水平線
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朝焼けに燃える海へ
私は今漕ぎ出すの
夢と現(うつつ)の出逢いを
あなたと探しに行くわ

日曜日の午後になると
一人で海へ出かけて
空と海の出会うところを
膝を抱えて見ていた
あれは 夢を素直に口に出せた遠い日々

時が過ぎて
人が空を見上げなくなったときも
客が誰もいない喫茶店(さてん)で
あなたは歌い続けた
空と海の出逢うところを
一緒に探しに行こうと

そしていつしか
あなたと同じ夢を見ていた

朝焼けに燃える海へ
私は今漕ぎ出すの
夢と現(うつつ)の出逢いを
あなたと探しに行くわ


空と海の出逢うところは
近いようで遠くて
いくつ夜を越えてみても
辿り着くことはない
荒い波に気を取られて
あなたは空を忘れた

だけど
暗い海で嵐に遭って
船を傷つけられても
いつか再び 星を頼りに
船は走り出すでしょう
夢は負けはしないわよね
苦しみの大きな波に

泣きたいときには振り返って
私いつも そばにいるから

朝焼けに燃える海へ
私は今漕ぎ出すの
夢と現(うつつ)の出逢いを
あなたと探しに行くわ


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