、受け流す軽やかさ、今を肯定する力、笑える快活さ。

 それが、終わらない苦難に立ち向かう力。

 いや、「苦難」すらやっては来ないだろう。




 闇にいる者よ、「明日」に光を探すことなかれ。汝、光たらんことを願う。










 幸せなまま、試験に受かりたいものだ。




 それが僕の挑戦でもある。




 三年が経って、もう四年目・・・・。



 そろそろ、ちゃんとやらねば。来年には受かりたいものだ。



 自分がじゃないことを祈る(苦笑)。








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