喜劇役者

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きょうも私は 舞台に立って
おどけた役を演じてみせる
あんたはいつも お客の一人
こんな私を 笑って見てる

きれいな服を着たお姫様や
素敵な役は回ってこない
あんたは 私の愚痴を聞きながら
「おまえにゃ 今の役が似合う」と笑う

せめて せめて あんたの前じゃ
きれいな女を演じてみたい
喜劇役者の私だけれど
あんたが好きで 大好きで


舞台の私と ほんとの私
どちらがどうだか わかりゃしない
だから友達は私のことを
真抜けた女と思ってるだけ

知ったかぶった顔で なぐさめてみたり
あんたは私に優しいけれど
心の中じゃ 真抜けたやつと思っているようで
気が気でならない

せめて せめて あんたの前じゃ
可愛い女を演じてみたい
喜劇役者の私だけれど
あんたが好きで 大好きで


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