1967年のアストラッド・ジルベルトのアルバム「windy」は、エウミール・デオダートのアレンジした「dreamy」「chup,chup,i got away」「on my mind」「windy」「cricket for anamaria」の5曲が「アメリカナイズされたボサノーヴァ」なじつに良い雰囲気*で、おもわずこの5曲のみ聴いてしまう。
その中の「on my mind」はデオダートの曲なのだがマルコスの作曲「terra de ninguem」にaメロがそっくりである。
何故だろう?
デオダートは彼のグループ、オス・カテドラーチコスで1965年にすでに「terra
de ninguem」をカヴァーしている。
その時のクレディットも当然マルコス作曲である。
そんなこともあり、またマルコスとデオダートの関係**から考えても「盗作」は考えにくい。
じつはデオダートの作曲なのだろうか?あるいはビジネス上の理由でやむなくデオダートの作曲ということになってしまったのだろうか?(2004.8.28)
*アメリカナイズされたからよいのではなく、「ブラジルなボサノーヴァ」がもちろん最高に好きなのですが、このアルバムや、のちにジョビンと組んだ「tide」や「stone
flower」の「アメリカナイズされたボサノーヴァ」の「別の良さ」も大好きなのです。わかりにくいでしょうか???
**マルコス・ヴァーリの1~4作目のアルバムはほとんどがデオダートのアレンジ。