NO.01 本屋にて・・・

バイキング

 

 

あれは俺がまだ小学生の頃だった。たしか、5年か6年の時の話。

俺は少年野球をやっていて、毎日練習があった。

その日はたまたま学校の都合で校庭がつかえなかったから

練習は休みだった。

そのせいもあってか、浮かれていた俺は下校途中

いつも、通り慣れた本屋の前を通りかかった。

すると同級生の渡辺君(仮名)が立ち読みをしているではないか!!

しかも、こちらに背を向けて!!

「チャンス!!」と思った俺は、渡辺君に気付かれないように

そっと近づいた。

渡辺君は背が高く肩幅もガッシリとしてて

当時、中学生のような体格だった。

その渡辺君に近づいた俺はここぞとばかりに

後ろから思いっきり渡辺君の頭をはたいた(笑)

ビックリしてこちらを振り向いた渡辺君を見て

こんどは俺がビックリ!!

なんと、俺がはたいた相手は渡辺君ではなく、

見たこともない中学生だった(笑)

2人とも少しの間、動きがとまった。

そして、我に返った俺は、いちもくさんに逃げた(笑)

相手は中学生、捕まったらかなうはずもなかった。

家まで全速力で逃げ帰った俺は

カバンを置くと何を思ったか、また本屋まで戻って確認をした(笑)

マジで焦った!!恐かった!!

もうその中学生はいなかった。

今となってはおもろ話だけど当時は応えた。

それ以来、俺はイタズラをしなくなりました。