hi_infidelity.jpg
『 Hi Infidelity 』 '80    REO SPEEDWAGON
 1.Don't let him go
 2.Keep on loving you
 3.Follow my heart
 4.In your letter
 5.Take it on the run
 6.Tough guys
 7.Out of season
 8.Shakin' it loose
 9.Someone tonight
10.I wish you were there
< KEVIN CRONIN >
< KEVIN CRONIN >
< GARY RICHRATH / TOM KELLY >
< GARY RICHRATH >
< GARY RICHRATH >
< KEVIN CRONIN >
< KEVIN CRONIN / TOM KELLY >
< GARY RICHRATH >
< BRUCE HALL >
< KEVIN CRONIN >

デビュー14年目の、通算10作目にあたるアルバム。 彼らのキャリアの中での最大のヒットとなる。
15週連続全米1位、全世界で1800万枚を売り上げたメロディアスな1枚。81年の年間アルバム・チャートでは、
なんとジョン・レノンの遺作『 Double Fantasy 』や大御所ケニー・ロジャースの『 Greatest Hits 』を下しての1位を獲得した。

プロデューサーはケヴィン・クローニン、ゲイリー・リチラスとケヴィン・ビーミッシュ?(読み方わからん)

メロディーとヴォーカルに重点を置いた会心作。 どの曲もドラマティック、どの曲も親しみやすい。 @が全米24位、Aが同1位、
Cが同20位、Dが同5位をそれぞれ記録した。 特にAは81年年間チャートでも10位に入るというほどのヒットを記録。
Cなんかは絶対どっかで聴いたことがあるような曲だ。 おすすめは、あえて言うなら@A
しかし、全体として一貫性のある非常にイイできのアルバムなので無駄な曲は1曲もない。

まず、このバンドで何が最初に気になるかというと、そのバンド名である。 "REO スピードワゴン" なんかカッコいい
元ネタは1910年代の消防車の名前、それにその車の設計者のイニシャルREOをつけて、バンド名の出来上がりという次第。
そういえば、週間少年○ャンプのロング連載人気作『○ョ○ョの○妙な○険』(今でもやってんのか?)の初期の頃の話に、
スピードワゴンっていう名前のおっさんが出てました。 この他にリサリサっていう名前のおばさんも出てたような・・
この作者は80'sフリークに間違いない! ナイス・センス!

さて、アルバムの話に戻ろう。
メンバーはケヴィン・クローニン(vo,g)、ゲイリー・リチラス(g)、ブルース・ホール(b)、
ニール・ドーティ(key)、アラン・グラッツァー(dr)の5人。
ニールとアランが67年にバンドを結成し、ドアーズやバーズのカバー曲などもやってたそうだ。 71年にデビュー・アルバムを発表。
ケヴィンは2代目のヴォーカリストで、しかも一度脱退した後、再加入している。

80'sの売れっ子コンビの片割れ、トム・ケリーの名前が2曲でクレジットされてるのも興味深い。
彼はA、C、G、Iでバック・ヴォーカルにも参加している。

Aの他に、一発屋じゃないという証拠を見せ付けた85年の「 Can't fight this feeling 」も全米1位となり、
一般にはバラード・バンドの印象が強いんじゃないかな? でも楽しげな曲も多い。
バラード・ロックなるものがもてはやされ出すのは、もうちょっと先の話。

収録時間が35分ぐらいと短い(本当に短い!)のも確かだが、聴いてるとあっという間に1枚終わってしまうという名盤なのだ。