調整肥

 田植えの時期に与えた肥料が、だんだん弱ってきます。それでよいのです。なぜならば、この時期になって肥料がききすぎると、丈(たけ)が長くなって、秋になって実るころ、稲が倒れる心配があるからです。コシヒカリは、神戸や三田の北摂地方の方言をつかって、「コケヒカリ」(倒れることを「コケル」という)というあだ名がついているほど、稲が倒れやすいのです。おいしいお米をつくるためには、苦労があるのです。
 そこで、出穂(しゅっすい)の30〜35日前、6月下旬に、「PK」を与えます。リンは結実をよくし、カリは、根を丈夫にし、茎をかたくする肥料です。他にも硫酸マグネシウムがよい、ともいわれています。調整施肥(せひ)です。