それでは順不同、思いつくままに書き連ねます



The Who

誰が何と言おうとMy Best Band!
最初に彼らに出会ったのはくすんだアイボリー地にスタンプを押したジャケットのアルバム「Live At Leeds」でした。ピートの印象的なリフから始まるこのライブアルバムの中に彼らの全てが詰まっていると言っても過言ではありません。断末魔のように叫ぶロジャー・ダルトリーのボーカル、まるで生き物のようにラインを這い回るジョン・エントウィッスルのベース、パワフルで本能的かつテクニカルなキース・ムーンのドラム、衝動的な中にも計算されたリフを弾き出すピート・タウンゼンドのギター。練り尽くされたトータルアルバムにも彼らの良さはあると思います、やはりこのバンドの真骨頂はライブ!モントルーやウッドストック、ワイト島フェスティバルでの映像を見る限りでもそれは明白です。機会があれば音よりもまずそちらを見てもらいたいくらいですね。きっとブッ飛ぶから。
もう少し話しをしましょう。このバンドのもう一つの特徴・・ ・ ・ 。
The Whoはその歴史の中で2枚(個人的には「The Who Sell Out」も含めたいのだが、ここでは敢えて割愛させていただく。)のトータルアルバムを発表しています。ロック・オペラと呼ばれ、彼らを実質的に世界のビッグネームに押し上げた「Tommy」、映像はいまだにモッズのバイブルとする人も多いと思うアルバム「Quadrophenia」がそれです。これらのコンセプトは常にピートから出ており、彼の秀でた才能を垣間見る事ができます。しかし、素材が良くてもそれを形作るモノ達が悪くてはどうしようもない。そういう意味でも(くどいようであるが)The Whoというバンドがいかに卓越したセンスとテクニックを持ち合わせていたのかは言わずもがなですよね。また、これほど音と映像の関係が密なるバンドもこの時代には珍しいのではないのでしょうか。

繊細さと暴力
己の内にある押さえられた感情と鬱積した反発心

誰でも持っているかもしれない個人的感情をバンドという形で体言してきた彼ら4人は、その中の一人キース・ムーンの死によってそのバランスを失い、崩壊してしまいました。。。。「年老いる前に死にたい」と歌った若き反抗者達は、その後もそれぞれの道をゆき、今でも不満をぶちまけながら進んでいるのです・ ・ ・ ・ 。

King Crimson

それまで分かりやすさが一番だった筆者をプログレの世界に引きずり込んだ張本人であり、今なお進化しながら活動を続けているKing of Progressive Rock〜その名もずばりキング・クリムゾンです。 始めてこのバンドと出会ったのは場末のレコード屋(当時はまだCDなんぞはなかったもので)でした。 何気なく見ていた中古レコードの中にそれはありました。 何かに苦悩してか、何か見てはいけないものを見てしまったからか、ジャケット一面に描かれた顔が懇願するようにこちらを見据えていたのです。 そこからは魔法にでもかかったようで、気がつくとレコードがターンテーブルの上にのっていました。 それでもまだ夢うつつのなかにいた筆者を嘲笑うかのように微かなノイズのあと、それは唐突に始まったのです。 「21世紀の精神異常者」 攻撃的なリフのあとフィルターをかけたひび割れた声が世界を引き裂き、あれよあれよという間に筆者は宮殿の中に迷い込んでいたのです。。。その微熱が今でも続き、実際このアルバムはフェイバリッドの一つであるし、禁断症状をともなうアルバムとして筆者の中で確固とした地位を築いています。個人的な意見としては第一期クリムゾンもいいのですが、第四期と言われる時期が一番好きです。メンバーはロバート・フリップ、デビッド・クロス、ジョン・ウエットン、ジェイミー・ミューア、ビル・ブラッフォードの5人。前期作では構築された攻撃性と叙情性が一体となって新しいロックを作り上げていましたが、アルバムを出すごとにジャズなどの影響も強く見られるようになり即興性がより強くなっていきます。アルバム「アースバウンド」ではその傾向が仇となり、フリップと他のメンバーとの隔たりを大きくしてしまったようです。しかし、その翌年に発表した「太陽と戦慄」では先に記したメンバー達によってその試みが正しかったことを証明されるました。アルバムの中でもっとも注目すべきは5曲目〜6曲目の流れです。一曲めの「太陽と戦慄パートT」から始まり、最後の「ザ・トーキング・ドラム」から「太陽と戦慄パートU」へ移り変わる様は、いつ聴いても鳥肌ものです。演奏者と楽曲、そしてそこにある空気までもが一体となり、聴く者を圧倒的なエネルギーの渦に巻き込んでしまう。そして、図らずもそこに埋もれてしまった者は、真紅の宇宙の中でさまよい続けてしまうのです。機会があれば是非ともその異空間を実際に体験していただきたいものですねぇ。。。クリムゾンは、その時代により様々に形を変え人を変えて今だ進化(Progress)し続けています。混乱から静寂、狂気、戒律と変化した彼らがこれからどこへ向かおうとしているのか・・・期待もあり不安もあるのですが、結局のところ楽しみが優先してしまうのは否めない事実ですねぇ(^-^)。これからもついていきます、フリップ先生!(笑)

