エロス+虐殺 


エイプリル・フールは少なくとも3曲で参加。
1曲はギター、キイボード、ベースとリムから始まり、ドラムスが次第に絡んでいくブルーノート(ブルーズ)の曲。
1曲は三拍子のジャズ的なリズムから後半はエイトビートに転じる曲。
残る1曲がep化された「ジャズ・ロック」。イントロのオルガンは「タンジール*」を彷彿させ、またセヴンス系のトゥー・コードをベースとした演奏は「暗い日曜日*」のような叙情性がある。
3曲とも、ほとんどがインプロと思われ、4リズムの絡みつくような演奏からは当時のライヴ演奏が想起され、たいへん興味深い。
全体にギターがアルバム以上にキイボードに拮抗しているのも印象的である。

あと1曲、教会っぽいオルガン演奏に前衛音楽のようにパーカッションが絡む**曲があるが、これがエイプリル・フールの演奏かどうかはよくわかりませんでした。

映画のクレディットでは音楽は一柳慧、ディスクでも「ジャズ・ロック」の作曲は一柳さんとなっているが、これらエイプリル・フールの演奏は彼らによる即興ではないだろうか?
(なんらかのダイレクションはあったかもしれないが)

*2曲ともエイプリル・フール唯一のディスクに収録
**なんとも表現しにくいのですがツトム・ヤマシタや富樫雅彦のpercのような感じとでもいうか。この種の音楽はふだんまったく聴かないので、、、

photo from 日本映画専門チャンネルホームページ

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2003.12.30.rev.1