●「からす」におけるギタープレイ

小坂忠のファーストディスク「ありがとう」収録の「からす」のエレギ*は茂なのに「定本」や「画報」のディスコグラフィーにクレディットがない。
これはそもそも「ありがとう」のディスクにクレディットがないからだ。
では、なぜディスクに茂のクレディットがないのだろうか?
推測だが、茂のエレギは録音完了後に急遽追加したのではないだろうか?。
この「からす」は細野さんのベース・アコギ・オルガン+ドラムスという構成がほぼ同時期の「風をあつめて」と同じである。
当初はこの構成で製作しジャケットまで完成したものの、その後急遽追加したのでは?
こう考えると、曲のアウトロに突然登場するギターソロ(実にハマっている)がノークレディットである理由がわかりやすい。
どうでしょう?
蛇足だが、1972年の笠井紀美子の「アンブレラ」収録の「窓をよこぎる雲」の演奏の質感がこの「からす」に似ている気がする。
細野、茂にフィルのタイミングが独特なサムライの原田さんが絡む構図が同じだからだろうか?(2003.9.23 rev.1)