  Y M O


言わずと知れたジャパニーズテクノミュージックの金字塔。 といっても昨今のいわゆるテクノとは少し違うのです。 現在のテクノはまずテクニック(機械)がありますね。でも、この時代のテクノは始めに人ありき・・・人がテクニックをどう駆使するかという前提があったわけです。 多感な中学時代、音楽とのかかわりはここから始まったといっても過言ではありません。 3人のメンバーの中でも一番好きだったのがドラマーの高橋幸宏でした。思えばこの頃からドラムという楽器を叩いてみたいという思いが芽生えていたんだろうと思います。 そう、彼がいなければ今の筆者はいなかったのです。 最近はリミックスされたものやライブ盤が発売され、新たにスポットが当てられているようです。今聴いても衰えていないパワーはもはや伝説と言っても過言ではないでしょう。(^-^)

Pink Floyd

’ピンクフロイド・サウンド’を前身としてシド・バレットを中心に結成されたサイケデリックバンドでした。当時はまだ珍しかったライトショーを早くから取り入れ、ビジュアル的にもまさに前衛的というにふさわしい活動をしていました。筆者が本格的に聴きはじめたのは成人になってからなのですが、実は12〜3歳の頃に一度聴いていたのでした。しかし、その頃は”退屈な環境音楽”くらいにしか感じていなかった(我ながら不覚をとったもんです(^-^;)らしく、その後数年は記憶から抹消されていました。しかし次に出会ったとき、それは衝撃に変わりました。アルバムは「A Sauserful Of Secrets」(邦題:神秘)に納められた"Set the Control For the Heart of the Sun"(綴り違ってたらごめんね)なんの変哲もない、ダラァ〜ッと流れていくような曲なんですが、なんともいえない雰囲気に飲み込まれてしまいました。毎日はキツイけど、たまに禁断症状がでてしまう不思議なバンドです。一度お試しあれ・・・

ARB

これぞ日本のロックバンドです。日本のBayCityRollersというキャッチフレーズ(キツイ(^-^;)でデビューしたのですが、そんなもんが長続きするわけがなく、最初6人編成だったバンドも4人になり、そこからが本領発揮・・・まさにユニオン・ロッカーとして骨太のロックを展開しました。いわゆる”めんたいロック”の一角とされているのですが、それらの他のバンドと違い、いろいろな地方の出身者が集められたバンドでした。結成以来幾度かのメンバーチェンジ、休止期間を経て現在まで活動している姿はほんとにカッコいい!若者・労働者・社会・ハイテク・・・その時代の日本を的確に把握し、あるいは時代を先読みしたような歌詞に鋭いエッジのきいたギターが主張し、意外にも(?)テクニカルなベースが絡み、ストレートすぎるほどにストレートなドラムが煽るようにはじける。。。的確な表現かどうかはわからないけれど、とにかく「これがロックだ!」という姿を見せてくれる数少ないバンドなのです。好きなアルバムは「W」。今でもライブで演奏される”ユニオン・ロッカー”をはじめ、冷戦状態の東西問題を比喩と皮肉をまじえて歌う”ウイスキー&ウォッカ”など、現在でも色褪せない名曲ぞろいのアルバムです。彼らはその後のバンドにも少なからず影響を与えています。現メンバーのEBIも学生時代からARBのファンだったのは有名な話です。。。。でも今は正式メンバーだからいいじゃん!・・・と悔しがっても仕方ないんですけど(笑)。バンドもファンも魂こがして走り続けている

浜田省吾

かれこれ15年、彼のファンをやってます。15年というと生まれてからほぼ半分の年数になるわけです。長いです。よくやってます(笑)。今まで3度ほどコンサートを見に行きました。最初はクリスマス直前の北海道真駒内アイスアリーナ。その日は前の日に降った雪も溶けかけていて、コンサート中にも「雪・・・降るかねぇ?」というMCがあったくらいでした。そんな中で聴いた”Midnight Flight(ひとりぼっちのクリスマス・イヴ)”は感慨深かったですね。あっという間に時間が過ぎ、余韻を残して会場を後にしようとしたとき、雪が降り始めたのも嬉しかったなぁ。。。二度目は初夏のイベントOne And Onlyでした。野外という事もあってずっと大きなステージと大掛かりなセットに圧倒され、ほとんど何も覚えてませんが(笑)。次は留学生支援コンサートの一環として行われたコンサートです。実はその場所とは、当時筆者が通っていた学校の講堂で行われたのでした。なんというラッキー!はがきで応募というチケットでしたが、筆者はなんの迷いもなく当選を確信していたらしいです(^-^;。そしてみごとチケットをゲット。しかも一階のまん真ん中の席。こんなに近くで見れるなんて・・・感動しました。帰りに外で待ち伏せというミーハーな行動をとったのは最初で最後ではないでしょうか(笑)。また行きたい。。。そう思わせるコンサートです。蛇足ですが、筆者がギターで最初に覚えたのが浜省の”路地裏の少年”でした。そして既にお気づきの方もいると思いますが、このホームページの題名にも少々拝借いたしました。

