『海原』


海原に愛を見た
飛び込んでしまった
入ってくる頭の中
覚えの無い歩調で
飲み込まれる奈落の底に
もがけばもがくほど沈んでいって
僕の身体蟻地獄の思う壺
助けてくれなくてもいい
たとえ逃れられなくても
あなたのその手に触れてしまえば
きっと僕は絡め取られてしまう

海原に見えた愛は
思うよりも切なく
流れ出す涙には
潮の香りが混じる
這い上がろうともがいてみても
あなたの笑顔からは逃れられない
僕の細胞蟻地獄の誘惑に
誰より辛くてもいい
あなたと心が交錯する
あなたのその手に触れられたら
あなたを僕が絡め取ってあげる

海原に浮かんで消える時の涙
喉が焼けても飲み込んでみせよう
海原に浮かんだ愛は
甘く熱く辛い刹那
あなたのその手に触れてしまえば
僕は奈落を愛せてしまう



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