E.L&P

エマーソン・レイク・アンド・パーマー。。。元祖スーパー・バンドとでも言うのでしょうか・・
・。ナイスというバンドでもはやクラシックとの融合を試みていたキース・エマーソン、キング・クリムゾンで華々しいデビューを飾っていたグレック・レイク、アトミック・ルースターでハードなドラミングを聴かせていたカール・パーマー。この3人が一同に集まってその名も”エマーソン・レイク・アンド・パーマー”というバンドを結成しました。このバンドは他のバンドとは少し違い基本的にはギターレスバンドでした。(とは言うもののギターがまるでないわけではなく、グレッグ・レイクがギターを弾いた曲も多いのですけど)それはまさにロック界のキーボードの新しい位置を築いたとも言えるのではないかと思います。彼らの特徴はやはりクラッシック音楽を3人で演奏するという事ででしょう。アルバムには必ず何らかの形でクラッシックの曲が納められており、そのものずばりクラッシック曲を演奏したアルバムもあります。それがムソルグスキーの「展覧会の絵」です。このアルバムは全編ライブ音源なのですが、それがライブである事を忘れるくらいに完璧な演奏を聴かせています。映像としても見る事ができますが、そちらも素晴らしい出来です。緊張感と余裕がいい具合に混ざり合って、生で見れなかった事を後悔してしまうほどの名演、と同時にE.L&Pというバンドがいかに素晴らしいライブ・バンドであったかという事を再認識できる映像です。興味があれば見て欲しいですねぇ。一昨年、念願叶ってライブを見る事ができたのです。50歳とは思えないほどの熱演で、時間は短かったのですが目が離せない感じのいいライブでした。帰りに偶然裏口で見かけたカール・パーマーはカッコよかったなぁ(^-^)。キース・ムーンとならんで大好きなドラマーです。これからも頑張って欲しいですねぇ。

ASIA

60年代末に台頭し、様式美、構築美を誇ったプログレッシブ・ロックは、70年代に入って現れたパンク・ロックによって全てを破壊され衰退していきました。しかし、一時代を築いた者達はそこでただ手をこまねいていたわけではなく、80年代にはいるとそれらの残党達が集まって、いわゆるスーパー・グループとして鳴り物入りで新たなるデビューを飾っることとなりました。そのバンドがエイジアでした。キング・クリムゾンの”ジョン・ウエットン”、イエスの”スティーブ・ハウ”、E.L&Pの”カール・パーマー”、そしてバグルスを経てのちイエスに加入した”ジェフ・ダウンズ”名前を聞いただけでも一級品ですが、驚いたのはその音でした。多くの人々はこのメンツから当然予想されるプログレ志向の強い音を予期していたと思いますが、その予想はことごとく覆されたのでした。アルバム「詠時感〜時へのロマン」はプログレ色を若干残しながらも、そこには良質なポップ・ソングが納められていたのです。それは主にリーダー格のジョン・ウエットンと、抜群のポップ感覚を持ったジェフ・ダウンズによるところが大きかったと思われます。そして、更にポップ色を強めた自作「アルファ」も時代に取り入れられ、次々とヒットが生まれました。しかし事件はその後起こってしまいます。それまでライティングも手がけていたギターのスティーブ・ハウが脱退。更にジョン・ウエットンも一時的に脱退、そしてなんとクリムゾンつながりのグレック・レイクが加入、ハウの復帰、グレックの脱退、ウエットンの復帰、ハウの再脱退・・・なんと出入りの激しいことか(苦笑)。その後新たに若手ギタリストのマンディー・メイヤーを迎え、3作目「アストラ」を発表。よりヘビーな色を打ち出し再起を計ったのですが、鳴かず飛ばずの評価しか得られずツアーに出ることすらできなかったようです。そのままバンドは自然消滅してしまうのですが、その後も何度かイベント的な再結成を繰り返しつつなんとか名前だけは残しています。90年代にはオリジナル・メンバーはジェフ・ダウンズ一人というエイジアが存在し、アルバムも出しているのですが、個人的にはウエットンのいないエイジアはエイジアにあらず、と思っています。1999年には久しぶりにウエットン、ダウンズ、パーマーが集いエイジアとして活動し、来日もするという情報があったのだけれど、来日直前になってウエットンのソロライブになっていました(^-^;。相変わらずやってくれます(笑)。しかし、なにはともあれ今回一時的にではあれ真の再結成は成されたわけで、わずかながら今後への期待も膨らむという意味では嬉しいことではありました。しかし、なんでこうも気を持たすかなぁ・・・もう一度来てぇ〜〜〜(笑)

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